かわや(旧よろずや)のブログ

好きな乃木坂、映画、漫画などについて語ります。

期別で見た完売状況の推移

以前の記事『数字で見る乃木坂の世代交代』の続きです。

 

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以前の記事で期別の完売状況の推移を出しました。

完売率を各期の人気の指標として使い、各シングルを経るにつれて、どのように人気が推移するのか簡単に見てみたのですが、推移を表ベースでお見せしたため、視覚的にわかりづらく、記事の最後の方でも「グラフの方がいいですね」と書いていました。

やっぱりグラフにした方がいいと思い、以前の記事の内容を焼き直し、表をグラフにしてみました。

 

まずは、シングル売上枚数の推移をグラフにしてみました。横軸に何枚目のシングルか、縦軸に初週の売上枚数をとっています。

 

 

 

やっぱグラフのほうがわかりやすいですね。

コロナの影響で握手会がなくなり、26枚目でガクンと売上枚数が落ちて、その後、横ばい。31枚目で齋藤飛鳥さん卒業ブーストがかかって売り上げが持ち直し、また落ちて横ばい状態。前の記事で説明したとおりです。

 

29枚目『Actually...』でも売上枚数が落ちていますね。曲やフォーメーションに対する不評、中西アルノさんの自粛騒動が影響しているんでしょうかね。

ちなみに29枚目のミーグリの完売総数は特に落ちているわけではありません。

売上枚数と完売数の相関関係があるのか見てみたいので、完売総数をグラフにしてみました。

横軸に何枚目のシングルか、縦軸に完売した部数の総数をとっています。

 

 

 

こうしてみると、落ちているどころか上がっていますね。

つまり、ミーグリ目的でCDを買っているファンは、買い控えることなく、従来どおり買っていたということなんでしょうか。

まあ、曲が気に入るかどうかとか、誰が自粛したとかよりも、メンバーに会うことが目的なのだから当然と言えば当然ですね。

 

ということは、それ以外の購買層が買い控えたということなのかもしれません。

それ以外の購買層と言っても幅が広く、純粋に乃木坂の音楽を楽しむファンや、特典映像、写真、全国握手会/ミーグリを目当てにした乃木坂ファン、あるいは一般的なリスナーなど、さまざまな購入者層が考えられます。

いずれにしても、そういう層の一定数の人たち、それも売上を左右するくらいの勢力がCDを買い控えた、ということになるのかもしれません。

 

もっとも上の売上枚数の推移は、初週売上のデータで、ミーグリの募集期間とは期間的にかぶらないため、どこまで情報として正確なのかは大きな疑問符がつきます。

少なくともリリースから何か月分かの累積枚数でないといかんですね。

オリコンが有償で累積枚数を出しているみたいですが、お金を払ってそれを入手したとしても、ネットに公開すると著作権侵害になるため(オリコンのサイトにその旨の表記あり)、いずれにしても出せませんね。

 

というわけで、いまの手持ちのデータで売り上げの多い少ないを語るのはちょっと苦しいですね。まあ参考程度に見てくれると嬉しいです。

 

期別の完売状況

 

さて、ここから本題です。

まずグラフを出します。

縦軸にスコア(人気の一指標)、横軸に17枚目シングルから34枚目シングルをとっています。

 

 

 

 

詳しいことは後で書きますが、折れ線グラフは売れ行きの高低を表していると思ってください。

なお、「売れ行き」を「人気」と置き換えて読んでいただいても結構ですが、あくまでも完売データは人気を表すごく一部のデータに過ぎません。

 

以前の記事と内容的にかぶりますが、主だった傾向は次のとおりかなと思います。

 

  • 新しい期が入ってくると、その期に売れ行きが集中する。
  • 一定期間を過ぎると、新しい期の売れ行きが徐々に低下する。
  • 26枚目シングルのときに、各期の売れ行きががくっと落ちた(おそらく握手会からミーグリに移ったことが原因)。

 

まあ、あえて説明の余地がないというか、当たり前の話なんですけどね。グラフにすると傾向が一目瞭然になりますね。

 

1期生2期生の推移を表す折れ線は、薄い色にしています。見てほしいデータは3期生から5期生のデータです。

グラフに使っているデータは、3期生が握手会に初めて参加した17枚目シングルから、データとして残っているものとしては最新である34枚目シングルまでのデータです。

3期生以降のデータを見てほしい理由は、乃木坂の現行路線が定まったのが3期生から、ということです。1期生から2期生までは路線を模索していたフェーズで、3期生から現行路線が定まり、その路線に以降の期生が乗るようになっています。

新しい期生が加入すると、新しい期生の中から推しのメンバーを選抜にプッシュ、その他いろいろな媒体でアピール、期別楽曲を連続でリリース、みたいな感じの路線が初めて3期生でルーチン化されたと思います。

 

以前の記事と違うところは、前は人気の指標として完売率を使ったのに対して、今回は完売スコアという独自の指標を使いました。

完売率だと売れたかどうかに焦点が当たってしまい、早く売れたかどうか、つまり完売スピードが加味されないという欠点があります。そこで完売スコアを独自に作ってみました。

完売スコアをどうやって出しているかは記事の終わりの方で説明しています。

 

先ほどの主だった傾向について説明します。

 

新しい期が入ってくると、その期に売れ行きが集中する。

3期生から5期生までの共通点は、最初の握手会/ミーグリはスコアは概ね低調で、次の回から売れ行きが大きくアップします。最初は様子見、次から目星を付けたメンバーに会おうということですかね。

 

一定期間を過ぎると、新しい期の売れ行きが徐々に低下する。

売れ行きが好調なメンバーとそうでないメンバーが徐々に色分けされ、総体的には売れ行きが落ちていくということなんでしょう。これも当たり前の話なので、敢えて解説の必要がない話ですね。

 

26枚目シングルのときに、各期の売れ行きががくっと落ちた。

グラフを見てのとおり、26枚目のときに全体的に売れ行きが落ちています。

これは、期別だけでなく、個人別に見ても同じ傾向が出ています。それまで売れ行きが好調だったメンバーも軒並み売れ行きが下がっています。

コロナの感染拡大を受けて、握手会が中止になり、オンラインミーグリに移行したわけですが、握手会ほどは需要がないってことらしいですね。

しかし、5期生参加とともに売れ行きが持ち直しています。なんだかグラフを見ると救世主っぽい現れ方をしていますね。

 

個人別にみたとき

 

前の記事で書いたとおり、個人の完売状況の推移は出しません。

別に出し惜しみしているわけではなく、データの精度があやしいこと、何か副作用を起こすのではないかという懸念などがあるからです。詳しいことは、以前の記事で書いています。

個別のデータは出しませんが、なんとなく全般的な傾向があるようなので、まとめました。

 

  • 売れ行きが安定して高いメンバー。ほぼ2次募集までに完売。さしずめエースの条件というところでしょうか。
  • 売れ行きが安定しないメンバーは、いったん売れ行きが落ち始めると下降線を辿るケースが多く、その後、盛り返すメンバーと、がくんと落ちてしまうメンバーに分かれ、がくんと落ちてしまったメンバーはその後なかなか盛り返せない。
  • 26枚目シングルで全体的にチケットの売れ具合いが落ちたが、そこで盛り返したメンバーと盛り返せなかったメンバーが出て、売れ行きに格差が生まれたように見える。

 

まず一点目。売れ行きが安定して高いメンバーの話です。

これは誰のことかは明白ですね。カッキーとかサクちゃんとかですね。

なんていうんでしょう、ブランド化されている、みたいな感じで、言い方は悪いかもしませんが、勝ち馬に乗る的なノリなんだと思います。

人気レストランに人が並ぶのと同じようなノリなんでしょう。味の分かる人もいれば、分からない人もいる。とにかく並んで食べるのが一種のステータスと化しているんじゃないかと思います。

自分は2022年の春から乃木坂のファンをやっているので、リアルタイムでこのポジションに付くのを見たメンバーは、井上和さんです。

以前の記事にも書きましたが、5期生の紹介ビデオの時点からコテコテの演出がされていて、「ああ、運営さんはこの子をエースにしたのね」と意図が丸見えでした。それに彼女の魅力も相まって、このポジションに付いたということなんでしょう。

 

次に二点目。売れ行き好調なメンバーとそうでないメンバーが出てくるという話です。

何がきっかけなのか分からないのですが、全般的にいったん下降し始めるとなかなか持ち直せないみたいです。

特にスキャンダルがあったわけでもなく、なぜそのような現象が起きるのかは不明です。まあ、原因はいろいろでしょう。

 

人気商売ですから人気が時間とともに下がっていくのはアルアルなんですが、ただそれだけでは説明が付かないケースもあるような気がしています。

そういうアルアルの理由の他にも、2つほど理由があるのではと考えています。

 

その他の理由その1。

ネットでの噂とか、ネガティブな情報がファンの心理に作用しているのかもしれないなと推測しています。

おそらくコアなファンは、心変わりすることが少ないのに対して、何となく雰囲気で推している浮遊層みたいな存在が、そのときどきの状況、たとえば、ネットに書き込まれた情報などをもとに、評判のいいメンバーに移っているとか、そういうことなのかもしれないなと思っています。

 

その他の理由その2。

もしかしてアイドルとしての魅力と、女性としての魅力は両立しないのではないかという気もします。

時間の経過とともに、女性としての魅力が増す代わりに、アイドルとしての魅力が薄れていくという理由もあるのかもしれません。

 

女性は大人になるのが早いですからね。

だいたい20代中頃に向けて女性は急速に「大人」になります。

20代中頃の女性と話していると、考え方がすごく「大人」で感心することがよくあります。

現実に立脚した、冷静な考え方をする傾向が強いと思います。特に人に対する見方がすごくシビアで、よく人を見ているなと。

20代中盤の男性と女性が喧嘩したら、おそらく女性の勝ちになるケースが多いんじゃないでしょうか。具体的な根拠もないような話を出しようものなら簡単に揚げ足取られます。

対等に渡り合えるようになるまで、少なくとも男性にはあと5年の月日が必要でしょう。多分に自分の経験が入っていますが、他の男性の話を聞いても大体そんな感じです。

精神的な成熟のスピードでは女性に大きく遅れをとる男性ですが、しかし、どこかのタイミングで、女性が得意でない思考パターンを獲得します。それは、全体の流れを見極める力、どちらの方向に走ればいいのかを判断する力です。

 

