前回の記事で、東京都町田市の二郎系の事情を書きましたが、そもそも自分が推しているラーメンが何なのか書いたことがないので、今回と次回の二回にわけて、二店ほど書いてみたいと思います。
自分がお勧めしているラーメン店は、「ど・みそ」さんと「八十一番」さんです。以前は「Noodles」さんも推していたのですが、閉店してしまったので、いまは二店です。
今回は「ど・みそ」さんです。11月24日に食べに行きました。久しぶりです。
食べたメニューは「みそラーメン こってり(背脂)」です。950円なり。無料トッピングのもやし増し(増し増し)を頼みました。
どっしりとした厚いスープです。味は辛めで、重くて説得力のあるスープです。
このスープ、札幌ラーメンのスープとはまったく違うタイプで、なに風と譬えることが難しいのですが、一回は食べてみる価値はあると思います。
合わせ味噌なのだと思うのですが、味噌がことのほか厚く、ベースの動物系が何なのかよくわかりません。この手の味噌ラーメンは豚骨ベースが多いと思いますが、自分のバカ舌では豚?、鶏?、うーん、よくわからんですね、正直なところ。
麺は、密度感があり、固めの食感の中太縮れ麺です。食感の活きがよくて太いスープとよく絡みます。
スープが太く辛めなので、しゃきしゃきとした、もやしとの相性もばっちりです。
「ど・みそ」さんは町田の繁華街に出る折によく食べるラーメン屋さんです。
ずいぶん前になりますが、町田にお店を出した当初は、「朝ラーメン」なるメニューを出していたと記憶します。確かワンコイン(500円)。食べた記憶があるのですが、記録が残っていないので確かなことが書けません。確か醤油ベースのラーメンだったような、そうでなかったような...
まあ、せっかくですので、20年くらい前からの町田の味噌ラーメン事情を書きたいと思います。記憶があいまいな部分があり、なるべく自身が残した記録をベースに書きますが、何分にも古い話なので記憶違い、それから記録違いもあるかもしれません。その辺はご容赦ください。
町田の味噌ラーメン事情
その昔、かなり前ですが、町田の成瀬というところに「大文字」という味噌ラーメン専門のお店がありました。
だいたい20年前くらいのラーメン本を買うと、たいてい町田のラーメン屋さんとして「大文字」と「雷文」がよく掲載されていました。
「大文字」さん、確かどんぶりやお皿が特注の陶器だったはずで、その当時は珍しい高級志向の味噌ラーメンでした。2000年に食べた記録が残っているのですが、普通の味噌ラーメンの値段が840円。今では普通の価格ですが、当時はだいたい600円前後が相場だったので、いいお値段でした。
「味ソらーめん」というメニューの写真(2003年4月10日当時)を貼っておきます。
お店はだいぶ前に閉店しています。
成瀬のお店が本店で、支店も何店かありましたが、確かいずれも閉店していたと記憶しています。
また、「大文字」出身の「ねぎぼうず」というお店が、町田の外れにあったのですが、こちらも閉店しています。
その他の味噌ラーメン専門のお店としては、「ラーメンおやじ」と「3SO」の二店ですかね。
「ラーメンおやじ」は北海道系のお店なので、味噌ラーメンの専門店というわけではありません。しかし、味噌ラーメンで評判のお店ですので、味噌ラーメン専門のお店として紹介します。
こちらのお店は、オーソドックスな味噌ラーメンです。
2005年 9月18日当時に食べた味噌ラーメン(おやじ麺)の写真を貼っておきます。ずいぶん前の写真ですが、いまでもときどき食べにうかがいます。何の変哲もない味噌ラーメンと言えばそうなのですが、なんか安心するというか、ほっこりとする味のお店です。
本店は相模原にあります。
一時期、町田店は、お店の近くに「くまおやじ」という姉妹店を出し、少し冒険した、おしゃれ系のラーメンを出していた時期がありましたが、ほどなく閉店しています。
「3SO」は駅からかなり離れたところにあり、バスか自動車でないと行きづらいお店です。洋風のテイストを採り入れた変わり種で、なかなかお洒落な味噌ラーメンです。
最近だと一年か二年前くらいに食べにいったのですが、店員さんが変わったようで味も変わりました。変わる以前は、面白いお店としてお勧めしていましたが、いまはちょっとお勧めできない感じです。
以上、ど・みそ町田店と、町田の味噌ラーメン事情をお届けしました。