かわや(旧よろずや)のブログ

好きな乃木坂、映画、漫画などについて語ります。

櫻坂46ドキュメンタリー、圧倒的なパフォーマンスの山下瞳月さんと村井優さん、人間力の強い小島凪紗さん

いまさら感がとっても強い話になりますが、去年、一番見た動画の話をします。アナログの動画テープだったら擦り切れて、映像がきちんと映らないくらい繰り返し観た動画です。

櫻坂46の3期生のドキュメンタリーです。

前の記事でも、このドキュメンタリーをテーマに書きました。

yorozu831.hatenadiary.jp

 

今回、取り上げる動画は、3期生としての参加が遅れた山下瞳月さんと村井優さんに焦点を当てた動画です。

 

www.youtube.com

 

この動画、エモいシーンが多いので、前々から書きたいと思っていました。実は今年の初めくらいに書き始めていたのですが、途中で筆が進まなくなり、放置していたのでした。

 

このドキュメンタリーのあらましを軽く説明します。

櫻坂46の3期生に、櫻坂最大の難曲と言われる『BAN』が課題曲として与えられ、それを3期生がどのように乗り切っていったのかを追ったドキュメンタリーです。

 

今回、取り上げる動画の中で注目した点は、圧倒的なパフォーマンスを魅せる山下瞳月さんと村井優さん、それから人間力(とでも言うようなもの)が高い小島凪紗さんです。

 

このビデオのハイライトは、個人的に次のように捉えています。この順番に沿って書いていこうと思います。

 

  • 楽曲『BAN』を圧倒的なパフォーマンスで魅せた山下瞳月さんと村井優さん
  • その二人を講評しているTAKAHIRO先生をじっと斜め後ろから見ている小島凪紗さん
  • 『BAN』のフルバージョンを気力で最後までやり切った3期生
  • そのフルバージョンを終始、笑顔でやり切った小島凪紗さん

 

ことわっておきますが、自分は櫻坂46のにわかファンです。「そんなこと、わからないのか」という面は多々あると思います。その辺は、お勉強中ということで生暖かく見守っていただけると嬉しいです。

ちなみに、乃木坂46の「ファン」を自称していますが、たまに乃木坂関係の本買ったり、円盤買ったりと、あまり投資できていないのが実情で、これまたファンというのもおこがましい状況です。

 

圧倒的なパフォーマンスを魅せる山下瞳月さんと村井優さん

 

3期生が数人のチームに分かれて、TAKAHIRO先生の前で『BAN』のショートバージョンのパフォーマンスを披露してきましたが、このシリーズも山下瞳月さんと村井優さんのペアで最後です。このお二方、学業の都合で合流が遅れています。

このショートバージョンのトライアルの後に、『BAN』のフルバージョンのパフォーマンスを講評してもらい、そこで合格点がもらえれば、最初の3期生楽曲のMVが撮影される、という段取りになっています。

 

さて、この二人の『BAN』ショートバージョンですが、TAKAHIRO先生の講評にもあるとおり、対象的な二人だと思います。

正直、ダンスのことは疎いので、もしかして的はずれかもしれませんが、素人なりに感じたことを書きます。



 

まず、山下瞳月さん。

憑依型とでもいうような、取り憑かれたように激しいダンスですね。荒々しさもあります。なんでしょう、情念を感じさせるパフォーマンスですね。情念的な欅坂→櫻坂のカラーにぴったりの感じがします。

彼女、何事にも一途な性格のように見えます。まっすぐなタイプに見えるのですが、言い換えると「重たい」女性にも見えますね。怒らせたら怖い感じがします。2週間くらい、口を聞いてくれなそうな感じがします。

彼女もラーメン好きということで自分と同好の士です。ラーメン部を作ってくれないかなあ、と思います。ファンも参加制にしてくれたら、ぜひご一緒したいです。ラーメン連食は、年齢的にまずいので企画担当、ナビゲーター役として参加できたらうれしいですけどね。こういう企画、立てるの大好きですから。昔、会社の人たちとラーメン部を作っていたときも旗振り役をやっていました。

二郎系、京都ラーメン、和歌山ラーメン、熊本ラーメン、北海道の味噌ラーメン、旭川ラーメンなどなど、たいていのラーメンは食べ歩いているので、守備範囲が広いです。「今回は北海道系だ」とテーマを決めて食べ歩いたら楽しいでしょうね(体には悪いでしょうけど)。

 

次に、村井優さんです。

彼女のパフォーマンスは、型が美しい、ある意味洗練された感じがします。

村井優さんのダンスって、目が体の外に付いていて、常にその目で自分の動きをチェックしているのではないかと思うほど、どこで切り取っても体のラインがビシッと決まっている感じがします。

 

最初の頃の村井優さんの印象は、運動神経もいいし、わりと常識人っぽい正統派の美少女アイドルかと思っていたのですが、まさかのド天然キャラでしたね。この一年ですっかりメッキ(?)が剥がれ、ぶっ飛んだセンスの持ち主ということが明るみに出ています。

5月5日放映の『そこ曲がったら、櫻坂?』で、村井優さんのキャラをメンバーに投票してもらう企画がありました。そこで彼女のキャラが掘り下げられました。

途中から、あまりにも面白いキャラだからなのか、MCの土田さんが席ごと村井さんの方に体を向けています。「この子、おもしろ」と食いついた感じに見えました。もともと土田さんは村井さんの独特のセンスを「大好物」と言っていたので、今後の絡みがいちだんと面白くなるかもしませんね。

 