話が脱線したので元に戻します。

そういう精神的な成熟度の高さが、20代前半に女性的な魅力として顕著に出るように思います。そういう魅力って、自分のようなおっさんには眩しすぎるくらい魅力的に映るのですが、いわゆるアイドル的な魅力とは違って映るのかもしれません。つまり、アイドル的な見方がされにくくなるのかもしれないなと。

 

まあ、そんな理由もあるんではなかろうかと考えています。

 

最後に3点目。26枚目で売れ行きがガクンと落ちて云々の話です。

コロナの影響で、という説明は前にしたとおりです。

個人別のデータを見ると、常にハイスコアを叩き出してきたメンバーも含め、がくっと売れ行きが落ちています。

しかし、その後、持ち直したメンバーとそうでないメンバーで明暗が分かれています。先のグラフで、26枚目以降、全体的にスコアが低調になりますが、それは伸び悩んでいるメンバーがいたからです。

特に3期生は、梅澤美波キャプテンをはじめとするハイスコアのメンバーが握手会/ミーグリ免除になったのを受けて、スコアがいっそう落ちています。

 

完売スコアの出し方

 

前に説明したとおり、完売スコアなるものを独自に作りました。

独自に作ったなんて書くと格好いいかもしれませんが、頭が悪いうえに時間がないので、テキトーに作った指標ですwww。

正直言って、算出方法を公開するのも恥ずかしいくらいなんですが、おそらく時間ができたところでちゃんとしたものは作れまいと踏んで、恥を忍んで出しちゃいます。統計的な考えができる人から見れば「笑止もの」でしょうけどね。まあ、こうして恥をかくのも一興です。

考え方はいたってシンプルです。

全部数を1次完売したら100点とし、そこから2次、3次と完売が遅くなるほど点数が落ち、また、完売部数が少なくなるほど点数が落ちるという計算方法です。

具体的には、

 

 

 

 

という計算方法です。

完売部数が多いほど分子が大きくなる=点数が高くなる、完売速度が早いほど分母が小さい=点数が高くなる、ということなので一応、理屈上は合っているかなと。

0.25という数字がどこから出てきたのかというと、これは計算を試行しながら決めた数値です。0.3だったり、0.1だったりしたのですが、0.25にすると、感覚的にわかりやすい点数になったと判断して、この数値に決めました。

この数式で計算すると、たとえば、30部を全部完売したとして、1次募集で完売した場合は100、2次募集で完売した場合は80、3次募集で完売した場合は66,7、以下、少し飛ばして5次募集で完売した場合は50、10次募集で完売した場合は30.8となります。

期によってメンバーの人数が違うため、公平を期するために平均の完売スコアにしています。

 

あとでこのやり方ではダメなことに気づき、訂正するかもしれませんが、とりあえずはこれで進めていくことにします。

 

まあ何であれ、このデータはバロメーターとしては偏っています。

メンバーの人気を表しているとはとうてい言える代物じゃありません。その辺のことについては、以前の記事で詳しく説明しているので、興味があれば覗いてください。

 

今回はExcelでグラフ化

 

今回、グラフはExcelで作っています。

JavascriptでもPHPでもなんでもいいんですが、スクリプトを使うのはやめときました。

スクリプトをゴリゴリ書くのが面倒くさいというのもあるんですが、軸の調整とか、折れ線の色の変更とか、グラフの細かなチューニングがあまりできないんじゃないかな、なんて考えています。ちゃんと調べたうえでの考えではないので、こういう物言いをするのもなんですが。

餅は餅屋やだべ、というわけでグラフの得意なExcel君にやってもらいました。

実際、軸の調整とかデータの選び方とかすごく簡単でした。直したいところを右クリックすれば、たいていのことができてしまいます。

 

いつになるかは分かりませんが、動画の再生回数などのデータをYouTubeから自前のデータベースにリアルタイムで取り込もうと考えています。そうしたときに、たとえば再生回数を動的にグラフ化する、みたいなことも視野に入れているので、そのときにはJavaScriptとかの出番になるんじゃないかなと思います。

逆にそういうリアルタイム性が求められない場合は、やっぱりExcel君にグラフをやってもらうことになるでしょう。

 

最後に

 

もともとデータを見てあれやこれや考えるのが好きなので、興味本位でデータを並べて「ああでもない、こうでもない」といろいろ考えることは好きです。

ただ、今回みたいに完売のデータを使うことは当面ないんじゃないかと思います。

個人の完売データを出さないという言い訳を免罪符に使っていますが、期別で出したところで、やはり同罪じゃないかという想いはずっと引きずっています。

この辺のことは、以前の記事でうだうだ書いているので、興味があれば覗いてください。

 

今のところ、データを使ってああしたい、こうしたいというネタは特にないので、しばらくはやらず、妄想たっぷりの考察ネタに走ると思います。

それ以上に、書きかけで放置している記事がたくさんあるのですが、どうしたもんだか。

中西アルノさんの続編と『バレッタ』の続編は頑張って書きあげようという気はあるのですが、なかなか実行に移せません。

 

 

 

お茶濁し企画・頭NO王決定戦のおさらい2

前回の記事の続きです。

 

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前回の記事で、第1回頭NO王決定戦の模様をお届けしましたが、今回は、第2回の模様をお届けします。

第2回は、「絶対王者和田まあやに挑め」と題して、和田まあやさんに、前回参加していない2期生3期生が挑む形になっています。厳密に言うと、2期生のうち、堀未央奈さん、北野日奈子さん、新内眞衣さんのお三方は前回も参加しています。

今回、和田まあやさんを除いて1期生はテストに参加しません。

 

今回も、独断と偏見に基づいて誤答・珍回答を抜き出します。そしておまけとして疑惑の「アポロ問題」について触れてみようと思います。

 

第2回頭脳王決定戦&頭NO王決定戦の珍回答集

 

ペーパーテスト編

ペーパーテストの誤答、珍回答を独断と偏見で抽出しました。実際の映像でないと本当の面白さはなかなか伝わらないでしょうが、ぶっとんだ答えで思わず「ふっ」と笑えると思います。

 


設問と回答

問題

次の英文を日本語に訳しなさい。

He left Japan last month.

正解

彼は先月 日本を去りました。

メンバーの回答

渡辺みり愛さん】彼の左には日本、最後の週の事だ。

補足

MCの設楽さん「なんか世界を牛耳るやつ、こいつはやばいやつですね。右にはニューヨークかなんかあったんですかね」

 


設問と回答

問題

空欄に入る言葉を答えなさい。

「あそこの鳥が見えますか」=「   ?    you see the bird    ?       ?   ?」

正解

 Can  you see the bird  over   there ?

メンバーの回答

岩本蓮加さん】  Do  you see the bird  what   yo ?

補足

MCの設楽さんから、「yo」に対してラッパ調の突っ込みが入った後、説明を求められて「"you"を前に入れているので、"u"を1個ぬかせば違う単語になるからいいかなと思って」とのこと。その際のテロップが「いかれた発想」。

 


設問と回答

問題

宮沢賢治が生前に出版した唯一の短編集。

空欄に入る言葉を答えなさい。

      の多い料理店』

正解

注文

メンバーの回答者

大園桃子さん】死体

中村麗乃さん】たまご

補足

大園桃子さんの回答(死体)について設楽さんの突っ込み。「そりゃ普通の料理店で鶏だ、牛だ、豚だ使ってりゃ死体っていうのは、そういうことかな」に対して、日村さん「具材を死体としてんだ」。その後、そういうタイトルの本を学校の図書室で読んだという薄い記憶の話が続きましたが、どうも大園さんの記憶違いのようです。

 

中村麗乃さんの回答に対して、メンバーから「可愛い」との声が多数上がります。

設楽さんの突っ込み。「なんだここ、卵料理ばっかりじゃねえかよ。また卵料理が来たよ」。

この後の中村麗乃さんの解説が秀逸です。全部書くと長くなるので、最後のポイントだけ。「なんだろうなって考えたときに、私の知っているけんじさんは卵好きが多くて」との理由でした。




設問と回答

問題

空欄を埋めて四字熟語を完成させなさい。

値段が非常に安いこと=「      束       文」

正解

 二  束  三  文

メンバーの回答

和田まあやさん】 二  円  三  円

補足

和田まあやさんの回答を発表する前に、MCの設楽さんから正解が何か振られた川村真洋さんの回答がこちら。「束」を無理やり「百」に変えてしまっています。

 二  百  三  円」。

和田さんの回答よりも値段が高いとの突っ込みを受けています。



早押しクイズ編

早押しクイズの笑える誤答、珍回答です。

早押しクイズは、最初、2期生3期生のそれぞれワースト4位まで、つまり計8人で実施し、残り人数が4人になったら頭NO王の和田まあやさんがクイズに参加するというやり方になっています。

 


設問と回答

問題

次の地図記号は何を表しているでしょうか?

 

 

正解

灯台

メンバーの回答

相楽伊織さん】市町村(後で設楽さんから突っ込みが入りますが、もしそうだとしたら地図はほぼこの記号で埋め尽くされることになります)

岩本蓮加さん】工場

【和田まあやさん】太陽が一番当たる所

【相楽伊織さん】消防署

【和田まあやさん】メガネ屋さん

(ここで設楽さんよりヒント「海の近くにある」)

【相楽伊織さん】海の家

渡辺みり愛さん】漁港

【和田まあやさん】漁船(設楽さんから「動く」との突っ込みあり)

【渡辺みり愛さん】灯台(正解のチャイム)




設問と回答

問題

世界三大美女と呼ばれるのは、クレオパトラ、楊貴妃、あとは誰?

正解

小野小町

メンバーの回答

和田まあやさん】(回答ではなく独り言)キャビアとかしか...

【和田まあやさん】イエス・キリスト

【岩本蓮加さん】マリリン・モンロー

(設楽さんからヒント「日本人です」)

【和田まあやさん】松田聖子さん(スタジオ爆笑)

中村麗乃さん】小野妹子(正解のチャイムがなるが慌てて取り消し)

【岩本蓮加さん】与謝野晶子

【中村麗乃さん】モナ・リザ

ここでタイムアップ。




設問と回答

問題

英語でいうと「the Milky Way」さて、何のことでしょう?

