前回のブログの続きです。
前回のブログでは、29枚目シングルに収録されている5期生紹介動画、菅原咲月さん編を中心に彼女の思いっきりのよさなどについて触れました。
バンジージャンプに挑んだり、ひたすら喋り続ける姿を映すなど、あまりアイドルっぽくない紹介のされ方だし、制作者サイドもあえてアイドル的な要素を排していたのではないかと想像しました。
それで、もしかして、今までの乃木坂の枠に嵌まらない存在として期待されているのではないかと妄想を広げました。
今回も妄想をいっぱいに広げて、あれやこれや書いてみたいと思います。
29枚目シングル収録、5期生紹介動画より
彼女の親しみやすいキャラに乗じて本ブログでは彼女を「小吉」さんと呼ぶことにします。
持っている人
小吉さんて『乃木坂工事中』でバナナマンさんにあだ名で呼んでもらっている数少ないメンバーですね。
かつては川村真洋さん→ロッティー、中元日芽香さん→ひめたん、という方々がいましたが、現役では多分、梅澤美波さん→ウメ、菅原咲月さん→小吉、のお二方だけだと思います。
5期生からもいろいろなあだ名で呼ばれているみたいですね。
「さっちゃん、さち、さちこ、道真、ざねっち、ママ、しゃつ」等々。
それだけでなく、新乃木坂スター誕生でも、オズワルドのお二方から「すがわらさつき」とフルネームで呼ばれたかと思うと、「すがさつ」と略して呼ばれたりと。
なんでしょうね。名前でいじりたくなるキャラなんですかね。
それだけ親しみやすいキャラということなんでしょうが、でも、なんでこうも名前でいじられるんでしょうか。
理由はわかりませんが、やっぱり「持っているから」ということなんでしょうか。
次は、ビジュアル面です。
ビジュアル面では、よく完成されていると言われている彼女ですが、それはその通りだと思うものの、実はそれだけでなく、非常に大きな「売り」を持っていると思います。
それは、
- 茶髪だけど地毛
- 身体が細いのに大食い
という特徴です。
茶髪だけど地毛。お金をかけて染めている人にとっては羨ましい限りでしょう。
いや、地毛であれほど目立つ茶髪ってなかなかないですよね。
小さい頃は茶髪でも、大きくなるにつれ黒くなり、最終的に真っ黒になるパターンが多いように思います。
うちの子も小学生高学年までは結構目立つ茶髪だったんですが、どんどん黒くなり、高校生になったら普通に黒髪になっています(よく見ると若干茶色がかっていますが)。
これ、女性陣にとってみたら、すごい話で、「染めているの?」「いや、違うんです、地毛なんですよ」なんて会話をきっかけに話が広がっていきそうですね。
自分の身体的な特徴が話のタネになるんだから、投資コストゼロで取り高大、という羨ましい属性の持ち主だと思います。
それから、細いけど大食い。
大食いについては自己申告なので、真偽のほどははっきりしません。
さすがに松村沙友理さんみたいな、フードファイター並の食欲の持ち主ではないでしょうが、自己申告でもなんでも、その話をきっかけに話が弾みますね。
小吉さんの弁によると、牛タン11人前、大盛りご飯2杯を食べたとのことですが、まあ見た目からしたら大食いだとは思いますが、残念ながら同期から大食漢認定発言がないようなのでなんとも。
どちらかというと、大食漢の評価は池田瑛紗さんの方に集中している感があります。
まあ、いいです。
何にしても、細いけど大食いというのは、見た目そのままなので、入りやすいネタですよね。
こういう特徴を持っているだけで、初対面でも話の取っ掛かりになるでしょうし、バラエティーでもネタとして使えそうですね。
ビジュアル的にわかりやすい話のタネを持っている彼女は、やっぱり「持っている」ということなのでしょう。
そして最後に、彼女がセンターを務めた5期生楽曲の『バンドエイドを剥がすような別れ方』。
この曲の人気は高く、YouTubeで2022年8月12日に乃木坂公式動画として公開されてから再生回数(2023年6月7日時点)が988万回です。
この曲の人気を測るために表を作ってみました。
タイトル | 公開日 | 再生回数(万) | 公開日数 | 再生(万)/日 | |
30枚目表題曲 | 好きというのはロックだぜ | 2022/8/12 | 790 | 299 | 2.64 |
5期生楽曲 | 絶望の1秒前 | 2023/2/1 | 205 | 126 | 1.63 |
5期生楽曲 | バンドエイド剥がすような別れ方 | 2022/8/12 | 988 | 299 | 3.30 |
5期生楽曲 | 17分間 | 2022/12/1 | 523 | 188 | 2.78 |
5期生楽曲 | 心にもないこと | 2023/3/17 | 301 | 82 | 3.67 |
30枚目シングルに収録されている『バンドエイドを剥がすような別れ方』の表題曲は『好きというのはロックだぜ!』なのですが、その曲と5期生楽曲を対象に、YouTubeでの動画再生数を比較してみました。
