ブログの記事はまだ10個強という具合でまだまだ数は少ないのですが、ここらでちょっとブログを振り返りたいと思います。
今までブログを書いてきた雑感と、これから乃木坂のデータ中心にテーマを展開していきたいという将来像について綴っていきたいと思います。
ブログを書き始めてからの雑感
今年の4月末からブログを始めたのでブログ初心者、まだ初心者マークを付けて走っているわけです。
でも、厳密にいうとブログ初心者ではないんです。
実は2年くらい前に楽天のブログで2つくらい記事を書いた経験があります。
テーマはラーメンだったのですが、「食べた、うまかった」くらいのことしか書けず、あとはラーメンの写真を貼ってお茶を濁すという、まったく内容のない記事を書いていました。
楽天のブログって、アフィリエイトを前提としたブログのようで、アフィリエイトのパーツは充実していたんですけど、アフィリエイト自体にあんまり関心なかったし、アクセスカウンターが付いているのも癪に触って早々とブログを廃止してしまったんです。
それ以来、ブログから遠ざかってしまったんですけど、去年の春に乃木坂46にはまって、なんかいろいろと書きたくなって今年になってやっと書き始めたっていうのが、ブログを始めた(再開した)経緯ですね。
これでも、ブログを書くにあたって少しはブログの書き方を勉強したんですよ。
動画を見たり、本を読んだりとかして。
ブログの基本の手引きを見ると、書くにあたってのポイントとして、書き出す前に筋書きを作ること、目次を作ること、先に結論を書くこと、対話形式にすること、絵を付けて変化を付けること、とかとか。
しかし、そうやって作られたブログを読んでもまったく響かないんですよね。自分には。
たとえば、目次を作ること、とあるんですが、実際、ブログの目次を使ったことがないです。正直言って、あれはいらんな、と思います。
目次があろうとなかろうと上から読んでいき、面白ければ読み続けるし、つまらなければ途中で読むのをやめてしまうでしょうから。
読んで響く文章かどうかが肝ですから。別に目次があってもいいですけど、個人的にはまったく必要性を感じていません。
読み物系の記事でなくて、なんか論文みたいな(?)ブログであれば目次を付ける意味はあるような気がしますが。
それから対話形式でストーリーが進むブログってありますね。二人のアイコンが出てきて、そのアイコンから吹き出しが出てて対話形式で話が進むっていうやつですね。
正直、この形式のブログってうざいです。読んでてイライラします。なんで対話形式にするのか意味がさっぱり分かりません。そうするとわかりやすいと思ってるんでしょうかね。
ブログの教科書に書いてあることが全部ダメだと言うつもりはないのですが、そういうのには捉われずに書こうという方針で進めています。
客先に出向いてプレゼンするということはよくやっていたので、相手をどう自分の思っている方向に誘導するか、みたいなテクニックは多少身に付いているんじゃないかなあ、と勝手に思っています。
文章がうまいかどうかはわかりませんが、そうやって身につけたスキルを活かして、自分が伝えたいことは何とか伝わってるんじゃないかなあと。
今まで大した記事は書いていませんが、その中で「これは気を付けた方がいいな」ということが二つあります。それは、
- 書いているときに、何か自信がなくて首をひねりながら書いているのであれば、むしろ書かない方がいい。後で消したくなるから。
- 書いているときに、これは書いておいた方がいいかな、と思ったことは(そのときは面倒くさいと思っても)書いておいた方がいい。後で書き足したくなるから。
というところですね。
これは、肝に銘じた方がよさそうです。
今まで書いていて、これ系の失敗が多いように思います。
ちなみに書いた記事には、基本的には手を入れません。
手を入れるケースは、誤字脱字がみっともないケース、それから前後のつながりが悪く補足が必要なケースですね。
これは、放置しておくと「読みづらいな」と思われてしまうので、手を入れるようにしています。
後になって主旨や解釈が間違っていると思うものも多々あるのですが、これもそのままにしています。恥をさらすのもまた勉強です。
それから、ブログを書くにあたって気を付けていることは、読んでくれる人が「何か」を持ち帰ってくれればいいな、ということです。
「ふーん、そういう見方もあるんだあ」と思ってくれればいいな、と思っているんですね。
たとえば、映画があれば、その映画を作った人の思いがあるわけです。
ただ、ぼんやりと見ていたら、そういう作り手側の思いって伝わりませんよね。
もともとは、ぼんやり見ている側の人だったんです、自分て。
それが変わり始めたのは岡田斗司夫さんのYouTubeを見てからです。
岡田さんの名前は、前から知っていたのですが、オタク系にはまったく関心がなく、「なんかキモい○ブがいる」くらいの認識しかありませんでした。
それが変わったのは、自分が大好きな『ブレードランナー』という映画の解説を見てからです。
映画そのものの解説というよりは、映画が制作に入るまでの経緯を語る動画だったんですが、これがすごく面白かったんです。
あとスタンリー・キューブリックの映画が好きなど、好みも近いような気がして親近感がわき、岡田さんの動画を見漁るようになったんですが、映画の解説の内容が深くてすごく参考になりました。今までぼんやり観ていた自分を恥ずかしいと思うくらいです。
もちろん個人の意見ですし、個人の嗜好が入っていますから、解説を100%鵜呑みにしているわけではないのですが、「そういう視点で見てるんだあ、ふーん」と感心させられることも多々あります。
自分もブログを書くのだったら、こういうものにしたいなと思っていました。
前に書いたブログの教科書に書かれているノウハウみたいな話には捉われずに、まずは自分の書きたいことをストレートに表現するのでよしと考えています。
そうしている中で、だんだん形になっていけばいいかなと。