正解

天の川

メンバーの回答

【和田まあやさん】濃厚な牛乳

【中村麗乃さん】牛乳の上を歩く

【和田まあやさん】白い道のり

(設楽さん、ヒントと称して上を向く)

【和田まあやさん】雲の上

【中村麗乃さん】雲を歩く

【和田まあやさん】(出てこないとさんざん引っ張った挙句)ロードウェイ

 

ここで、この問題はタイムアップとなりました。

両者ともに、あと一問正解すれば、勝ち抜けです。

 

疑惑のアポロ問題

 

さて、ここで疑惑となった最後の問題について触れます。

この問題で和田まあやさんが正解して勝ち抜けし、中村麗乃さんが頭NO王に輝くことになります。

しかし、和田まあやさんの正解には、やや不自然な点が残ります。それについては後で詳しく説明するとして、まず、問題と回答です。

 

問題

1969年に初めて月に到着したロケット(宇宙船)の名前は?

正解

アポロ11号

 

なかなか答えが出てこない様子なので、設楽さんがヒントを出しています。「映画にもなった。チョコレートの名前にもなっているよ」

そこで中村麗乃さんが「たけのこ」と回答。

続けて、和田まあやさんが自信たっぷりに「アポロ」と回答するのですが、設楽さんから「何号?」と質問されます。ここで和田まあやさん、戸惑いますが、「アポロ11号」と正解。

本人はまったく何号か知らず、設楽さんから何故そう思ったのか振られてこう答えています。

7号だと思ったんです!
でもなんか11号が上がっているように見えて

要するに山勘と言うことですね。

ただ、山勘にしても、ずいぶんと小さい確率を言い当てたものですね。

そういう小さい確率をよく当てたということと、正解した和田まあやさんが、1期生の方を向いて深々とお礼していた姿がまるで「教えてくれてありがとう」というように見えたため、もしかして「やっちゃった」のかもしれないと、重箱の隅をほじくり返そうと思います。

 

アポロ何号か問われて考えていたときに、和田さんがひな壇の1期生の方を向いたのですが、このとき松村沙友理さんが人差し指を二本立てています。

 

まあ、「11」のサインに見えなくもないですね。

 

 

頭の良い学校に通っていた松村さんのことだから、おそらく正解を知っていたでしょう。実際、このときの松村さんは明らかに正解を知っている表情をしていました。

それで、さりげなく和田さんにサインを送った、というように見えなくもないです。

 

そして、和田さんが設楽さんに説明しているときのジェスチャー。

 

すごい微妙なんです、これ。

そう見ようと思えば見える気もするが、動画で流して見ると松村さん、サインを送っている雰囲気がしないんですよね。

こうして静止画で切り抜くと、和田さんにサインを送っているようにも見えるのですが、動画を通しで見てみると、あのジェスチャーは一瞬のできごとで、和田さんが果たして認識できたのか、すごく微妙な感じがします。

白か黒かで答えるとすれば、個人的にはどちらかと言えば白、という感じです。ただ、あんな小さい確率をよく当てることができたな、と引っかかるところもあるのですが。

 

まあなんにせよ、本当に奇跡が起きて、和田さんの頭に本当に「11」が降りてきたのかもしれません。

動画で見れる人はぜひ確認してみてください。

 

ということで今回のお茶濁し企画は終了です。

お茶濁し企画・頭NO王決定戦のおさらい

乃木坂46の冠番組『乃木坂工事中』の次回番組で久しぶりに人気企画「頭NO王決定戦」(おバカNo.1決定戦)を開催するのを受けて、過去の頭NO王決定戦を振り返りたいと思います。

今回はデータで分析みたいなことはやらず、お茶濁しに徹しようと思います。まあ、言ってみれば、人気企画に便乗した、便乗商法みたいなもんですね。

 

さて、この頭NO王決定戦、アイドルのおバカぶりを見て笑おうという大変悪意に満ちた企画なんですが、実際に見ていて楽しいです。やっぱり人間って他人の不幸が大好物なんですね。

過去の簡単なおさらいとともに、独断と偏見で笑える誤答、珍回答をまとめました。次回放映までの予習にぴったりの企画ではないかと自負しています。

 

今まで頭NO王決定戦は3回実施されてきましたが、今回は4回目です。ちなみに3回目は公式動画で視聴できます。

www.youtube.com

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過去3回の概要をまとめました。

  1回目 2回目 3回目
放映 乃木坂ってどこ?#140、#142(2014/6/29、2014/7/13) 乃木坂工事中 #139、#140(2018/1/21、2018/1/28) 乃木坂工事中#319、#320(2021/7/25、2021/8/1)
参加者 1期生、2期生のうち、生田絵梨花さん、樋口日奈さん、市來玲奈さん、研究生を除き、交換留学生の松井玲奈さんを加えた計31名 前回不参加だった2期生と、3期生に加えて+頭NO王の和田まあやさん 生田絵梨花さんを除く1~4期生までの41人
テストのレベル 中学卒業レベル 中学二年生レベル(最年少の岩本蓮加さんに合わせ) 中学三年生レベル
平均点 48.1 49 43
頭脳王 中田花奈さん(ペーハーテスト成績上位5人で早押しクイズで決定) (開催なし) (開催なし)
頭NO王 和田まあやさん(ペーパーテストの成績下位10名で早押しクイズで最後に残った人が頭NO王) 中村麗乃さん(2期生のワースト4と3期生のワースト4と和田まあやと早押しクイズ) 弓木奈於さん(早押しクイズはなくペーパーテストの最下位が頭NO王)

 

3回ともに基本的な路線は同じです。

まず、国語、数学、理科、社会、英語の5教科からなるペーパーテストを実施します。各教科20点の配分で合計100点のテストです。このテストで、下位成績者を選抜し、その中から頭NO王(おバカNo.1)を決めます。

過去の成績優秀者(上位10名)は次のとおりです。

順位 メンバー 国語 数学 理科 社会 英語 合計
1 1 中田花奈 19 17 20 17 19 91
1 秋元真夏 19 20 17 18 17 91
3 橋本奈々未 16 17 20 15 17 85
4 中元日芽香 12 16 17 18 16 79
5 松村沙友理 14 12 16 13 18 73
6 斎藤ちはる 8 16 19 11 17 71
7 新内眞衣 16 14 13 12 12 67
8 高山一実 10 9 17 14 16 66
9 松井玲奈 7 9 20 15 9 60
10 若月佑美 11 9 17 12 8 57
2 1 山崎怜奈 12 14 16 12 16 70
1 久保史緒里 14 16 16 10 14 70
3 佐々木琴子 10 16 14 12 14 66
3 鈴木絢音 14 12 14 14 12 66
5 佐藤楓 14 14 8 12 16 64
5 山下美月 8 12 18 12 14 64
7 伊藤かりん 12 14 10 12 14 62
8 伊藤理々杏 10 10 14 14 12 60
8 新内眞衣 12 12 12 14 10 60
10 相楽伊織 12 10 14 6 16 58
3 1 北川悠理 16 18 13 16 20 83
2 矢久保美緒 15 16 15 14 17 77
3 秋元真夏 16 14 16 13 16 75
4 山崎怜奈 18 16 11 14 15 74
5 賀喜遥香 13 16 14 13 12 68
6 早川聖来 11 18 10 10 16 65
7 清宮レイ 8 16 9 13 18 64
8 掛橋沙耶香 15 10 10 14 14 63
9 鈴木絢音 15 8 13 12 10 58
10 佐藤璃香 13 16 6 7 15 57

 

そして、こちらが成績が悪かった人ワースト10です。

順位 メンバー 国語 数学 理科 社会 英語 合計
1 22 堀未央奈 4 2 13 12 4 35
22 伊藤万理華 4 3 12 4 12 35
24 和田まあや 6 4 9 8 6 33
25 白石麻衣 6 1 12 4 7 30
26 星野みなみ 2 8 8 4 6 28
26 齋藤飛鳥 10 1 12 3 2 28
28 大和里菜 9 1 8 6 2 26
29 北野日奈子 6 2 13 3 1 25
30 能條愛未 2 2 6 1 4 15
31 畠中清羅 1 2 3 1 3 10
2 12 向井葉月 14 10 12 12 6 54
13 吉田綾乃クリスティー 14 10 10 8 8 50
14 阪口珠美 7 8 12 8 12 45
15 梅澤美波 8 14 8 6 6 42
16 岩本蓮加 6 12 8 4 6 36
17 渡辺みり愛 8 8 4 6 4 30
18 堀未央奈 8 4 6 2 8 28
19 大園桃子 2 12 0 4 2 20
20 中村麗乃 6 4 2 0 4 16
21 和田まあや 0 2 4 2 4 12
3 32 齋藤飛鳥 15 3 5 3 1 27
33 田村真佑 9 6 4 7 0 26
34 岩本蓮加 3 8 6 7 0 24
35 星野みなみ 2 8 7 4 0 21
36 遠藤さくら 2 6 3 5 4 20
37 和田まあや 1 4 5 2 4 16
38 金川沙耶 1 8 3 3 0 15
39 大園桃子 1 6 4 3 0 14
40 中村麗乃 0 6 4 3 0 13
41 弓木奈於 3 4 1 4 0 12

 

 

1回目、2回目では早押しクイズで頭NO王を決定していますが、3回目だけペーパーテスト最下位が自動的に頭NO王に選出されています。

早押しクイズでは互いの回答にひっぱられて、どんどん訳が分からなくという異次元の世界を堪能できるので、今度の頭NO王決定戦でも、ぜひ早押しクイズをやってもらいたいものです。

2回目は全体的に成績がふるわないように見えます。おそらく、1期生が参加していなかったためでしょう。1期生中田花奈さんと秋元真夏さんが成績優秀者で、参加していれば高得点を叩き出していたのでしょうが、少しレベルが落ちた感じがします。

 

ちなみに、いわゆるカシコNo.1を選ぶ「頭脳王」は第1回目のみの開催です。

なんでしょうね、やっぱり、おバカの方が楽しいんですかね。確かにそっちの方に尺を使った方が取れ高は大きいでしょうね。そういうわけで、頭脳王は2回目以降は開催されていません。

今回、5期生が初参戦することになりますが、おそらく誰がカシコで誰がおバカなのかの目星はだいたい付いていると思います。なので、あえてここでは書きません。

 

頭NO王決定戦を見ていると、誤答・珍回答のほとんどが知識のなさに原因があるようですね。

わからないところに、自分が知っていることを無理やり当てはめようとするから、へんてこなことになるようです。

普通は「そこは無理筋だな」と判断して当てはめるのを諦めるんですが、「いっちゃえ」と強行突破しようとするから変なことになるみたいですね。

 

では、本題に入ります。過去の笑える誤答・珍回答(正解だけどポイントがずれている回答を含む)をまとました。



第1回頭脳王決定戦&頭NO王決定戦の珍回答集

 

ペーパーテスト編

ペーパーテストの誤答、珍回答を独断と偏見で抽出しました。実際の映像でないと本当の面白さはなかなか伝わらないでしょうが、ぶっとんだ答えで思わず「ふっ」と笑えると思います。

 


設問と回答

問題

尿を一時ためておく袋状の器官を何というか。

正解

膀胱

メンバーの回答

桜井玲香さん】尿袋

 


設問と回答

問題

日本語に訳しなさい。

My mother is the busiest in my family.

