かわや(旧よろずや)のブログ

好きな乃木坂、映画、漫画などについて語ります。

6期生募集を受けて~今後の乃木坂46はこうなると妄想~其の壱

つい先日、6期生のオーディションの日程が発表されましたね。

だいたい2、3年周期で募集しているので、そろそろ感がありましたが、いよいよ来たかという感じですね。春と夏に分けて2回に分けて募集するとのことですが、なんでょうね、大人数を募集するってことでしょうかね。

一回の募集期間が、従来どおりだいたい一ヶ月です。これまで一回のオーディションでだいたい十人強の合格者を出してきたので、素直に考えると、二十人以上の6期生を入れようってことになりますね。そうなると大量の人員が入れ替わるってことになりますね。

いずれにしても、6期生の募集が始まるってことは、卒業のロードマップもできているってことでしょう。

 

ということで、今後の乃木坂46がどうなろうとしているのか、最近の動向の中で特徴的な動きをピックアップしながら考えてみたいと思います。

目立った動きをつなげてみると、運営サイドは5期生を中心にした、本格派を志向した体制に徐々にシフトしようとしているのではないかという気がしています。

 

上の絵は、5期生楽曲『いつの日にか、あの歌を』のワンシーンです。この曲、歌詞が妙なくらいにへりくだっているし、「バトン」というワードも気になるし、実に意味深な曲に聞こえます。まあ、それは機会があればおいおい。

とはいえ、33枚目シングルのフォーメーションの予想を、よせばいいのにやって惨敗した人の予想なので、自分で言うのもなんですがアテにならないですwww。

 

ターニングポイントだった2023年

去年が乃木坂にとって大きなターニングポイントだったように思います。

2022年年末の齋藤飛鳥さんの卒業に続いて、年明けとともに秋元真夏さん、鈴木絢音さんと立て続けに卒業が続き、ついに、乃木坂の土台を築いてきた1期生2期生が全員卒業しました。

 

そこで、運営サイドが一番懸念していたことは、古くから乃木坂を応援してきてくれたファンが離れ、地盤沈下が起きることだったんではないかと思います。

しかし、現実にはそれほど目立った人気の低下は見られず、踏みとどまっているように見えます。

たとえば、レコードの売上枚数を見ると、このところ、ほぼ横ばいをキープしているようです。

白石麻衣さんの卒業シングルとなった25枚目シングルから、最新の34枚目シングルの売上枚数の推移です。

25枚目から26枚目にかけて売上枚数ががくっと落ちます。

これは、それまで乃木坂を牽引してきた白石麻衣さんが卒業したこともあるでしょうが、それ以上にコロナの影響が大きいのではないかと思います。

CDに付いている握手会のチケットを目当てに購入していたファンが、コロナ騒ぎで握手会が開催されなくなり、CDを買い控えたため、売上枚数ががくっと落ちました。

握手会については、下の公式のページに掲載されています。

https://www.nogizaka46.com/s/n46/page/event_explanation

このような現象は、CDにチケットを付けるというビジネス形態を採っているグループが軒並み被った現象なので、これをもって人気が低落しているとは言えないですね。

むしろ、そういうアイドルの中で乃木坂は、善戦しているといった方がいいかもしれません。

握手会がなくなり、2020年10月くらいからオンラインミート&グリートという形式に振り替えられ、画面越しにメンバーと話ができるようになりましたが、やはり握手会ほどの需要はないのか、売上回復には大きく貢献していないように見えます。

 

26枚目以降、多少の上がり下がりはあるものの、「オリコン初週売上」で見るとだいたい50万枚あたりをうろうろしている状況です。ちなみに31枚目シングル『ここにはないもの』で売上が上がっていますが、これは齋藤飛鳥さん卒業ブーストがかかったからでしょう。

ミリオンセラーを連発していた20枚目シングルから23枚目シングルあたりを全盛期としたら、今はだいたい売上枚数が半分になっています。ピーク時のときの数字が高すぎたと考えれば、今の売上が悲観的な数字であるとは言えないと思います。

