おかげさまでブログ初投稿から丸一周年を迎えることができました。
実際のところ、ブログの初投稿が2023年の4月末だったので、一周年をとうに過ぎています。ちょうど一周年を目指して今年の4月に書き出してゴールデンウィーク前にリリースする予定が、結局、7月まで引っ張ってしまったという...毎度のパターンですが。
今回は、この一年を振り返るという企画です。
この一年、谷あり山ありでいろいろと考えることが多かったので、ブログに臨む心情から、テクニカルな面も含めていろいろと書くつもりです。
なので、ブログをやっている人には、あるあるネタで共感できる部分、あるいは参考になる部分があるかもしれませんが、そうでない人にはあまり面白くはないかもしれません。
そもそもブログを書き始めた発端について軽く説明したいと思います。
数年前から、SNSとか、ブログとかにも少し手を出した方がいいのかなくらいにぼんやりと考えていました。時代に取り残されている感が常にあったものですから。
そんな折、二年前に乃木坂46のファンになったのをきっかけにブログをやろうと思い立ち、それからTwitter(現X)のアカウントも作り、SNSデビューを図ったのでした。2022年の春くらいのことです。
そして、一年間、これといった活動をしなかったのですが、さすがに「まずい」と危機感を覚え、一年ちょっと前、2023年の春先から本格的に活動をスタートさせ、Twitter(現X)とブログに投稿し始めたのでした。
振り返る内容はこんな感じです。
ブログで何を心がけるようになったかとか、Google先生に気に入ってもらうために何をしたか(実際に気に入ってもらったかどうかは知りませんが)、今後のブログはどうなるのか、などです。
結局のところ、SNSについては、Xを情報収集だけに使っているのが現況ですので、とても使いこなせているという状況ではありませんし、使いこなそうという気もありません。なので、書く内容はブログに絞ります。
まあ、そんな感じで、ここ一年間の活動を振り返ります。
ブログをたしなむ方にとって何か参考になることがあれば望外の喜びみたいな想いで書きます。
それと、少し乃木坂ネタもところどころに詰め込むので、そちらに興味がある人にも何か得るものがあるかもしれません。
ところで、以前の記事でブログに目次は不要、などと言い切っていましたが、さすがに今回の記事は、内容的に独立した項が多いため目次を付けます。
目次
ブログのテーマ
何がモチベーションになってブログを書き始めたのか未だによくわからないのですが、のらりくらりとマイペースながら、なんだかんだ言って一年間、続いたのだから大したものだと思います。
見切り発車で乃木坂46をテーマにしたブログとしてスタートしましたが、それ以外に明確なコンセプトがあったわけではありません。アフィリエイトで稼いでやれとか、人気ブロガーになってやるとか、そういう大それた目的はありません。
しかし、書き続けているうちに、だんだん乃木坂46だけでは苦しくなってきて、ラーメンや映画など、好きなものは何でも入れて良しと方向転換しました。乃木坂のことばかり書こうとすると、どうしても強迫観念みたいになり、本来楽しく書くべきブログが苦行になってしまうからです。
ただ、そうするとブログのざっくりとしたテーマ性みたいなものがなくなってしまい、節操のないブログに見えてしまうため、後付けでエンタメ系のブログ、という旗印を掲げるようになりました。
この旗印って結構、重要なんじゃないかと思います。
たとえば、誰かに「ブログを書いているんですってね。どんなブログですか」と聞かれたときに、
「乃木坂中心で、その他にラーメンの記事、書いてます」と返事するのと、
「エンタメ系のブログやってます。アイドルは主に乃木坂、映画は新旧問わずいろいろ取り上げています」と返事するのとでは、大違いじゃないかと思います。
明らかに後者の方が、ブログのトータルなイメージを持ってもらうことができるし、その答えをきっかけに話が広がりそうですね。
でも、実態は乃木坂7割、ラーメン3割くらいの配分でしょうね。ちっともエンタメ系の体をなしていません。
音楽、映画系の記事を増やさなければなるまいと思っていますが、なかなか筆が進みません。
そっち系の記事は書きかけの状態で放置しています。