正解

私の母は家族のなかで一番忙しい。

busiestbusy(忙しい)の最上級です。

メンバーの回答

伊藤寧々さん】私の母は家族のなかでなかなかのブスです。

衛藤美彩々さん】私の母は、私の家族の中で最上級にブスです。




設問と回答

問題

「足下を見る」を使って、文章を作りなさい。

正解

意味:相手の弱みに付け込むこと。

例文:足下を見て、高い値を付ける。

メンバーの回答者

松村沙友理さん】以前、お金を貸してあげた。足下を見て体を要求する。

補足

誤答ではありませんが、心の闇を感じます。MCの設楽さんから「溜まってんのか」と心配されています。




設問と回答

問題

代表作は『羅生門』。この小説家の名前は

○○ ○○介(穴埋め問題)

正解

芥川 龍之介

メンバーの回答

星野みなみさん】坂神 ちょう介

【畠中清羅さん】こー介(こーすけ)

補足

星野みなみさんの発言によると、「二週間前に(本を)読んでいたから自信あった」とのこと。しかし、この回答を見たメンバーから「だれ?」と総突っ込みを受けていました。

「『ちょう』を漢字で書けなかったなあと思って」と弁解(?)をしていましたが、「(ポイントは)そこじゃない」と突っ込まれていました。

畠中清羅さんの回答は、本人の弁によると「こー介」か「ゆー介」で迷ったとのこと。




設問と回答

問題

空欄にそれぞれ漢数字を入れて四字熟語にしなさい。

□苦□苦

正解

四苦八苦

メンバーの回答

能條愛未さん】ち苦は苦

補足

回答者の弁によると「ちぐはぐ」と読むんだそうです。テロップには「ある意味天才?」と出ていました。



早押しクイズ編

早押しクイズの笑える誤答、珍回答です。

 


設問と回答

問題

仕事の最中に人目を盗んで怠けることの例え

「○を売る」

正解

メンバーの回答

【能條愛未さん】媚び

和田まあやさん】ナマケモノ

(ここでMCの設楽さんがヒント「キッチンにありますね」)

北野日奈子さん】キッチンタオル

伊藤万理華さん】鍋

【能條愛未さん】塩

【北野日奈子さん】砂糖

【和田まあやさん】塩、塩、塩(塩を連呼)

【伊藤万理華さん】油(正解のチャイム)




設問と回答

問題

人間のからだ全体に網の目のように広がるごく細い血管を何血管という?

正解

毛細血管

メンバーの回答

齋藤飛鳥さん】焼肉(全員が「え?」というリアクション)

【齋藤飛鳥さん】バーベキュー

その後、「毛(血管)」とか「細(血管)」とか、ニアミスの回答が続きますが、飛鳥ちゃんの回答が強すぎ、他の誤答があまり面白くないので割愛。

補足

齋藤飛鳥さんの「焼肉」という答えの理由を問われて「だって網目って言ってるから」と本人は大真面目で答えていました。




設問と回答

問題

ペンギンは鳥類。ではイルカは何類?

正解

哺乳類

メンバーの回答

【和田まあやさん】(問題を全部聞かずに回答)人類

【和田まあやさん】猿人、原人、旧人、新人のどれかですよね?(設楽さんから「違います」)

【齋藤飛鳥さん】哺乳類(正解のチャイム)

 

ここからは、頭NO王決定の最終早押しクイズ、和田まあやさんと畠中清羅さんの一騎打ちです。




設問と回答

問題

用心の上にも用心することの例え

   ?   を叩いて渡る」

正解

石橋

メンバーの回答

【和田まあやさん】火の用心

【畠中清羅さん】火

【和田まあやさん】頭

【畠中清羅さん】海

【和田まあやさん】山

【畠中清羅さん】川

 

ここで和田まあやさんギブアップ宣言「この問題無理かも。答えてたら問題忘れちゃう」

 


設問と回答

問題

何かが欲しくてたまらないことの例え

「のどから   ?   が出る」

正解

メンバーの回答

【和田まあやさん】欲求

【畠中清羅さん】のどちんこ

【和田まあやさん】痰(たん)

【和田まあやさん】あし

【畠中清羅さん】目

和田まあやさん】肘

【和田まあやさん】膝

【和田まあやさん】くるぶし

【畠中清羅さん】手(正解のチャイム)

 

2回目の誤答・珍回答集は時間がなくてまとめきれませんでした。

予習が目的ですので、できる限り放映よりも前に放出したいと思います。

 

数字で見る乃木坂の世代交代

はじめに

今回の記事は、前の記事のある意味、続編です。

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前の記事で3期生の選抜常連組の選抜状況を簡単にまとめてみましたが、もう少し踏み込んでみたくなりました。

それは何かというと、新しく期生が入ってくると、それまでの期の人気が新しい期生に移り、新しい期が人気を博し台頭するという仮説です。そして、サイクルを繰り返しながら世代交代しているということです。

まあ、当たり前の話と言えばそうなんですが、性分なんですかね、実際のデータで見てみたいんでやってみました、ということです。

 

乃木坂の握手会/ミーグリの動きを見ていると、いわゆる固定客と言えるコアなファンが一定数いる中で、それとは別に浮遊層と言うべき層があって、そのときの状況に合わせて流れているように見えます。

これは、選挙でいう浮動票というやつです。

選挙の世界で見ると、ある政党を支持するコアな層と、決まった政党を支持してない層(浮動票)があり、この浮動票をいかに取り込むかが、選挙に勝つかどうかの大きな要因となることもあります(特に政党どうしのつばぜり合いが激しいとき)。

乃木坂の場合も、急に人気が上がったり、急に人気が下がったりするのですが、そういう浮遊層が「新しいから買いだ」とか「上り調子だから買いだ」みたいに、そのときどきの状況で流れているように見えます。

 

今回は、人気のバロメーターとして、握手会/ミーグリの完売データを出してみました。

このデータを出すことについてはいまだに自分の中で議論があるのですが、いつまで経っても結論が出ないようなので、思い切って出すことにしました。

後で後悔することになるかもしませんが、そのときは後の祭りということで、自分の中で祭りが起きるでしょうwww。

 

結論から言うと、その仮説を裏付けるような動きは見えませんでした。せいぜい、「もしかするとそうかもね」くらいのレベルです。明確になった傾向は次のとおりです。

 

  • 新しい期が入ってきたときに、その期に人気が集中する。
  • ある一定期間を経ると、その人気も沈静化し、やがて人気がある層とそうでない層に二極化する。

 

「そんなことは知ってらあ」と言う方がほとんどだと思いますけどね。

まあ、数字上、そんな傾向が見えたということで、自分的には良しとしています。

 

能書きが長くなっていますが、もう少し能書き続きます。

あらかじめデータの精度に対する言い訳をしておきます。

 

データの精度はお世辞にもいいとは言えません。

そもそも自分が持っているデータは、本やネット、ニュースなどのデータを集めて切り貼りしたもので、出展がどこか、それがどういう立場に立って作られたデータなのか管理できていないため、データの粒が揃っているのかもあやしいんです。

この辺はしょせん個人運営のサイトなので大目に見てやってほしいということです。

 

実際のデータで見てみた

シングルごとに、選抜人数のうち、各期のメンバーの占める割合、いわば勢力図を出してみました。そして、その隣に、そのシングルの握手会/ミーグリの完売率を期別に出してみました。つまり、期別にどれくらいに人気があったかどうかの指標です。

完売率は、あえて説明の必要はないかもしませんが、一応、説明しておきますと、メンバーに与えられた部数のうち、完売した部数の割合です。

完売率が高ければ、それだけ握手会/ミーグリのチケットが売れたということなので、人気がある、という言い方はできます。ある程度の指標にはなります。ただし、後で説明するように、いろいろと問題があります。

 

3期生から5期生までの動きが見えるように、20枚目から34枚目のシングルの動きを表にしてみました。

本当は、グラフの方がわかりやすいのですが、まだ実力が足らず表ベースでお届けします。

実際に3期生が握手会に参加するようになったのは、もう少し前なのですが、表がやたらと長くなるので20枚目からにしました。


まだ試行段階です。なので、データの見せ方についてはまた変えるかもしれません。

 

こうして実際にデータを見てみると、次のように見えます。

 

  • 新しい期が入ってきたときに、その期に人気が集中する。だからといってその前の期が極端に落ち込むわけでもない。というか相関関係があるかどうかは微妙。

 

  • ある一定期間を経ると、その人気も沈静化し、やがて人気がある層とない層に二極化する

 

まあ、当たり前のことを言っている結果なのですが、数字でそういう傾向が見れたのでよしとします。

 

ちなみに18枚目以降の3期生の完売率は軒並み90%台をたたき出しており、高い人気を誇っていましたが、23枚目あたりから全体的に少しずつ下がる傾向を見せています。

31枚目から急落しますが、これはおそらくそれまで稼ぎ頭だった梅澤美波さんなどがミーグリ免除になって参加しなくなったからでしょう。

 

4期生は23枚目から参加しますが、最初は様子見でキャラが見えるまで買い控えていたのか完売率が81%ですが、次のシングルからは95%にジャンプアップします。

この時期に3期生の完売率が下がりますが、4期生に流れた可能性はあります。ただし、5期生が出てきたとき(29枚目)に4期生が下がったかというと実は下がっていません。なので、ここで流れたと安易に判断しない方がよいかもしれません。

そして、29枚目から4期が選抜メンバーの最大勢力となり、32枚目まで選抜メンバーの約半分を占めるようになります。ただし、その時期の完売率は決して高いわけではなく、むしろ5期生に人気が傾いているように見えます。最大勢力であるということと、完売率がどうかということは、あまり関係なさそうです。

 

こうしてざっくりと見てみると、3期にしろ、4期にしろ、最初は人気が高いことがわかります。しかし、だんだん沈静化していきます。

おそらく、いま最大の人気を誇っている5期生も同じ道をたどることになると思います。

ある程度、こういうサイクルを意識しながら、新しい期生を募集しているということは大いに考えられますね。

 

数で表すことの意味

さて、いろいろと数を見ながら、あーだこーだ書いてきましたが、裏事情を書きたいと思います。

 

