札幌に行く機会があり、有名店二店にお邪魔してラーメンをいただきました。訪問したラーメン屋さんは、さっぽろ純連北31条店さんと、らーめん信玄南6条店です。
さっぽろ純連 北31条店
8月18日の12時前くらいにお店を訪問しました。
多分、20年ぶりくらいの訪問ではないかと思います。
感想を一言でまとめると、よくも悪くも大味、というところです。
食べたラーメンは、味噌ラーメン(1,000円なり)です。
スープ表面のラードの層が厚く、このラードの蓋が作用してスープがアツアツです。猫舌の人には大変苦労するスープでしょう。
ラードが多く入っているせいで、こってり感はありますが、ベースのスープにさほど迫力はありません。普通の豚骨ベースのラーメンという感じです。
多分、メンマじゃないですかね、生姜の味付けが付いているようなのですが、これがスープに落ちて何だかカオスなスープになっています。
麺は中太でさほどワシワシした食感はなく、むしろ北海道系にしては柔目でした。大量のラードが絡みます。
わりと普通だったな、というところが率直な感想です。
らーめん信玄 南6条店
8月19日の13時半くらいにお店を訪問しました。
感想を一言で言うと、二時間並んで普通の味噌ラーメンを食べた、ということに尽きます。正直、二時間並んでラーメンを食べたときのがっかり感は相当なものです。
写真を見てのとおりでして、かなりの行列です。この店舗の行列だけでなく、この行列の先頭のグループは、店舗の隣に十数人ほどが入る待機部屋(上の画像の赤矢印のところ)に案内されます。そして、最終的に店舗内の待ち席に座ります。つまり、並びが三段階に分かれるわけです。
とにかく信じられないほど、回転が悪いです。自分が食べたラーメン屋さんの中で最も遅いでしょう。
食べたラーメンは、信州(こってり味噌)です。待ち時間を少しでも短くしたかったので麺固めで頼みました。ラーメンの名前が「越後」とか「尾張」とか、昔の地名です。店名から察するに、店主さん、戦国武将が好きなんですかね。
13時半くらいに並び、実際に食べたのが15時過ぎだったので、ほぼ二時間並んだことになります。それだけ美味しいんだろうと期待が膨らんだせいでしょう、食べたときのがっかり感は相当なものです。
とにかくオーソドックス、なんの変哲もない味噌ラーメンです。
大鍋にラードを溶かして野菜を炒め、そこにスープのベースを入れ味噌を溶かしてスープ一丁上がりという、定番の作り方です。
これ以上待たされてたまるかと思い、麺固めで頼みました。麺は、北海道系のラーメンでお馴染みの小林製麺です。
わしわしとした中太の麺ですが、麺固めにするとスープの弱さが目立ちます。
具のバラ肉チャーシューは美味しいと思いましたが、その他はいたって普通に感じます。
美味いかまずいかで言うと、決してまずいわけではありません。ただ、ものすごーくオーソドックスなんです。それが悪いというわけではありませんが、これを二時間かけて並んで食べるかと言えば「否!」というところです。