書きかけのブログを挙げますと、映画の記事としては、宮崎駿監督の『On Your Mark』、ジェームズ・キャメロン監督の『タイタニック』、音楽系の記事としては、Jazz界の巨匠マイルス・デイビス大先生を扱った記事です。
ちなみに『タイタニック』の記事ですが、ネタ集めの段階ですでに自分自身が沈没気味です。
ネタが濃すぎ、重すぎですね。これは大変なものに手を出してしまった、と少し後悔しています。
タイタニック号が生まれた背景とか、当時の社会情勢とかも面白く、タイタニック号に乗船した人の人間模様も面白く、さらにタイタニック号沈没後の話も面白く、とネタがいくらでもあります。
これを真面目に記事におこしたら、本一冊分くらいの内容になるのは間違いないでしょう。それくらいネタの宝庫とも言えるトピックです。
時代の変わり目に着目したジェームス・キャメロン監督の慧眼なのだとつくづく感心します。
ただ、やはりネタ集めとそれを整理するまでにかかる時間が半端じゃありません。乃木坂の動画見てあれこれ書いている方がよっぽど楽です。
切り貼り系のコンテンツとそうでないコンテンツ
なんとなく自分の中ではコンテンツを、切り貼り系のコンテンツとそうでないコンテンツに切り分けています。
ここで言うコンテンツは、主にYouTube、ブログ、Xなどの投稿などを指しています。
これといって明確な基準があるわけではないのですが、事実を切り取り、ペタペタ貼り付けてできたコンテンツを切り貼り系と定義しています。
たとえば、YouTubeで既存の動画の部分を切り取ってつなげた動画とか、人のX(旧twitter)の発言やどこかのサイトの一部を引用してできているブログ記事とかです。
要は、既存のコンテンツを切り貼りしてるから切り貼り系と呼んでいるってことです。
自分の感覚では、世に出ているコンテンツのうち、7割から8割くらいは切り貼り系のコンテンツではないかと見ています。
ただ、どこまでを切り貼り系と言うのか、はっきりした線引はありません。
たとえば、切り貼りだけでなく、簡単な感想なり意見が書いていれば、切り貼り系にならないのかというとそうでもありません。ある程度の量の事実の引用があり、諸所の事情を鑑みると何が導き出されるのか、というものがあれば切り貼り系ではないのですが、これも明確な境界線があるわけではありません。導き出したものがあっさりしていたら(そう感じたら)、やはり切り貼り系になります。
切り貼り系コンテンツは法的にセンシティブな問題もあるのですが、そこは触れないことにして、その特徴などについて書いていきたいと思います。
切り貼り系コンテンツの特徴は大量生産、大量消費型というところでしょうか。おそらく基本的な作業は既存のコンテンツを切り抜き、貼り付けることですから、切り抜き方のセンスが求められるでしょうが、あまり知力や体力は使わず、大量生産に向いているのかなと思います。
そのコンテンツの性格的に見て、何度も読み返すようなものでなくて、どちらかというと一回見たらそれきりの消費型なんだと思います。
切り貼り系でないコンテンツは、端的に言ってしまえば、切り貼り系コンテンツの逆、ということになります。
ある程度の事実の引用があり、そこから何が導き出されるのか考察・見解があるコンテンツです。
こうやって書くと、切り貼り系でないコンテンツの方が高尚な感じがしますが、実はそうとも限りません。
というのも、考察と言えば聞こえがいいですが、妄想と紙一重の世界だからです。
テーマが何であれ、よほどの事情通でない限り、限定的な情報に基づいて個人的な見解にたどり着くことになります。少ない事実の間を想像力で埋め合わせすることになるため、ほとんど妄想と区別が付きません。
ある意味、(当たり前のことですが)読み手側がどう見るか次第でコンテンツの評価が決まります。「ただの妄想じゃん」とか、「妄想っぽいけれども一読の価値はあるかな」とか、どう受け止めるかは読者次第です。
自分が記事の中で「妄想全開でお届けします」なんて書いているのは、そういうことを言っています。
乃木坂46運営のお偉いさんとコネがあって裏情報をゲットできる立場にあるとか、記者として乃木坂の運営やメンバー、制作陣に取材できる立場にあるとかでない限り、事実と事実の間にある隙間を埋めることはできないからです。
要するに、切り貼り系のコンテンツとそうでないコンテンツには性格の違いこそあれ、どちらかが上とか下とかはありません。