冒頭で断ったとおり、データの精度が悪いため、データの信頼性はあまり高くありません。

今回、公開に踏み切ったのは、精度は悪くても、100%ぜんぶ間違っているということはないだろうということを前提にしています。

さすがに、個人別にデータを出すと、精度の悪さがもろに出てしまいますが、期ごとにデータを出すのだとしたら、そのような精度の悪さは薄まると考えました。

 

まあ、そんな言い訳がありつつ、握手会/ミーグリのデータを出すのは躊躇があります。

理由は、次のとおりです。

 

データの精度が悪い

これは冒頭で説明したとおりです。個人で運営しているサイトの限界です。データの粒が揃っているのか定かでありませんし、入力の間違いもあると思います。

むかし、「同情するなら金をくれ」なんていう名台詞を生んだドラマがありましたが、それに倣えば「精度を求めるなら金をくれ」ということです。こういう分析を職業にしていて、閲覧者からお金をもらっているのであれば、当然、責任をもってデータの精度を最大限に高めようとするでしょうが、個人が趣味で片手間でやっている以上、精度を高めるのはかなりの難題です。

 

完売数だけでは売上の多寡を測ることはできない

完売数が、本当の売り上げをどの程度、反映しているのかはあやしいです。

わかりやすい例を出します。

20部のチケットが各部10枚ずつ用意されていたとして、10部を完売し、残りの10部がまったく売れなかった人(つまり売り上げがゼロ)の人と、完売が一つもないが実は完売すれすれの(各部ぜんぶ9枚ずつ売った)人がいたとして、前者の売上は10(部)×10(枚数)=100、後者の売上は20(部)×9(枚数)=180となり、後者の人の方が売り上げが高いことになります。どちらの方が売り上げに貢献したか言うまでもありませんね。

つまり、人気のバロメーターとして全幅の信頼をおけるわけではない、ということです。

 

本来であれば、完売スピード(いかに速く完売したのか)も加味した形で数値化しないと、人気のバロメーターとしては弱いので、試験的に完売スピードも反映させてスコア化はしています。しかし、現状では、そのデータを使ってどうこうしようとは考えていません。計算方法が悪くて、個人的にはほとんど意味をなさない数字だと思っています。

ちなみに、今の時点では、そのスコアを非表示にする設定にしていないため、データを見ることは可能です。こんな感じです。

 

 

 

 

 

 

以上がテクニカルな面の難しさについて書いてきましたが、ここからは心情的な問題についても書いていきたいと思います。

 

へたにデータを出してしまうと、「風評被害」にあう可能性が懸念される

ネットを見ていると誰それが「人気低下」したみたいな言われ方をしていますが、それがもととなって実際に人気が低下していくのではないかと個人的に考えています。

根拠はありません。ただそう思うだけです。

ただ、そう考えないと説明が付かない現象が起きているように思います。

たとえば、特にそういう人にスキャンダルのような落ち度があったわけでも何でもないのに、ネットで誰それの人気がどうこうと言われるの同時に、実際に人気が落ちていることがあります。

単なる偶然かもしれませんが、もし、ネットでの噂話のような話がファンの心理に作用しているのだとしたら、不用意なことは言わない方がいいのかもしれないなとは考えています。

もちろん、自分のような弱小サイトが何を言おうが、世間的には何の影響を与えないと思いますが、そういう節があると考える以上、それを助長するような真似はしたくないので、あまり不用意に出さない方がいいんじゃないかと。

しかし、こうやって完売率を出しちゃってますね。個人ならともかく、期別であれば、数字で出しても罪は薄くなるかなと思って出しています。詭弁かもしれませんが。

 

もちろん、そのようなデータをサイトで公開している方を非難する気持ちは微塵もありません。少なくとも自分がそう考えているだけですから。

 

数字で人気を表すことの虚しさ

実際に各メンバーの完売実績をデータとして持っているので、個人単位で数字の上がり下がりを見ることはできるのですが、しかし、そういう数字を見ていると、メンバーの魅力と釣り合っていないな、と感じることが多々あります。

そもそも人間の魅力と完売実績を結び付ける考え方自体が間違っていますね。

 

3期生の女性陣を見ていると、女性として成熟した魅力を発揮しているように感じます。

アイドルという世界で揉まれていること、それから他人の視線を浴びる職業に長く就いているからじゃないかと思うんですが、他の期にはない魅力があります。でも、そういうのって数字で表せるわけもないし、完売実績と結びつける必要もない、ということなんでしょう。

 

完売がらみの話でもう一つ。

以前、2期生渡辺みり愛さんという方が在籍していて、2期生エースの堀未央奈さんを物真似してさんざん彼女をディスりまくり、しれっと毒を吐いたりしつつ、そうでありながらダンスパフォーマーとしての実力は非常に高く、大好きだったメンバーの一人です。

握手会の人気もよく全完売を連続でたたき出すこともあるのに、選抜回数が1回だけというのがどうにも納得がいきませんでした。

40人の大所帯で、メンバーもファンも全員が納得する采配というものがあり得ないことは重々承知しているつもりですが、あれだけ実力も人気もあるのに、「選抜回数が1回だけってどういうこと」と言いたくなります。

 

言い出せばきりがないですね。完売実績なぞ気にしない方が精神衛生上良いということなんでしょう。

 

終わりに

こんなことを書くと実も蓋もなくなりますが結局のところ、自分が今まで書いてきた話は、ごく限定された世界の数を拾ってやっている「数遊び」に過ぎません。

確実なデータを取るんだとしたら、おそらく一定数の乃木坂ファンを対象にアンケート調査するしかないでしょうね。

 

では、最後に握手会/ミーグリにかこつけた超個人的な想いを放出して華々しく(?)終わりたいと思います。

 

選抜制度にせよ、握手会/ミーグリにせよ、いわばAKB商法の遺伝子とも呼べるようなものじゃないかと思っています。

ああいうファンの心理を煽るやり方は、AKB48の公式ライバルとしてスタートした手前、悪いことではないと思いますが、10年以上経つわけですし、それにあれほど隆盛を誇ったAKB人気もいまや下火なので見直したほうがいいんじゃないかと。

このようなビジネスモデルを繰り返していても、いずれはAKBと同じように衰退の道をたどるのはほぼ間違いないように思います。

というか、いちビジネスマンとしてよくこれだけ長く持ったなというのが正直なところです。

 

普通の組織だったら、十年も同じビジネスモデルを続けるなんて考えられません。時代の要請、技術の進歩とともにビジネスは姿かたちを変えていくものですから、奇跡的ともいえます。

それだけいい人材が入ってきて世代交代をしているということの証左だとは思いますが、いずれにしても同じことを繰り返していたら、いずれはAKBと同じように衰退していくんじゃないかと思います。

AKB商法の遺産ともいえる選抜制度をやめてほしいなあ、と前々から思っていました。それじゃどうやって商売していくのかと問われたらNo Ideaの商売抜きの考えなんですけどね。

それから、アンダーという言い方もやめて、乃木坂Aチーム、Bチームにしてほしいなあと、これもかねがね思っていました。

「アンダー」という言い方もファンの心理を煽るような言葉遣いだと思います。いまどきの言葉で言えば「○○ハラスメント」系の話なんじゃないですかね。あくまでも私個人の感覚ですが。

 

去年からミーグリで相当な人気を得ている中西アルノさんですが、ずっとアンダーで活躍していますね。もしかして、彼女を選抜に入れる気はないんではないか、と疑い始めています。

34枚目のアンダー楽曲でセンターを務め、ブリブリのアイドルソングを歌っていましたね。あれに違和感を持ったのが発端です。

それから最近、地上波で乃木坂のアンダーに焦点を当てたドキュメンタリーを放映していましたね。これも、異例のことだと思います。

もしかして、中西さんが選抜に入らないのは、そもそもミーグリの完売がどうとか、という意味をなくそうとしている意図が働いているんではないかと勘繰っています。言うまでもなく、希望的観測がめちゃめちゃ入っている妄想に過ぎません。

もし、そういう方向に流れているのだったら大歓迎です。

 

完売実績を数字で出すことの是非については、いまだに自分のなかで決着できていないのですが、まあ、そういう個人的な問題をさておいて、もしデータを出すのであれば、やっぱりグラフにした方がいいですね。

それは前々から感じていたのですが、いよいよグラフを実装しないときついかな、と思っています。まあ、やり方はむかし調べて知っているので、あとは本人のやる気次第ですwww。

 

魚焚@横須賀

久々に横須賀にお邪魔する機会があったので、魚焚(うおたき)さんにお伺いしました。

もともとは、横須賀中央の繁華街にあるお店で食べようと徘徊したのですが、あまりそそられるお店がなく、少し外れにあるこちらのお店を訪問した次第です。

 

 

食したラーメンは、カニ豚骨ラーメン、1200円なり。

スープは塩ベースか醤油ベースか選べます。また、麺は平打ち太麺か細麺かを選べます。スープを塩、麺を細麺で頼みやした。

 

 

 

蟹の甘みの入った豚骨で、普通の豚骨に慣れた、というか豚骨こうあるべきという先入観がこびりついている自分のような輩には一瞬「むむっ」となりますが、わりとおとなしめのスープで、しかもあまりフックのかからない軽いスープです。嫌味のないスープですね。

なので、どちらというと、いかにも豚骨らしい圧力のあるスープを土台にしたラーメンとは違って、スープは軽めで具の面白さ、美味しさをフィーチャーする感じですね。

 

麺は少しねずみ色がかった色合いで、特に粘りがあるわけでもなく、ハキハキとした食感があるわけでもなくクセのない麺です。優しいスープとのかみ合わせがいいと思います。なんか練り込んであるのかなあ、この麺。よくわかりません。

ちなみにお店の入口に積んであった麺箱には「増田製麺」と書いてあったので、家系御用達の麺ですね。といって、こちらのお店は家系要素が皆無です。それもそのはず、横浜の有名店、「丿貫」の出身です。

写真ではわかりにくいですが、麺がどんぶり中央にそびえております。並盛でもそこそこの量です。おじさんクラスには、並でも適量かもしれません。

 

スープも麺もおとなしいので、具の主張が目だつセッティングになっておりやす。

スライスされたタマネギの主張が、好きな人にはたまらんでしょうが、そうでない人には刺激が強いかも。個人的には好きです。ネギ大好きっ子ですんで。

あと、麺の上に乗っているのは海苔、これちょっと違和感あるですね。海苔しすぎてて、おとなしめのスープを打ち消す勢いがありやす。横須賀だから海だべ、というこのお店ならではの遊び心なんでしょうか。