ただ、今のところ人気が落ちる様子がない代わりに、上がる要素もなさそうです。

つまり、頭打ちの状態、ということです。

 

このまま現状の路線を続けていたとしても、だんだん飽きられてきて人気が下降線をたどる可能性はあるでしょう。

 

膠着状態になっていても、何かがきっかけで人気が盛り返すことはよくあります。人気の上がり下がりを繰り返しながら、長く芸能活動をしている人もいますから。

 

乃木坂人気の火付け役になるものがあるとしたら、おそらく「曲」ではないかと個人的には思っています。

乃木坂にはそこそこいい曲はあるのですが、誰もが知っているような曲ってありませんよね。

たとえば、山下達郎さんの『クリスマスイブ』とか、中山美穂さんの『世界中の誰よりきっと』とか。あと、結婚式で定番になっている安室奈美恵さんの『CAN YOU CELEBRATE?』とかですね。

タイトルを聞いただけではピンと来なくても、誰でも実際の曲を聞けば「あ、この曲知っている」というタイプの曲です。

いまの制作陣は、頑張ってくれてますし、ときどきこのブログでも曲を取り上げて「いいな、いいな」と熱く語っていますが、そうは言いつつ「外れがない代わりに大当たりはないかな」と個人的には思っています。

あるいは、ものすごく知名度の高い曲、あるいは忘れられているけれどすごくいい曲をカバーするという手もありますね。

たとえば、古い曲だけど、旋律がめちゃめちゃキャッチーで覚えやすい曲を掘りだしてきて、今風のアレンジで出してみる、なんていうのも個人的にはありかなと思っています。

 

そういう大当たりの曲に乃木坂が巡り合えるかどうかはわかりませんが、いずれにしても、メンバーの入れ替わりで顔ぶれが変わったとしても、同じ路線を繰り返していたら飽きられてしまう、ということを運営サイド(もしかしてメンバー自身も)は強く意識しているんじゃないかなと推測しています。

なんだかんだ言って、もう誕生してから12年ですからね。そんな危機感を持っていたとしても、不思議なことではないですね。

そこで、変わろうとしているように見える乃木坂が、どう変わろうとしているのか、まずは材料集めをしてみたいと思います。そのうえで、具体的な路線変更がどのようなものか考えていきたいと思います。

 

材料1 ~ 29枚目シングル『Actually...』

29枚目シングルの『Actually...』にまで話が遡ります。

このブログでもMVに焦点を当てて語っているのですが、「乃木坂は変わるからね」宣言をしたというように見ています。

yorozu831.hatenadiary.jp

ちなみに、この記事、続き物で続編の記事があるのですが、半年くらい書きかけのままずっと放置しています。内容的に「ドМのアルノさん」とか、そういう内容の記事ですwww。いつになるかわかりませんが、いずれリリースする予定です。

この変わる宣言は、今回だけちょっと変わったことをします、というような一回限りの話ではなくて、これから乃木坂は曲がり角を曲がって変わりますね、というように捉えています。

監督に著名な黒沢清さんを起用した本気度マックスのMVですから、それだけの意気込みがあったんではないかと思います。

26枚目シングル以降、売上枚数がずっと横ばい状況になっていたわけですから、何か変化が欲しかったんじゃないでしょうか。

ただ、変化に対する拒否反応が強烈に出る可能性もあったわけですから、まずは、変わるためのクサビを打っておきたかったんじゃないかと想像しています。

しかし、そんな思いとは裏腹に中西アルノさんの自粛騒ぎが起きて、せっかくの挑戦も尻すぼみになってしまった感があります。

 

『Actually...』が成功か、失敗かの議論はあるでしょうが、何にしても中西アルノさんのようなタイプの人が乃木坂に入り、しかもセンターに抜擢されたということは、今までの乃木坂の歴史の中でめちゃめちゃインパクトのある話だと個人的に思っています。

どういうことかと言うと、「アイドルグループに本格的な歌い手が入ってきちゃった」ということです。

 

