初のブログ投稿となります。
去年の春から乃木坂46のにわかファンをやっています。おかげさまでにわかファン、2年目に突入です。
にわかファンっていうのは、まあ、言ってみれば、せいぜいYouTubeに上がっている動画とか見るくらいで、握手会/ミーグリの参加経験なし、コンサートに行った経験なしと、外野の外野、外様の外様みたいなファンです
まあ、そういう意味ではファンと言えるかどうかも微妙なのですが。
さて、前置きはこのくらいにして。
今回のお題は、32枚目シングルに収録されている5期生楽曲「心にもないこと」です。
32枚目シングルの発売が3月29日なので、もうひと月経ってしまいましたね。
投稿はタイムリーにしたいものだ(自戒)。
まあ、所詮にわかファンなので、考察モノとしてではなく、普通の感想みたいな感じになってしまうと思いますが、その辺はご容赦を。
祝、テレパン(池田瑛紗さん)、センターですね。
そして、東京藝術大学合格おめでとう。
私の記憶が正しければ、乃木坂史上、最も偏差値が高い大学に合格ではないかと。
さて、この曲、4曲目の5期生楽曲となります。YouTubeにMVが上がっていますね。
このMVのポイントを4つにまとめてみました。
- おうちごっこ。エアーでピアノを弾いたり、絵を描いたり。
- 『バンドエイド剥がすような別れ方』との関連性。床が5期生楽曲2曲目『バンドエイド剥がすような別れ方』のに出てきたのとだいたい同じ。
- 歌のパフォーマンスシーンでメンバーがばらばら。1回目の歌のパフォーマンスシーンでメンバーが別々にパフォーマンスしていますね。何かの暗示っぽい。
- 最終的には一つに。最後に全員が花を持ち、最後の画面で花が花瓶に収まっている。
まず、1点目の「おうちごっこ」と2点目の「『バンドエイド剥がすような別れ方』との関連性」について。
メンバーがエアーで「おうちごっこ」をしています。
エアーでピアノを弾いたり、テレビのリモコン付けたり、服を選んだり、絵を描いたりと。
そして、床がガラス張り(?)みたいな床になっていますね。これ、30枚目シングルに収録されている5期生楽曲『バンドエイド剥がすような別れ方』で出てきたガラス張りの床と同じものですかね。まあ、明らかにそうと思わせる演出ですね。
なんでこれが出てきたのでしょうか?
その謎を解くためには、『バンドエイド剥がすような別れ方』を見るしかあるまい。
こちらのブログでいろいろと書いているので、参考にしてください。
このブログでは、菅原咲月さんと井上和さんを中心に5期生がまとまったということ、このガラス張りの床を海面に見立てていると解釈したのですが、『心にもないこと』にこの床を引っ張り出したのは、そうしてでき上がった5期生の基盤≒人間関係を表そうとしているのではないかと思います。ニアイコール(≒)を使ったのは、イコールとは言い切れない、それ以外の要素も多少あるような気がするという含みです。
『心にもないこと』では、ガラス張りの床にフレームが付いて窓があったり、屋根があったりします。
つまりバーチャルなおうち(ホーム)ですね。そこでおうちごっこをしています。
そして、ホームの外に、細長い線みたいのが流れているのがわかりますが、これ多分、風を表しているではないかと思っています。
外には(冷たく厳しい?)風が吹いているってことかな。
このおうちですが、これは小吉さんを中心に築いた基盤の上に、ホーム、つまり居心地のよい場所、帰ってくる場所ができたということを表しているように思います。
次に3点目の「ばらばらなメンバーのパフォーマンス」。
MVの中では、この曲のフォーメーションの1列目と2列目が別々のチームになって登場します。
便宜上、センターのテレパンを中心とする1列目をAチーム、そして2列目をBチームと呼称することにします。
井上和さんが窓から外を見ると、メンバーのパフォーマンスに映像が移ります。
Aチームのパフォーマンスを中心に、ところどころでBチームのパフォーマンスが挿入される形になっています。
つまりパフォーマンスは別々に行われています。
これ、いろいろな解釈ができると思いますが、今まで一緒に活動してきた5期生が別々に活動する、ということを表しているのだと思います。
実際に32枚目シングルからメンバーは、選抜組とアンダー組に分かれています。
それに、これからは各自の外仕事も少しずつ増え、乃木坂の看板を背負って、先輩と一緒になって外に出たり、一人で外に出たりする機会が増えていくことになるでしょう。
ここまでの話を総合すると、これからは活動がばらばらになっていくけど、君たちには帰ってくる場所があるんだよ、というメッセージがあるように思います。
もちろん頼りになる先輩はたくさんいるし、相談もできるでしょうけど、やっぱりタメ口で話すことができて、辛ければ素のまま泣いてしまってもいいというような遠慮の要らない人間関係は同期ならではないかと思います。
外の厳しい風に当たって落ち込むこともあるだろうけど、君たちには帰ってくる場所があるんだよっていうメッセージなのかもしれません。もし、そうだとすると、運営サイドの優しい眼差しを感じることができます。
そして最後の4点目の「最終的には一つに」。
MV最後の方の集合写真では、実際の花を持ち、そしてその花は一つの花瓶に収まっているところが映されますが、5期生がこの1年で付けた力や結束力を表しているように見えますね。
こうして見ていくと、いかにも乃木坂らしい優しい空気感が漂っているMVのような気がします。