頼んだのが、カニ豚骨なんですが、サンマ豚骨なんていうメニューもありやす。やっぱ海が好きやねん、ということなんでしょうか。

 

チャーシューはレア。こちら、肉の食感と旨味がよく出てて大変美味しゅうございます。こういうレアなチャーシューが流行っているみたいですね。

なんかときどき食中毒のニュースが茶の間を賑わすため、ユッケ食べるときに死ぬ覚悟で食べることがありますけど、最初にこれ系のチャーシューを食べたときにも少し勇気が要りました。どうでもいい話なんですが。

 

カニ入りなんてめちゃくちゃ変化球なんだろうなという先入観をいい意味で裏切ってくれる面白いラーメンでした。

いわゆる「通」御用達のお店の感がありますね。まあ、「通」と言ってもいろいろですがwww。

 

ごちそうさまでした。

 maps.app.goo.gl

 

 

 

6期生募集を受けて~今後の乃木坂46はこうなると妄想~其の参

乃木坂の今後を予想する、この前の記事の続編です。前の記事はこちら。

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いろいろと妄想してきましたが、このシリーズの最後に、今後の体制がどうなるか簡単にまとめてみたいと思います。言うまでもなく、これもまた妄想全開です。

 

 

 

今後の選抜

今後の選抜は、従来どおりの動きを踏襲するならば、今の3期生の立場に4期生がシフトするということになりますね。

今の3期生の選抜は5人でほぼ固定になっています。梅澤美波さん、山下美月さん、久保史緒里さん、与田祐希さん、岩本蓮加さんの5人です。これと同じことが4期生でも起こるということです。

お気づきの方も多いと思いますが、この枠に入るメンバーは、個別握手会/ミーグリ免除組とかぶります。

 

ちなみに、3期生のこの5人が選抜常連組に入るまでどのような足跡をたどったのか簡単に振り返ると次のようになります。

 

時期 概要
2016年9月4日 3期生加入
2017年8月9日 18枚目シングル『逃げ水』発売。大園桃子さんと与田祐希さんがセンター(いわゆるお披露目)。
2018年4月25日 20枚目シングル『シンクロニシティ』発売。このシングルから3期生の選抜入りが始まった。
2021年1月27日 26枚目シングル『僕は僕を好きになる』発売。このシングルを境に大園桃子さんなど6人が選抜常連組になる。
2021年9月4日 大園桃子さん卒業。
2021年9月22日 28枚目シングル『君に叱られた』発売。大園桃子さんを除く5人が選抜常連組となる。
2022年3月29日 31枚目シングル『ここにはないもの』発売。梅澤美波さん、岩本蓮加さん、山下美月さん、与田祐希さんが個別握手会/ミーグリ免除。
2023年3月29日 32枚目シングル『人は夢を二度見る』発売。久保史緒里さん、個別握手会/ミーグリ免除。

 

この5人の動きを見ると、比較的早い段階から選抜入りし、その後、継続して選抜入りしています。

その他の3期生を見ると、アンダーが長い人、アンダーと選抜を行ったり来たりしている人が多く、明らかにこの5人は選抜メンバーとして際立っています。

本人の魅力と運営のプッシュがいい具合いに相乗効果を生んだように見えます。

そうやって乃木坂のビジネスに貢献してきたわけですから、その功績に報いて選抜常連になるのも、ありそうな話です。

 

そして、3期生の卒業に伴い、これと同じことが4期生でも起こることになりますね。

コンスタントに、しかも速いペースで全完売をたたき出している賀喜遥香さん、遠藤さくらさん、田村真佑さんは選抜固定枠に入る(あるいはもうすでに入っている)可能性が高いということなんでしょう。

 

このあたりの話は、まあ順当というか、あえて取り上げるほどの話でもなかったかもしれません。

どちらかというと注目すべきは、近々、発表になる35枚目シングルの選抜発表なんじゃないかと個人的に思っています。

今後の乃木坂を占ううえで重要な意味を持っているのではないかと。

 

34枚目シングルでは、選抜は各期がほぼ同数の人数が分け合っている状態です。均衡型とでも言える体制です。

 

5期生の選抜入りが始まった32枚目以降の選抜人数を期別に見ると次のとおりです。

 

シングル 3期生 4期生 5期生
32枚目 5 10 5
33枚目 7 7 6
34枚目 6 7 7

 

32枚目から33枚目にかけて4期生の人数が落ち、各期がほぼ同数になり、期別の人数が均衡している状態です。それまでは、4期生が選抜メンバーのほぼ半数を占める一大勢力となっていました。

32枚目以降、5期生が一人ずつ増えていますが、35枚目でも増えるとなると、均衡が破れて一番多い期になります。

 

5期生の中で、35枚目シングルで選抜に入ってくる可能性があると見ているメンバーは、小川彩さんと中西アルノさんのお二方ではないかと思っています。

今までの流れを見ると、5期生楽曲でセンターを務めたメンバーが、次のシングルで選抜に入るようになっています。32枚目シングル収録の5期生楽曲でセンターを務めた池田瑛紗さんから、この流れが始まっています。

34枚目シングル収録の5期生楽曲でセンターを務めたのが小川彩さんなので、この「法則(本当にそういうものが存在するとして)」が適用されれば選抜入りになりますね。

それからアンダー楽曲でセンターを務めた中西アルノさんも選抜入りが考えられます。過去、アンダーセンターを務めた後に選抜抜擢された傾向が見られるからです。

 

ここのところの選抜人数が20人なので、選抜人数=20人を前提とし、選抜人数が増えないとした場合、もし、均衡した状態を維持するのであれば、新しく5期生が選抜に入ると、その分だけ、5期生の選抜メンバーの誰かがアンダーに移ることになります。

今回の選抜発表が、均衡型で行くのかどうかの分かれ目と言えそうです。

かつて、4期生が選抜人数の半分を占める時期がありましたが、4期生と5期生の立場が入れ替わるのかどうか、というところですね。

それと、ここ最近、フロントメンバーも固定されていますが、そろそろ井上和さん以外の5期生メンバーもフロントに入ってよさそうなタイミングでもあります。その辺も注目ポイントですね。

 

この記事を書き終えた時点で、山下美月さんの卒業の発表がありました。35枚目シングルが彼女の卒業シングルとなるため、同期の3期生が彼女の卒業を見送るフォーメーションになるかもしれません。そうなった場合は、3期生が多い選抜になるので、今後を占う材料にはなりませんね。

 

キャプテンの適任者ってだれ?

まだまだ先の話になると思いますが、体制絡みで、次期キャプテンについても触れておきます。

 

誰が向いているかは、そもそもキャプテンに何が求められているのかの条件を明確にしておかないとわからないので、自分なりにそういう条件を整理しててみたいと思います。

 

実際のキャプテンの仕事がどのようなものかは、当たり前の話ですが、公開されていないため、うかがい知ることができないのですが、ごくごく一般的な組織に置き換えて考えてみると、何となくこんなことをしているであろうという想像はできます。

会社であれば、運営=経営陣、キャプテン=部課長クラス、メンバー=一般社員、と置き換えて考えることができます。

また、学校であれば、部活に置き換え、運営=先生、キャプテン=キャプテン、メンバー=部員、と置き換えて考えることができます。

 

そうすれば、キャプテンとしての仕事は、何となく想像が付きますね。

 

普通の組織から広げて考えると、グループのまとめ役になること、グループの顔になることが大きな役目ではないかと思います。

 

グループをまとめると一言で言っても、その内容は多岐にわたりますね。

メンバーの人心掌握とか、メンタルのケアとか、さまざまだと思います。

そういう役回りの中で重要な資質は、「人間力」というものでしょうか。

誰とでも分け隔てなくフラットに付き合いながら、どんな個性を持っているのか、どんなことが得意なのかを把握するなど、コミュニケーション能力、判断力、洞察力が求められますね。

 

グループの「顔」としての役目は、ステージのMCなど、表舞台でグループ代表として立つ仕事がまず頭に浮かびますが、それ以外にも、裏方の仕事としていろいろ大事な役回りがあるように思います。

 

グループの代表として外との交渉にあたるのもキャプテンの役目になると思います。

たとえば、外番組で番組のスタッフと具体的な演出や立ち位置について確認したりとか、いろいろな仕事が考えられます。当然、そういう仕事はたいていマネージャーさんの仕事になるとは思いますが、おそらくグループの代表として立ち会うし、必要があれば実際のプレーヤーとしての立場から自分の意見を言うなど、グループの代表としての役割もあるでしょう。

 

それから、運営とグループのパイプ役として、運営から示された方針を噛み砕いてメンバーに浸透させるとか、逆に、グループの問題点とその解決策を運営に進言したりと、これまた面倒というか大変な仕事をしなければならないと思います。

何にしても、運営とキャプテンがツーカーの関係になれば、組織運営として理想的な姿になります。

ですから、運営としてもキャプテンが誰になるかは非常に重要な意味を持つと思います。人気がいくら高くても、キャプテンの資質に欠ければ、組織運営がうまく回らなくなります。それこそ、運営が最も避けたい事態でしょう。

 

以前、雑誌か何かで読んだのですが、2代目キャプテンの秋元真夏さんがキャプテンの仕事について問われたときに、性格的に人に厳しくするのが苦手なのに、そういう役回りをするのに葛藤があった旨の発言がありました。

要するに場合によっては「憎まれ役」もあえて買わなくてはなりません。損な役回りもしなくてはならないので、かなりメンタルが強くないとやっていけませんね。

 

いろいろと書いてきましたが、そういう資質をぜんぶ持っていることが理想です。でも、なかなかそういう人はいないので、たとえば、人間力はすごく高いけど、判断力にやや難があるのであれば、そういう部分を誰かが補っていけばいいと思います。

なんだかんだ言って40人近くの大所帯をまとめるわけですから、若い女性にとってはなかなかヘビーな仕事ではないかと思います。あれもこれも要求するのは土台、無理があるかもしれません。

 

人気メンバーがキャプテンになることはよいことでしょうが、しかしマストの条件ではないと思います。人選をミスると組織運営が破綻しますから。

ただ、表舞台でグループ代表として立ち回るわけですから、選抜メンバーであることは条件になるかな、くらいではないでしょうか。それからエースとの兼任も厳しいでしょうね。負担が重すぎるように思います。

 

ここからは超個人的な意見です。キャプテンとして適任の人を挙げろと言われたら、こんな感じの答えになります。エースを除外しています。

 