それ以前に、そもそも作成目的が違うので上下などあろうはずがありません。
実際のところ、コンテンツを見ながら、これは切り貼り系、これは切り貼り系でない、なんて振り分けてません。
なんか便宜上、そう言っているだけで自分としてもあまり何系のコンテンツなのかは重要視していません。
一応、自分のコンテンツは切り貼り系ではないと分類していますが、実は切り貼り系のコンテンツに挑戦したことがあります。
それはこちらの記事です。
基本は、『乃木坂工事中』の番組を切り貼りしただけですから、正真正銘の切り貼り系です。
この記事を作ってわかったことは、案の定、前頭葉のカロリー消費はあまりないということです。
主に、気力とか根気とかのカロリーを消費します。
この切り貼り系の記事で自分がやった作業は、主に画像編集や動画の文字起こしです。
あまりやったことがない作業なので、結構、時間がかかってしまいました。1記事に正味5時間くらいかけていた思います。
でも、この辺、手慣れた人がやれば、ちょちょいのちょいで簡単にできてしまうんでしょう。だから、大量生産も可能でしょう。
まあ、この辺のことは、やる前からわかっていたことですが、実際にやってみて「やっぱりな」というところです。
ついでの話をします。
さきほど「今回のテーマは切り貼り系の記事を書くことだ」というテーマ設定で記事を書いたと述べましたが、こういうテーマ設定をしたことが他にもあります。
今年の2月の中旬に『6期生募集を受けて~今後の乃木坂46はこうなると妄想』と題した記事を3つ連続して書きましたが、このときのテーマ設定は、1週間のうちに記事を2つ以上書くということです。
なんでそんなテーマ設定を設けたのかというと、それまで1記事を書き上げるのに楽勝で2週間くらいかけていて、自分にそれ以上のスピードで記事を上げる能力があるのか試してみたくなったからです。
本来であれば、きちんとお題を練って記事を書くべきなのですが、このときはスピード重視で「勢いで記事を書く」ことを是としました。それでほぼ1週間の間に6千字くらいの記事を3つ上げ、「その気になればできる」ということを証明したわけです。
しかし、その3つの記事は自分的には黒歴史です。内容がアレで記事を読み返そうという気がまったくおきません。
自分のアホさ加減を忘れないために記事は消さずに残しています。
徳川家康が三方ヶ原の合戦で武田信玄の挑発に乗って惨敗したときに、二度と同じ過ちを犯すまいと自戒するために、絵師にそのときの自分の絵を描かせ黒歴史としてあえて残したという有名な逸話がありますが、あれと同じ思いです。
ところが、そうして勢いまかせに書いた記事がいま、自分のブログの中で一番アクセス数が多い記事になっているんですよね。この辺、忸怩たる思いがあります。
ブログで心がけていること
特に基本方針として明文化しているわけではないですが、自分なりにぼんやり守っている基本的な方針を書いてみたいと思います。なんとなくぼんやりとした方針であって、さほど記事を書く上で強い拘束力は持ちません。
むしろ、拘束力こそ排除すべき一番の要素と考えている節があります。何事もそうですが、無用に制約をかけると、息苦しくなって活動自体がしぼんでしまい、本来の目標を達成できなくなる可能性があるからです。
そんな緩い基本ルールの中にあって、何となく意識していることを並べてみます。
かしこまった文体よりも、いま自分の前にいる人に話しかける調子を心がけています。
そのほうが自分にとって書きやすいから。ソファでゆったり座りながら、緩く喋っている感じで書いています。
そういう語り口調をベースにしているわけですから、人との語りの中でよく起きる脱線も許容しています。
本来のブログのあり方としては、テーマ性を薄めてしまいかねないため、あまりよくないのでしょうが、その辺は気にしないことにしています。普段から人と喋っていて脱線が多い人間なので、その方が自分にとって自然という側面が強くあります。
そんな基本方針とも言えない方針をベースにしているせいか、もしかすると読む人を選んでいる傾向もあるのかもしれないと思い始めています。
脱線なんて、読んでいる人にとってはうざいだけかもしれません。
でも逆に、興味を持ってくれる人もいるかもしれません。
なんでしょう、自分と同じようにいろいろなことに興味を持つ人を同好の士として呼び寄せたいという潜在的な欲求が発露しているのかもしれません。