それで、読んでもらった人に「ふーん、そういう見方もできるんだあ」と思ってもらったら本望なわけです。
自分の書いたことがヒントになって他の見方ができたらいいなくらいの思いで書いています。
データベースの話
さて、ブログを始めるにあたって、実は大きな青写真を描いていました。
それは、ブログとデータベースとの連携です。
本当に自分がブログに書きたいことは、さまざまなデータをもとに、そこから何が言えるか、ということなんです。
MVの考察もどきを書くよりも、データをもとに「こういうことが言えるよね」という筋書きを作る方が自分には向いているな、と思っています。
たとえば、こんな感じです。
インラインフレームというHTMLのタグを使って、Biglobeのレンタルサーバーに置いてあるデータベースからデータを拾っています
28枚目シングルから33枚目シングルの売上のデータを出せ、というおまじないをかけています(イメージ的にはSQLを叩いてる感じ)。
これを見ると、29枚目で売り上げが落ちて、30枚目で少し持ち直し、31枚目で飛鳥さん卒業ブーストがかかって売り上げが伸び、しかし、32枚目で落ち、33枚目でほぼ横ばいという状況が見えます。
この程度のデータであれば、インラインフレームなぞ使わずに、単純にブログの中で表として作るのでも十分なんですが、今後データが絡み合って複雑になるだろうし、パラメーターをちょっと切れば簡単に表にしてくれるので、こっちの方が楽かな。
あと、Biglobeサイトの表示データを切り貼りすることもできます。たとえば、33枚目シングルのフォーメーションを切り貼りしてみます。
まあ、面倒くさいこともやってくれるんで、なにかと使い勝手がよさそうです。
ちなみに、当初はフォーメーションに顔写真を載せようと思ったんですが、下手にどこかの写真を引用すると法律に引っかかりそうなので、今のところ人型のダミーの画像を表示させています。
そのうち、データが充実してきたらデータの引っ張り方を公開して、皆さんに好きに使っていただけるように解放するかもしれません。
乃木坂関連のデータを出しているサイトもあるのですが、自分の視点(条件)でデータを絞り込んで見てみたい、ということには応えてくれません。
となると、自分でデータを集め、サイトを作るしかないんですね。
それで、自前のデータベースを作っているんです。
最近、Biglobeのサイトに少しずつデータを蓄積しているんですが、そのデータとブログをリンクさせるようにしています。
たとえば、「秋元真夏」という記述がブログにあると、「秋元真夏」にハイパーリンクがかかっていて、そのリンクをクリックすると、Biglobeの該当データに飛びます。
ただ、今の段階では器を作っただけで、データがスカスカです。なので、大した情報量にはなっていないのですが、徐々に充実させていく予定です。
ちなみに技術的な話になってしまいますが、Biglobeに作った「器」は実際にはPerlというプログラミング言語で書かれたプログラムです。
少しずつ溜まっているデータをこのPerlが処理してホームページという「見える形」として出力してくれる、というわけです。
基本的な大方針は、使い慣れたOfficeアプリでデータを管理、Perlでデータ処理、というふうにしています。
おおもとのデータはExcelで作っています。そして、マクロを使ってそのデータを、Perlが処理しやすいフォーマットでファイルに書き出します。その書き出したデータをPerlで処理する、という風になっています。
まあ、Perlなんて持ち出さずに、Excelだけで完結させるという方法もあるのですが、基本、あまりExcelの処理系を信用していません。信用していないと言うと語弊がありますね。複雑な処理には向いていない、と見ています。
それに、公開されているサーバーにデータを置かないと、外でデータを見れないし。外でスマホからデータを覗けるようにしておいた方が何かと便利でしょう。
ですから、Excelには単純にデータを入れる器として機能してもらい、分相応でない重たい処理には関わらせないという方針を基本にしています。
Excelにそういう処理をさせようとすると、複雑怪奇なコードが山のように積み上がり、保守性が著しく落ちるように思います。
少なくとも自分の能力ではそうなってしまうんで、しょうがないですね。
ブログ本体は、Wordで書いています。
理由はいろいろとあります。
まず、はてなブログのエディターの使い勝手がわるいことです。
はてなブログを使っているので、はてなブログのエディターを使って書くという手もあるんですが、HTMLで編集していると余計なタグを付けてくれたり(そのおかげできちんと機能しない)とあまり嬉しくない作りになっているんです。
次に、Wordに校閲機能が付いているので、誤字脱字も防げるという理由もあります。ただ、Wordの校閲機能、あまり頼りにならないです。
次に手元にデータを残したいという理由もあります。
ブログのサイトのデータは、運営側の都合でなくなることがある、という話を聞いたことがあります。
資産として手元に残しておけば、データがなくなる心配ありませんね。
そして最後に、データベースとの連携を取るうえで必要という理由もあります。
記事の内容の中からキーワードを取り出し、そのキーワードに該当するデータベースのデータに対するリンクを付けるという処理をWordのマクロでやっています。
たとえば、ブログの中に「秋元真夏」というキーワードがあったら、それを拾ってハイパーリンクを付けるというような処理です。
もっともブログ本体もBiglobeに置けば、こんな面倒くさいことせずに、ブログを投稿するだけで勝手にリンクを付けさせることも可能なんですが。そこはもう裏話の裏話ってことで、ここには書きません。
ま、そんなこんなで、ブログの内容的にも、仕組み的にもいろいろと試行錯誤しています。
これからもいろいろと形を変えていくでしょう。また、大きな変化があったらブログに書こうと思います。