3期生は、今後、遠くない将来に卒業が予想されるため、キャプテン候補としては4期生以降が有力ではないかと思います。

 

4期生は、田村真佑さん一人だけ挙げました。

その他にも、柴田柚菜さんみたいにバランス感覚がよさそうな人とか、まとめ役にぴったりな黒見明香さんとかもいるのですが、柴田さんはあまり仕切るタイプに見えないこと、黒見明香さんはキャプテンというよりも、社長(経営者?)とかそっち系の人じゃないかと個人的に思っています。黒見さんには、あの年齢にしてすでにドンの風格が漂っています。

ま、あくまでも自分の中のイメージの話ですが。

 

個人的には、キャプテンの最右翼は田村真佑さんです。

さっき触れた人間力の点で申し分ないし、経験もあって仕事をよく理解しているでしょう。グループをまとめるのにこれ以上の適任者がいないくらい、合っているように思います。

メンバーからもスタッフからも厚い信頼を得られそうなお方に見えます。

ただ、ネックは年齢ですね。現在、25才です。

もちろん、卒業は本人が決めることなので、何年在籍するかは彼女の意思次第なのですが、普通に考えると、長期間、キャプテンを務めるのは難しいだろうな、という想像は付きます。

キャプテンの就任期間が短いというのは、あまり好ましくありません。

多分、キャプテンとして、自分なりのグループの目標を立てると思います。しかし、短期間だと、その目標を達成する前に卒業、なんてことになりかねません。

また、運営サイドからしても、キャプテンとは互いにツーカーの仲になることが理想的です。せっかくツーカーの仲になって組織運営がうまく回っているのに、キャプテンが変わってしまうと、またゼロから構築し直しになります。

 

そうは言っても、5期生はまだ加入して丸2年、経験不足の感があります。梅澤キャプテンが副キャプテンに就任したのは、加入して6年してからです。やはり4期生から選ぶのが順当ではないかと思うのですが、早期に5期生から副キャプテンを選び、長めの期間をとってキャプテンとして養成する、なんていう方法もありますね。

 

5期生のお二人からキャプテン候補を選ぶとすれば、個人的に菅原咲月さんを推します。

一ノ瀬美空さんは、一人ひとりの性格に合わせて、手厚く見てあげることができそうですし、すごく面倒見のよさそうな人に見えます。頭がよくて機転が利くし、優しいし、人に慕われる方に見えます。

ただ、ネックとなるのは、彼女が極度の人見知りなところです。キャプテンは年上(スタッフなど)から年下までいろいろな世代とうまくコミュニケーションを取らなくてはなりません。そういう面でうまく立ち回れるかやや不安なところがあります。

また、判断を求められるところで、なかなか決められない性格のように見えます。優柔不断なところがあるんじゃないかと。

先に触れたように、キャプテンは損な役回りをしなければならないときもあります。そういう足枷が付いているよりも自由にふるまえる方が、彼女の魅力が発揮できるんじゃないかと思うのですが、どうなんでしょう。

ま、あくまでも自分の中のイメージの話ですが。

 

対して、菅原咲月さんは、勢いがある方なので、決断力もありそうですし、おそらく年上、年下関係なく円滑にコミュケーションが取れそうです。

何事も段取りよく、ちゃっちゃと進めるタイプに見えます。

ただ、どこまで知恵が回るのか未知数な部分があるのと、勢いに任せて暴走しちゃうんじゃないかとか、少し不安な面もあります。

ま、あくまでも自分の中のイメージの話ですが。

 

この二人については、34枚目シングルで面白い動きがありましたね。

表題曲で、二人のポジションがシンメになったこと、それから34枚目シングル収録の5期生楽曲でもシンメになり、しかもフロントポジションで、センターの小川彩さんを挟んでいることです。

これ、なんかの意図が働いているんじゃないかと勝手に想像しています。

一つは小川彩ちゃんのママ担当としての役割、ひるがえって年下育成係としての役割とかですね。まあ、実際にどうなのかは、これだけの動きで判断するのは無理がありますが。

 

最後に

乃木坂はきっと変わろうとしているんだよという話を書いてきました。

いろいろと書いてきたんですが、一番の課題は、その具体像がはっきり出せていないことです。

 

前の記事の「其の弐」で、パフォーマンス力の強化が具体的にこんな形になるのではないかと想像を膨らませてきましたが、我ながら「説得力ないなあ」と感じながら書いていました。

というのも、パフォーマンスの強化の話と、体制(特に選抜制度)をどう両立させてるのかという点が、まるで消化できていないからです。

パフォーマンス力には難があるが、人気が高いメンバーはどうするのか、という肝心な部分の解が得られていません。

具体的なビジネスモデル抜きで考えれば、パフォーマンス力の高い「乃木坂Aチーム」と顔面重視の「乃木坂Bチーム」に分けて活動、なんていうことも考えられなくもないんですが、商売抜きの現実離れした話になってしまいますね。

 

もちろん、実は路線変更はなく、従来路線を継承していくなんてことも考えられます。

答え合わせは、もしかすると、来年春になるであろう6期生の参加まで待つしかないのかもしれません。

 

一応、自分なりに29枚目シングルのMVなどを題材に出したりして、勝手な妄想ではないというつもりで書いてきましたが、ブログ自体が5期生を取り上げることが多いのもあって、5期生をひいき目で見ていると思われても仕方がないと思っています。

実際、自分が乃木坂46にはまったのが、2022年春で、ちょうど5期生加入とかぶります。4期生以前のメンバーは、後追いで追っかけているので、リアルタイムで成長を見ているのは唯一5期生になります。だから、乃木坂の期の中で思い入れがある、という側面はあります。

ただ、そういう思い入れができたのは、5期生が乃木坂工事中の企画で富士山登山をしてからです。それまでは「美人が多いな」くらいのぼんやりとした想いしかありませんでした。

それまでの富士登山企画では常に脱落者を出していたのに、5期生全員(岡本姫奈さんは体調不良で欠席)が富士山登山をやり遂げて「すごいな、この子たち」と思い、認識が変わりました。

それ以来、ろくに見ていなかった5期生の紹介動画や、29枚目シングル収録のMVをあらためて見直すと、「もしかして乃木坂は5期生を中心に変わろうとしているんじゃないか」と思い始め、いろいろと動きを見ているうちに、それが確信へと近づいていきました。

 

自分の推測が合っているかどうかは、来年春になるであろう6期生加入あたりではっきりするのかもしれません。

 

というわけで、乃木坂の今後を占うシリーズはおしまいです。

内容はともかく、続き物を短期間で完結させた自分を褒めてあげたいと思いますwww。

 

 

6期生募集を受けて~今後の乃木坂46はこうなると妄想~其の弐

乃木坂の今後を予想する、この前の記事の続編です。

yorozu831.hatenadiary.jp

 

今回も、前の記事で使った絵を引用します。この図を選んだ意図は特にありません。何となく公式の動画から切り抜いて引用しています。

 

 

 

前の記事では、乃木坂が5期生を中心とした体制に徐々にシフトしようとしているのではないかと思える節があるため、そうと思わせる事実を集め、どう変わろうとしているのか、その手がかりとなる材料集めをしてきました。

前の記事では材料を4つほど並べましたが、この記事ではあと2つ書きます。

そのうえで、こう変わろうとしてるんじゃないかと想像を膨らませ、ついでに今後の体制の予想も立ててみます。

今回も妄想たっぷりにお届けします。

 

材料5 ~ そもそも5期生って毛色が違くない?

そもそもの話なんですが、5期生って今までのメンバーと毛色が違って見えませんでしたか。

巷でよく言われるのが、「ビジュアルが完成されている」という声が多かったように記憶しています。

実際、年齢のわりに大人びた感じの子が多かったですね。

それに芸能活動を過去にしていた子が多かったと思います。

 

ビジュアル面がことさらクローズアップされることが多い5期生ですが、それとは別に一芸に秀でている子が多いという印象もあります。

さっき説明した中西アルノさんの他にも、そういうメンバーがいますね。

 

たとえば、岡本姫奈さん。

女の子でバレエを習い事でやっている人は比較的多いと思います。多いと言っても、習い事の中でもバレエはお金がかかるので、ピアノとかの習い事と比べるとだいぶ数は落ちるとは思います。でも、まあまあそこそこいるわけです。たとえば、乃木坂のメンバーでは、たとえば阪口珠美さん、早川聖来さんがバレエ経験者です。

しかし、岡本姫奈さんみたいに、プロのバレリーナの卵というのは初めてですね。

 

それから、池田瑛紗さん。

彼女も絵描きの卵という点で、岡本さん同様、本格志向の人ですね。

実際、芸大に合格してしまったんだから、乃木坂の学歴偏差値を一挙に押し上げることになりました。

当然、乃木坂としても箔が付き、他のアイドルグループとの差別化が図れるわけですから、運営としても万々歳というところでしょう。

彼女は5期生の中で最年長で現在21才です。そして、卒業生の卒業時の平均年齢は24才です。もちろん、24才になったら卒業しなければならないというわけではありませんが、一応の目安にはなります。

普通に考えれば、彼女の活動期間は他の5期生よりも短くなるでしょうから、彼女が運営から「いまが推しどきだ」とばかりに推されまくっているのも順当なことではないかと思います。

ただ、そういう推され方に、人づきあいが人一番苦手な彼女が気持ち的に付いていけるのか、去年の井上和さんの推され方以上に心配です。

 

こうして見てみると、やはり5期生は異色の人材が揃っていますね。もちろんアイドル然とした人もいる中で、そういう従来のアイドルの枠組みに収まらない人材が入ってきたことは注目に値しますし、今後の乃木坂を占ううえで大いに参考になるように思います。

 

材料6 ~ 全体の流れを振り返って見えること

なんだかんだ言って、ほじくり返せば、いろいろと材料が出てきそうです。たとえば、5期生が「乃木坂 in 乃木坂」みたいな扱いで写真集が売り出されるとかですね。

ただ、そんなにいっぱい書いても話が拡散するし、まとまりが付かなくなるだけなので、ここらで最後にします。

最後の材料として、乃木坂の大きな流れを俯瞰して見てみましょう。

 

乃木坂46は、AKB48の公式ライバルとしてプロデューサーの秋元康さんの掛け声で始まったアイドルグループです。当初、秋元さんのコンセプト(というか嗜好)が強く反映されていたのに、だんだんその路線から外れていったように見えます。

 