字数はだいたい一記事あたり六千語くらいを目安にしています。それよりも長いとダラダラしている感じがするし、それよりも短いとあっさりして読後感に引っかかりがなく、あっさり終わってしまうように思っています。6,000字くらいが、ちょうどいいボリュームなのだと思います。
さっきも書いた通り、脱線はありにしていますが、放置すると、とめどなく脱線しまくり、楽勝で1万字を超えてしまうので、気を付けながら書いています。それでも、やはり書き終わると冗長な部分が多く、ごっそり削って最終的に6千字くらいに落とすことをしています。
書き上げる時間は、ラフな下書きを作るのに、2時間くらい、記事として書き上げるのに2~3時間というところです。他人と比べたことがないので速いのか遅いのかわかりません。
むしろ、校正作業の方が一番長いです。つながりの悪い部分の加筆や、冗長な部分の削除におそらく半日くらいかけているように思います。半日、ずっと机に向かって記事を書いているのではなく、ぼんやりとしている時間も込みです。たとえば、気分転換にお散歩している、というような時間です。
もっとも下調べが必要な記事になると、数時間単位でなくて日単位で時間がかかります。たとえば、ゴジラの記事を書いたときには、オッペンハイマーの本を二冊読みました。もっともそのうち一冊は、肌が合わず、途中まで読んで挫折しましたけどね。
本を読むのに多分、四週間くらいかかったと思います。そういう下調べの時間も込みにすると、一ヶ月くらいかけている記事もあります。
やっているつもりのSEO対策
一応、記事を書いている以上、他人様に読んでもらうことを意識して書いています。ですから、人気ブロガーほどのアクセス数を稼ごうとは思わないものの、ある程度の人には読んでもらいたいと思っています。
それで、Google先生のお力を借りています。
ブログを書き始めた頃にブログ関連の書籍を読んだのですが、記事が増えれば、Google先生の評価が上がり、Google検索の上位にヒットして閲覧数も増えるのだ、という解説を「へえ、そんなんだ」と鵜呑みにして頑張って記事数を増やしてきたわけです。
記事を書き上げるペースをもっと速くしたいとは思っていますが、まあ、仕事もあるし、家の用事もあるし、となかなか思うようにはいきません。
そうやって時間を捻出して記事を書いてきた甲斐があったのか、キーワードによっては自分の記事がGoogle検索の上位にヒットします。書籍で言っていることは本当だったわけです。そして今や自分のブログにアクセスしてくれる方々の半数以上がGoogle経由です。
こうしてGoogle先生の力をお借りしている以上、SEO(検索エンジンに引っかかりやすくする記事の書き方)対策はばっちりにしたいとは思いつつ、多分、自分のやっていることはすごい中途半端です。おそらく、その道のプロから見たらもはややっていないと同じ、というレベルでしょう。
Google先生の評価を上げてもらうために自分が採った「戦略」は二つです。素人考えなので「戦略」と言うほどのものではないのですが、ひとまず「戦略」ということにしておきましょう。
一つ目の戦略は、前述したとおり、記事を増やすことです。「塵も積もれば山となる」、「枯れ木も山の賑わい」を地で行くようなものです。
そしてもう一つの戦略は、「乃木坂データベース」とブログとの相互リンクです。
この相互リンクでGoogle先生の評価が上がるかどうか確かな根拠はありません。まあ、なんとなくあがるんじゃね的な楽観的な見通しです。
もちろん、真面目に考えたらもっといろいろとSEO対策はあるはずなんですが、時間やお金を投資できるほどの余裕がないので、「まあ、今の自分にできるのはこんなものだろう」と考えたわけです。
乃木坂データベースとは、乃木坂46の勉強もかねて、乃木坂46に関するいろいろな情報をデータベースにしたものです。たとえば、メンバーの一覧とかですね。
実際のデータベースはこれです。
https://kawaya333.stars.ne.jp/
まあ、このデータベースができるまで(といってもまだ完成形になっていません)、涙と汗をいっぱい流したのですが、それについてはブログの記事にちょくちょく書いています。
レンタルサーバーの仕様に振り回された、とかなんとか...