この記事を書いている2023年6月7日時点までの再生回数を、公開日から2023年6月7日までの日数で割り、1日当たりの再生回数を算出してみました。
見てのとおり、『バンドエイド剥がすような別れ方』と『心にもないこと』の人気が頭一つ抜けているのがわかります。
やっぱり持っているということなんでしょう。
バランス感覚の良い人
Ten years birthday、5期生にとっては、初めてのライブで自分のことでいっぱいいっぱいになるはずなのに、当時の秋元真夏キャプテンに見せ方、喋り方についてアドバイスを聞きに行くなど、なかなかの行動力を見せています。
それから乃木坂工事中で期別のリレー対抗でも、次の人がすぐに飛び出せるようテキパキと準備している様を見ると、「ああ、この子は仕事ができそうな子だなあ」と直感的に思います。
仕事のできる人には、ざっくりと言ってタイプが2つあるように思います。
一つは、頭がいい人。俗に言う「カミソリのように切れる人」。
もう一つは、勘がいい人。感覚で良し悪し、足りないものを察し、さっと行動に移せる人。
実際は完全に2つにすっぱりと分かれるわけではなくて、実際にはハイブリッドなんです。
つまり、頭が切れるけど勘が働かない人、勘はいいけど頭が悪い人はあまり頼りにはならないんです。
でもまあ、その辺の細かさには目を瞑って、ざっくりと分けると、この2つに分かれるっていう話です。
そうやって分けると、小吉さんは後者に入る気がします。
勘がよく、いろんなことに気づき、テキパキとこなしてくれる人に見えます。
勘がいい人の何が強みかっていうと、「バランス感覚のよさ」なんだと思います。
何が足りていて何が足りていないか、とか、いますぐに手を打たなければいけないものは何か、逆に今のところは放置しても問題ないとかをとっさに判断できるっていう、そういう能力を持った人です。
こういう人が組織にいると、すごく頼りになるんですよね。
個人的な観測でしかありませんが、運営サイドが彼女を推す背景には、その辺を評価しているんじゃないかなあ、と思っています。
ミーグリの完売率が上がったとか下がったとか、そういうのとは違う次元で評価されているんじゃないかなあ、と個人的な願望も込みでそう思う次第です。
彼女が尊敬している久保史緒里さんとラジオで共演し、彼女のMCや演技などについての秘訣をいろいろと聞き出していたのですが、そこですごいなと思ったのは、単に聞き出すだけでなく、自分がどうしているかを例として挙げ、そのうえで「どういうことを考えて臨んでいるんですか」と聞いていたことです。
漠然と「何を考えて演技していますか」というような聞き方をするよりも、相手も話しやすくなるし、話が具体的に、そして深くなりますね。
どこまで計算しているかわかりませんが、あの若さで、そういうことが自然にできてしまうというのは、大したものだと思います。
スポンジのように吸収?!
正直、加入当初の彼女の歌は、あまり上手いとは思いませんでした。
声が上ずっているように聞こえ、苦手そうに歌っていたかったように思います。
本人もブログで加入当初は、歌に自信がなかったと書いています。
しかし、だいぶ努力してるんじゃないかと思います。
一音一音、音を大事にしながら歌っているように見えますし、ロングトーンのあとに付ける音を跳ね上げるテクニック、あれなんていうんですかね、アルノさんがよくやるやつ、そういう表現テクニックを使ってみたりと、いろいろと吸収しているんじゃないかと思います。
5期生は、歌の上手い子が多いですからね。
互いに刺激を与えあっているんじゃないでしょうか。
エースになる人?キャプテンになる人?
いろいろと彼女について書いてきましたが、ここらで締めに入りたいと思います。
未来のエースとか、キャプテンとかと言われているようですが、どちらも可能性はあるでしょうし、どちらの道に進んでも力を発揮できるでしょう。
ただ、個人的には、乃木坂の「渉外」担当として力を発揮してもらえたらいいなあと思っています。
前に説明したように、単に会話がうまいだけでなく、ビジュアル面でも会話のタネを持っています。
こういうのはすごく武器になると思います。
そうやって外に出て、ファン層を拡大してもらえたら嬉しいなと思います。それは若い子だけでなく、同じ芸能人、果ては番組のスタッフまで「味方」として増やせるんではないかと。
そうすれば、乃木坂として紹介される機会が増えるわけですから。
今のところ、乃木坂の人気は横ばい状態を維持しているように見えますが、これから人気を右肩上がりにするための大きな戦力になるような気がします。もちろん個人的な願望込みですがwwww
いずれにしても彼女が本格始動するのは、高校を卒業する来年春でしょう。今から楽しみですね。