秋元康さんは、地方から出てきた垢抜けない、パッとしない子が次第に洗練されていき、花を開かせるというサクセスストーリーが好きで、1期生から3期生までは、その路線が色濃く反映されていました。

たとえば1期生の生駒里奈さん、2期生堀未央奈さん、3期生の与田祐希さん、大園桃子さんが典型的な例ですね。

しかし、4期生からその路線は影を潜め、4期生でお嬢様感が強くなりました。

そして、5期生に至っては完全にその路線から外れています。初期の頃と比べると、かなり洗練された人材が加入するようになっています。

彼女たちは、選考過程を経て選ばれているわけですから、このような変化は選考する側で恣意的に変えてきたことになりますね。時代の要請があったのかもしれないし、煮詰まり感があったので変えてみたかったのかもしれませんし、動機はよくわかりませんが、恣意的に変わってきたのは間違いないでしょう。

5期生加入当時、確かビジュアルに対する声と同じくらいの高さで「即戦力」という声が上がっていたと思います。

いずれ、また元の路線に回帰することはあるかもしれませんが、今はこの流れに沿ってどんどん進んでいくと考えられます。ですから、現在募集されている6期生も、この流れに乗ると見るのが自然ではないかと思います。

 

変化するグループ#1 ~ 人

では、ここからは、具体的にどんなグループに変わろうとしているのか妄想してみたいと思います。

今までの材料に広げていくと、こんなことが考えられるね、というように話が展開するといいのですが、いかんせん材料が足りないので、妄想のうえに妄想を重ねる形になってしまいました。その辺は私の力不足です。

 

当たり前のことですが、アイドルを名乗っている以上、アイドルとしての本分は守るでしょう。あまりドラスティックに変わってしまうと、それこそファンが離れてしまうでしょうから。

乃木坂ブランドの見られ方って、ものすごくざっくり言うと、美形の子たちが歌って踊るグループ、歌もダンスもそこそこやるくらいの認識ではないかと思います。異論はあるでしょうが、世間的なイメージという点で見ると、そういう見方がされているのではないかと。

おそらく「乃木坂、ビジュアル強し」というブランドのイメージは、白石麻衣さんと西野七瀬さんの二大エースが主に中心になって築き上げられたものなんでしょう。少し高級感があるとか、優雅さがあるとかですかね。

これは、二大エースを含めた諸先輩方が築き上げたイメージなので、そのテイストを継承するであろうということは大前提としてあるように思います。

とすれば、プラスαとして何を乗せていくかってことになりますね。言い換えれば、どこまで風呂敷を広げるのかということになります。風呂敷の話はあとで詳しく語ります。

 

その前提にうえに立って、いかに箔を付けるかが大きな要素になるのではないかと思います。どんな箔を付けるのかは、前述の内容からして、もう答えが出ていますね。

  • パフォーマンス力(歌唱力、ダンス)が高いこと
  • 高学歴
  • その他、たとえば、女優出身とかミュージション出身みたいな人

 

1点目と2点目はすでに触れてきました。

3点目は自分が勝手に想像しました。乃木坂ブランドに箔が付くものであれば何でもという意味合いで書いたのですが、ちょいずれているかもしれません。

 

変化するグループ#2 ~ 曲、パフォーマンス

次に、曲やパフォーマンスなどが今後どうなるかですね。

 

29枚目シングルの『Actually...』みたいに、スピリチュアルというんですかね、衣装は宗教的、歌詞は哲学的、みたいな今までとは系統の違った曲が今後、出てくるのかどうかですね。

まず、CD売上が上向く要素があまりないのだとしたら、やはり変化は必要ではないかと思います。自分がさんざん持ち上げた『踏んでしまった』という曲は、変化を模索するためのパイロット版ではないのかと個人的に観測しています。『踏んでしまった』はアンダー楽曲ですが、表題曲でも、ああいう攻めた路線を押し出してくることは十分に考えられるように思います。

 

芸術的な路線というのでしょうか、アカデミックな路線というのでしょうか、そういう高尚なものと、従来の親しみやすいアイドル路線をバランスよく配置していけば、いまのファンが離れることなく、新しいファンを開拓できるかもしれません。

そうやって、アイドルとしての本分をまっとうしつつ、変化を付けていくというわけです。

 

それからパフォーマンス面ですが、全体的なパフォーマンス力を前面に押し出すのであれば、曲の難易度も上げてくる可能性はあるんじゃないかと思っています。

具体的なイメージはないんですが、たとえば、玄人受けするような難しさで、普通にカラオケで歌える曲なんだけど、プロ肌の人には「すごいことやってるな、このグループ」と思ってもらえるような細工を仕掛けるとかですね。

一方、ダンス面を強化するとしたら、乃木坂らしく美しさの追求ですかね。激しい方に行っちゃうと櫻坂46と競合してしまいますので。

岡本さんを主軸にした美しいダンスを追求する可能性はあるように思います。今後、そういう路線の人が増える可能性はあるかもしれません。

 

もう一つ、衣装、演出面で変化を付けてみるという手段も考えられますね。

この辺はまったく知識がないのですが、せっかくテレパンが芸大に入ったので、芸術的な衣装、演出(なんてものがあるのかどうかわかりませんが)を採り入れるのもありなんじゃないかと。

なんなら、テレパンに舞台の演出(主に美術)してもらうとか。

 

変化するグループ#3 ~ 活動の場を広げる

活動の場を広げるというと、新しいことに挑戦する、と思われるかもしません。いや、実際、それは知名度を上げるうえで重要なのですが、ここで書こうとしているのは、それとはちょっと違います。

どちらかというと、少し乃木坂の出演のスタイルを変えてみる、ということです。

 

今まで歌番組に選抜が出演して歌う、というやり方が定番でしたが、たとえて言えば「歌うま選抜」みたいな形で別働チームが、メジャーな歌番組で歌を披露するとかですね。基本、歌番組では、シングル曲を歌うことが要求されると思いますが、その辺はうまくやり繰りできるもんなんですかね。シングル曲を全員で歌って、その後、歌うま選抜だけで歌うとかできるといいなと思います。

歌うま選抜でも、ダンスうま選抜でも、何でもいいのですが、得意分野をアピールできるといいですね。それもメジャーな番組で。

 

変化するグループ#4 ~ マーケット

話ががらっと変わるのですが、去年年末の紅白歌合戦をご覧になった方も多いと思います。

乃木坂46、櫻坂46が出演しましたが、個人的には櫻坂46のインパクトは絶大だったと思います。圧巻のダンスパフォーマンス、それに最後にセンターの藤吉夏鈴さんが人の山(?)をよじ登るシーンがありましたね。下の絵は、公式の動画の引用です。夏鈴ちゃん、よじ登ってますね。

 

 

ああいう派手なパフォーマンスってかなり印象に残りますよね。それに海外受けすると思います。実際、櫻坂は海外遠征していますね。

 

もし、乃木坂の運営サイドが、日本のマーケットに限界を感じているのであれば、海外進出を視野に入れている可能性はあるかもしれません。

 

今のままで海外に出ても、美形の女子たちが歌って踊っているだけ、という目でしか見てくれないでしょう。海外ともなると、エンターテイメントの嗜好が、まるで違いますから。

特にエンターテイメントの本場のアメリカなんて、ものすごく裾野が広くて、層が厚い国です。そんな中で個性を磨きに磨いて、上り詰めたほんの一握りの人が、表舞台に立つ世界です。そういう世界から見ると、日本のエンターテイメントって温く見えるでしょうね。

ただ、ここで断っておきたいことは、国民性がまったく違う、ということです。なので、いい悪いの話ではないですし、なんならレベルの高い低いの問題でもない、と言い切ってしまいたいところです。

日本人の感性で見ると、アメリカのエンターテイメントはマッチョ的な感じがします。「確かにあちらのエンターテイメントはレベル高くてすごいけど、ちょっと暑苦しくね」と思う人は多いんじゃないでしょうか。

たとえて言うと、「俺はあっさりした蕎麦が食いたいのに、やたらとコテコテ、ギドギドしたラーメンを食べさせられた」みたいな感じですかね。

だから、たとえばマーケットのターゲットをアメリカにしたとして、アメリカ至上主義みたいなエンターテイメントを目指すというのは、なんか違う感じがします。

その辺を履き違えると、うまくいかないんじゃないかと思います。

あちらの得意としているところへ、同じ土俵に立って勝負したって勝てっこありませんから。いや、チャレンジしてもいいのでしょうが、相当ハードルが高いうえに、人と金を投資してその壁を乗り越えるには相当の期間とお金が必要でしょう。

それよりは日本人が得意としているところで勝負したほうが、投資も少なく済むし、実りが多いんじゃないかと思います。

じゃあ、海外マーケットに向けて具体的に何するんだよ、と聞かれたら、ちょっと考えてしまいますね。うーむ。

個人戦は苦手だが団体戦は得意、という日本人ならではの強みとして活かすんですかね。

たとえば、何人かずつに分けて、それぞれが別々のパートを歌って合唱しちゃうとか。

何にしても、大人数がユニゾンで歌ってても、海外の人から見れば没個性的で何のインパクトも与えないでしょうから、自分たちの個性を打ち消すことなく、でも外人にもアピールできるといいですね。

Perfumeみたいに、海外で評価されたグループもあるので、そういう例を参考に、海外にアピールする要素を取り込むといいですね。海外の番組にいきなり出演するのは難しいでしょうが、ネット配信を通じて裾野を広げていくとかできるといいなあ、と思います。

 

その弐の締め

いろいろ書いてきましたが、簡単にまとめると、単に可愛い子ちゃんたちが歌って踊っているだけじゃないんだ、と認知してもらえれば、乃木坂ブランドのイメージアップに大きく貢献するんじゃないか、ということです。

それを明確な形で世間にアピールでき、どんどん浸透していけばといいな、という思いでいろいろと無い知恵を絞って書いてみました。予想めいたことを書いていますが、本人としては、あまり当たり外れを気にしていません。普段、思っていることを吐き出してすっきりしようということが主目的ですので。

副次的な効果として、同じ想いを他の人と共有できたらいいなと思っています。

どういうことかと言いますと、折に触れて書いていますが、「このまま同じことをやっていても先細りしそうだ」という危機感が記事のベースになっています。そういう想いの人がどのくらいいるのかわかりませんが、「やっぱり乃木坂、変わった方がいいよね」と同じ想いが共有できたら嬉しい限りです。

 

この記事、まだ続きます。

続編で6期生加入に向けてこんな体制になるかな、とざっくりと、そして妄想たっぷりに綴ります。

 

(つづく)