乃木坂データベースがある程度、形になった段階で「Google Search Console」(https://search.google.com/search-console/)というGoogleのサービスを使い、乃木坂データベースをGoogleのインデックスに登録しました。こうすると、クローラーが自分の乃木坂データベースを見つける前に、こちらからGoogleの検索インデックスに登録してもらうことになります。
インデックスに登録してから相互リンクした方が効果がありそうだ、という自然というか当たり前の発想です。
実際、登録した次の日に「乃木坂データベース」というキーワードでGoogle検索するとヒットするようになりました。
ちなみに、何の手違いか、ヒットした結果をクリックすると、なぜかトップページに飛ばずに、乃木坂46の5期生、冨里奈央さんのプロフィール紹介のページに飛んでしまいます。「インデックス、書き換えた方がよくね」と思うのですが、更新の仕方がわからず、そのままにしています。ただ、そのままだと、まるでデータベース=冨里奈央さんのプロフィール紹介、という構図になってしまうため、ページの上の方にメニューを表示させるようにしました。
本題に戻します。
「乃木坂データベース」で検索すると、自分のサイトがまあまあのポジションに表示されます。
ポジションが悪くなかったのは、幸いにも競合サイトが少なかったからです。
こうして乃木坂データベースとブログ間で相互リンクしていれば、多少はGoogle先生も評価を高くしてくれるのではないかと思っているのですが、ちゃんとデータを取って分析しているわけではないので効果のほどは不明です。
実際のところ、乃木坂データベース、作ったはいいが、まだ器ができただけで中身がスカスカです。それもあるせいか、そもそも需要がないせいか、アクセス数が芳しくありません。ですので、ほとんど相互リンクの効果はないんじゃないかと踏んでいます。
これ以上、だらだら書いても読む人に与えるものがほとんどないので、最後に、肌感覚で学んだ、なんちゃってSEO対策について書きます。
実は、SEOの仕組み、前に本で読んだのですが、ちっとも頭に入りませんし、だからといって読み返そうとする気もありません。
ですから自分の手持ちの材料は、実際のGoogle検索したときの感触だけになります。
そういう感触をベースに話しますと、Google検索の仕組みでキーワードとして優先度が一番高く評価されるのはタイトルらしいということです。
つまり、Googleの利用者が検索キーワードとして入力するであろうワードは、なるべくタイトルに入れたほうがいい、ということです(すごく当たり前のことだと思いますがwww)。
前に書いた記事で、検索キーワードを意識してタイトルを変えた記事があります。
この記事、最初はタイトルを「中西 アルノさん、いろいろ其の二、人物像と歌の魅力」というタイトルにしていました。でも、Google検索で調べたときに、これはタイトルを変えた方がよさそうだと考え、「中西 アルノさん、いろいろ其の二、人物像と歌唱力」に変えました。
Googleで検索フィールドに「中西アルノ」と入力すると、その横に二次的なキーワードが表示されます。「中西アルノ」さんのキーワードとセットでよく使われるキーワードですね。その中に「歌唱力」があったので、こっちのワードをタイトルに入れたほうがアクセスが増えるだろうと思ったわけです。
効果のほどは不明です。変更前と変更後のアクセス履歴を取っているわけではないので。
PVを測定するサービスとかもあるので、いずれは手を出すかもしれません。多分、遠い先になると思いますが。
GeminiやChatGPTがブロガーを駆逐する?