アルノさん、曲にいまひとつハマらないときは普通に歌がうまい人なのですが、曲にハマったときの破壊力が半端じゃありません。

彼女の独唱で印象的な曲はいろいろあるのですが、最近だと去年の暮れに開催された超乃木坂スター誕生のライブですね。

アルノさんが独唱する『接吻 Kiss』を聴いたときに、改めて「この子、乃木坂の看板なくても一人でやっていけるじゃん」と思いました。

 

材料2 ~ ユーミンとの共演と歌うま選抜

もう一つ歌うまエピソードです。

去年の年末に、松任谷由実さん(ユーミン)と乃木坂が共演しましたね。

おそらく、乃木坂側のメンツは歌うまメンバーが選ばれたのでしょう。3期生から久保史緒里さん、4期生から林瑠奈さん、5期生からは五百城茉央さん、井上和さん、奥田いろはさん、中西アルノさんと、5期生に偏った歌うま選抜でした。

正直、バランスが悪い選抜のように感じましたし、あの演出は「なんだ?」とも思いましたが、ただ、歌唱力の面で運営サイドは5期生を高く評価している、ということは明らかなようです。

実際、5期生がメインとなっている『超・新乃木坂スター誕生』では、5期生が自ら選曲して歌う企画をやるようになりましたが、今までの乃木坂ではあり得ない無茶苦茶難しい曲(ボカロとか)に挑戦していたりしますね。それを彼女たちなりに消化しているんだから、末恐ろしいというかなんていうか。

 

材料3 ~ フォーメーション

それと、ここ最近のシングル表題曲の動きを見ていると、今の乃木坂で単独センターを張れるのは井上和さんだけ、と見られている節があります。

まだ3枚分のシングルしか材料がないので、根拠としては弱いのですが、32枚目から34枚目のシングルのフォーメーションを並べて見てみます。

32枚目シングル『人は夢を二度見る』

33枚目シングル『おひとりさま天国』

34枚目シングル『Monopoly』

32枚目と34枚目のシングルではそれぞれ3期生4期生がダブルセンター、そして井上和さんが両シングルで裏センターです。

裏センターというのは、2列目の真ん中で、センターの後ろにいるため、カメラに抜かれることが多いポジションのことです。

歌番組で見ていると、ダブルセンターの合間で井上和さんがかなり目立っていました。

そして33枚目では満を持して単独センター。

 

まあ、単独センターは和ちゃんしかいない、という言い方は言い過ぎかもしれません。

ただ、和ちゃんには早く乃木坂の顔になって欲しいという想いが強く働いてきたのはほぼ間違いないでしょうし、おそらく、6期生加入後の新しい体制の中で中心になるための布石作りなのではないかと思います。

また、中心になってほしい=運営サイドが描くこれからの乃木坂の理想像、というようにも見えますね。つまり、ビジュアルだけでなく、パフォーマンス力が求められるということです。

5期生の人気の高さに気を良くして、この路線は今後も継続していく可能性は高いと思います。5期生の成功で、6期生選考のハードルも上がっているんじゃないでしょうか。

 

材料4 ~ ここのところの選抜の傾向

選抜に関しては、もう一つトピックがあります。

30枚目から始まった流れで、久しく選抜から離れていたメンバー、あるいは選抜経験がないメンバーがアンダーから引き抜かれ、その次のシングルではまたアンダーに戻るという流れが始まりました。30枚目で佐藤楓さん、31枚目で阪口珠美さん、林瑠奈さん、32枚目で松尾美佑さん、という具合いで続いています。

いわゆる「お試し選抜」とか「思い出選抜」といわれるやつです。呼び方があれなので、あまり使いたくない言葉ですが。

 

実は以前、いわゆる「お試し選抜」や「思い出選抜」の存在について否定的な意見を書いたことがあります。正確に言うと、そういうことを書くという予告をしただけで、記事自体は途中まで書いて放棄しています。