ブログ全体が下火になっているという声がちらほらと聞こえてくるようになりました。
個人的には、タケノコのように「アフィリエイトで稼ぐぜ系」のブログが乱立しているなか、商売っ気ばかりが先走って中身のないブログが多いので衰退するのも当たり前、みたいな冷めた目で見ています。
そういうブログの記事を読んでいると、行間に「金が欲しい、金が欲しい」とブログ作者の生生しい声が透けて見えます。読ませるテクニックだけ妙に肥大しているという不気味さがあります。
なんて書くとアフィリエイト反対派のようにとられるかもしれませんが、そうでもありません。本当にその商品が好きで皆に広めたいという思いがあるサイトには価値があると思います。そういう気持ちがある記事は、読んでいて嫌味がないし、共感するところが大きいからだと思います。
一時期ブームと化していたブログもだいぶ落ち着いた感があります。
アフィリエイトにしろ、何にしろ、読む人に寄り添うような気持がなければ廃れていくんじゃないかと思います。
そうやって淘汰されていき、最終的にはブログもだいぶ減るんじゃないかなあと思っています。
そんな流れの中にあって、さらにブロガーを脅かすものが登場しました。
AI君たちの登場です。
AIがどんどん賢くなり、AIにブログ書かせた方かいいんじゃね的な言われ方もされるようになりましたね。
GeminiやChatGTPがすごい、すごいって巷で言われています。
「ふーん、じゃ自分も使ってみるべ」と思い立ち、実際に使ってみました。
たとえば、「乃木坂の魅力は何ですか?」みたいなお題に対して、実にきれいにまとめてくれます。網羅性が高い、というところでしょうか。
お題に対して如才なくまとめてくれます。
たとえば、入社したての新人にレポートを頼み、このレベルのレポートを出してくれたら、100点満点かそれに近い点数を出すと思います。
ただし、新人レベルということが大前提です。このレベルのレポートを中堅以上の社員が出したとしたら、その社員の能力、精神状態を疑うと思います。
GeminiやChatGTPをちょちょっと使った感触で言うと、AI君に記事を書かせたら、よくできたクソ記事ができあがる、というところですね。
端的に言うと、よくまとまっているけど、それ以上でもそれ以下でもない、ということです。
訴求するものが何もありません。読んでも「ふーん」という感想とともに内容が流れて行ってしまい、手元には何も残りません。
じゃあ、ぜんぜん使い物にならないかというと、そうでもないと思います。
お題に対して返した答えに網羅性があって、自分が意識していなかったことをテーマとして提示してくれることもあるような気がします。
そういう使い方はありだろうなあ、と思います。
実際、そうやって記事を書こうとしたこともあるのですが、そうやって書こうとすると記事のイメージが全然湧いてこないので、やめました。まっさらな状態から、少しずつイメージを具体的な文字に落としていくというやり方が自分には合っているのかもしれません。
何にしても今のAI君は、人間の思考を模倣しているだけであって実際に思考しているわけではないということらしいです。
いずれSFの世界みたいに、本当に思考し出したら、どうなっちゃうんでしょうね。正直、面白さ半分、恐ろしさ半分です。
今後の展望~有料記事に挑戦?
今後の展望としては、有料記事に手を出そうとしています。
なんて書くと、「なんだ、やっぱりお前も金儲けが目的なんじゃん」という声が聞こえてきそうですが、まあそう言わず話を聞いてやってください。
なぜそんなことを考えたかというと、ヤバいネタを書く場合は、有料記事にするしかないな、という判断です。
ふだんは物議を醸すような内容は避けています。内容を薄めて薄めて当たり障りのない内容にしています。
しかし、本音のところでは、もっと踏み込んだ、物議を醸しそうなことを書きたいと思っています。実は、そういうことを書けないことがフラストレーションとして溜まっているのです。いわば糞詰まり状態になっています。
つまり、自分としては、①腹に溜まったネタを吐き出したい。➁吐き出すと炎上する可能性が高い、というジレンマに陥っているわけです。
その解決策として考えたのが、記事を有料にするという方法です。
①については、書いて公開しなければいいんじゃない、という突っ込みがあると思います。確かにそのとおりです。でも、自分の中では記事を書いて投稿するまでをワンセットとしてとらえているようです。
投稿しないと多分、自分の中で完結せずに、フラストレーションとして残るような気がします。
➁は、読んでもらう人を選べば、炎上を避けられるのではないかという、さしたる根拠もない考えに基づいています。
わざわざお金を払ってまで見てくれるのであれば、感情的にリアクションすることはないのではないか、という淡い期待にすがっています。
具体的にどのようなことを書こうとしているのか、さわりを書きますと、乃木坂46の中西アルノさんはなぜ選抜に入れないのか、というような話です。
ふだんは書かないブラックな内容になります。
まあ、まだ書くと決まったわけではないですが、そんなことを考えているというお話でした。
だらだらと取り留めなく、いろいろ書きましたが、一年間を振り返る記事はここでおしまいです。