その未完の原稿の中で書こうと思っていたことは、確かにそういう動きらしきものはあっても、その意図がはっきりしない以上、「お試し」とも「思い出」とも言えない、つまり、そういう類の選抜はあるともないとも言えるという主旨の記事を書こうと思っていました。

それと、そういう類の選抜を心情的に否定したいという心理も働いていました。

一回きりの選抜をビジネスライクに割り切れる子であればいいのですが、若い女の子にそれを要求することは厳しいんじゃないかと。特に10代の女の子なんて自我がゆらゆらしていて、なかなか自己を肯定できませんから。

試練としてはすごくきつい試練じゃないかと思います。まあ、アイドル業の宿命みたいなものだから、乗り越えなければならないハードルなんでしょうけど、ただでさえ矢面に立たされるアイドルにとって酷な話です。

 

思い起こせば、確かに、表現はともかく「お試し」とか「思い出」とかいう言い方をしたくなる選抜が過去にありました。

顕著に出ていたのが、7枚目シングルあたりから、当時の握手会の実績から見て選抜相当でなさそうなメンバーがアンダーから選抜に引き抜かれ、次のシングルでアンダーに戻るケース(和田まあやさん、斎藤ちはるさんなど)がしばらく続いたことがあります。

何らかの意図が働いているように見えます。

しかし、どういう意図があったのかよくわからないんです。

ちょうど7枚目シングルでは、まだ加入したての2期生堀未央奈さんが、いきなりセンターに抜擢されましたが、そういう抜擢のされ方に1期生が反発しました。当時、橋本奈々未さんがブログでその複雑な心情を綴っています。

そういう悪い空気を払拭するためのガス抜きではないかと思うフシもあったのですが、いまいち意図が見えませんでした。

ガス抜きかもしれないし、選抜メンバーに変化をつけてみたかったのかもしれないし、あるいは「お試し」だったのかもしれないし、云々。考えれば、いろいろな可能性が出てくるわけです。

まあ、運営が意図を発表してくれるわけがないので、私たちはあれこれ想像しながら、でも結局わからないと悶々とするしかないわけです。

 

そんなこんなで、そういう類の選抜があることを否定しようというつもりだったのですが、どうも、ここ最近の動きをおさらいしてみると、そこには無理があると思うようになりました。

もちろん、誰かが証明してくれるわけでもないので、確定的なことは言えないのですが、処々の事情を鑑みると、なんて言ったら適切な表現になるのかわからないけれども、「一回限り選抜」というものをやっているとしか思えないようになってきました。

この動きが始まったのは、さっき書いたように、30枚目シングル『好きというのはロックだぜ!』です。しばらく選抜から遠ざかっていた佐藤楓さんが選抜復帰し、その後にアンダーに戻っています。この流れが33枚目シングルまで続いています。まだ、35枚目の選抜発表があるまでわかりませんが、34枚目でも同じことが起こるかもしれません。

この流れが29枚目の次の30枚目から始まったということが、何となく恣意的であるという香りを漂わせています。

 

それで、この30枚目から始まった流れが、さっきの6枚目シングル以降の流れと何が違うんだ、と問い詰められても、実はうまく言えないんです。なんて言うんですかね、今まで説明したことを総合的に見ると、そういう雰囲気がぷんぷんする、としか言いようがありません。

そして、「一回限り選抜」を運営側も隠そうとしていないように見えます。

つまり、これから体制を少しずつシフトしていくから、その前に選抜がどんなものだか経験しておいてください、と言っているようにしか見えない、ということです。隠そうとしない以上、そのことをメンバーも認識している、ということになります。

酷な話ですが、人気商売ですからね。同じことを繰り返していれば、やがてジリ貧になるのは誰の目にも明らかですから。

 

ま、そんな風に考え始めたので、先のブログの続編は完全に筆が止まっています。おそらく書かないでしょうね。いやはや、考えが足りなかったようです。

 

まだ、材料をぜんぶ出したわけではないのですが、長くなりそうなので、ここでいったん切ります。続編は近日リリース予定です。

 

(つづく)