TAKAHIRO先生の講評を後ろからじっと見つめる小島凪咲さん

 

山下瞳月さんと村井優さんのパフォーマンスが終わってTAKAHIRO先生の講評が始まります。

講評しているとき、当然、TAKAHIRO先生は山下瞳月さんと村井優さんの方に向いています。

その他のメンバーは壁際に、TAKAHIRO先生からすると後ろ側に座っています。

このとき、気づいている人も多いかと思いますが、小島凪紗さんは、TAKAHIRO先生の方をずっと見ています。

向かい合っているわけではないので、TAKAHIRO先生からは小島凪紗さんは見えません。もちろん、小島凪紗さんから見ても、TAKAHIRO先生を斜め後ろから見ることになるので、先生の表情がよくわからないでしょう。

こういう状況で、TAKAHIRO先生の方をまっすぐ見ています。会話しているわけでもないので、そうする必要はないと言えばありません。

 

この様子を見たとき、「この子は、人とまっすぐ向かい合うタイプの子なんだな」と思いました。

もともと話好きで、とにかく、いつでもどこでも喋り倒しているということらしいのですが、根っから人が好きで好きでたまらないタイプなんじゃないかと思います。

しかも、『BAN』の練習では「ダンスリーダー」としてメンバーのまとめ役になり、メンバーを引っ張っていく役になりました。

 

まあ、こういうことは軽はずみに言ってはいけないのでしょうが、小島凪紗さんは、将来のキャプテン候補になるのではないかと個人的に思っています。

動画の中でキャプテンの松田里奈さん率いる先輩と3期生がご対面になったとき、松田里奈さんは終始笑顔で相手の一言一言に頷いています。緊張している3期生が話しやすくなるよう、雰囲気作りをしていますね。

松田里奈さんの立ち位置を3期生の誰かに置き換えて、つまりキャプテンとして後輩に接する立場に立ったとして、ぴったりはまりそうなのは、小島凪紗さんと谷口愛李さんではないかと個人的に思います。

松田里奈さんの笑顔には本当に後輩を慈しむ笑顔で飾り気がありません。ああいう笑顔が自然に出るのって、人間好きの感情が溢れている小島凪紗さんが一番じゃないかと。

もちろん、キャプテンに適任かどうかは、多角的に見る必要があります。以前の記事で乃木坂の新キャプテンを占いましたが、あれと同様に、まずキャプテンがどんな仕事をして、どんな資質が求められるのかから始める必要があります。それに、櫻坂の文化も知っておかなければなりませんね。

 

別の記事に、乃木坂の新キャプテン候補に4期生田村真佑さんと5期生菅原咲月さんを上げて、どちらかというと菅原さん、みたいなことをあれこれ理由を付けて書いています。

yorozu831.hatenadiary.jp

 

ですが、正直なところ、なんか取ってつけた理由ばかりです。まず、乃木坂の内情なんてわからないし、表に出てくる姿だけで判断しているわけですから。

だから、本当のところ根拠らしい根拠ってないんです。じゃ、なんでキャプテンに向いていると判断したのかと問われれば、「勘」です。

乃木坂にしろ櫻坂にしろ、運営の偉い人は、自分と同じく、いい年したおじさん、おばさんでしょう。だから、おじさんっぽい目線で見たときに、言い換えると組織的に上の立場にいる人から見たときの目線で見たとき、誰に任せたいかという判断(というよりは勘でしょうか)です。自分も人を管理する立場に立ったことがあるので、なんとなく「ああ、この子にまかせるといいかな」てなことはよく考えていました。

というわけで、好き勝手に書いているだけで、どのくらい自信をもって書いているのかと問われれば、「うーん、実際のところはよくわからん」ということです。

 

まあ何にせよ、現場にいて一番メンバーと濃く付き合うわけですから、キャプテンは誰とでもフラットな関係を築かなくてはいけないと思います。そういう意味でも、人見知りしなさそうな小島凪紗さんは向いているんじゃないかあとほんやりと思っています。

 

BANのフルバージョンを気力でやり切った3期生

 

『BAN』のショートバージョンをやり終えた後、今度はフルバージョンを全員でパフォーマンスします。

まだ一曲通して踊り切る体になっていないのに、後半は息が上がり、歌声がところどころ不鮮明になったり、ダンスも少しよれてきた感じがします。ほんとうに死力を振り絞って食らいついた、という感じです。

 

もともと最初から、この課題は3期生がどこまでやれるのかを見るための課題なのだと思います。この課題をクリアしたら、3期生楽曲のMVを撮るというご褒美があったわけです。

言い方は悪いですが「にんじんをぶら下げた」ということですね。そんな「にんじん」などぶら下げずに、最初からMVを撮ってもよさそうなものです。でも、こういうハード路線が、櫻坂のアイデンティティなんでしょうか。ドラマ性が重要視されているように思います。

 

それから、坂道グループの中でも、プロとしてのハードルを高くしている感じがします。いや、乃木坂と日向坂がプロらしくないとか、プロとして緩いとかいうつもりは毛頭ありません。あくまでも路線、カラーの話です。

この辺、深掘りしたい領域ですが、書き出すと長ったらしくなりそうだし、今の情報量では大したこと書けないと思いますので別の機会にします。

 

その後にTAKAHIRO先生とプロデューサーの今野さんの講評が入るのですが、この動画には収録されていません。講評は、ドキュメンタリーのEpisode 07に収録されています。

お二人の講評の共通点は、「ステージに出る空気感が出てきたな」ということですね。

要するに、まだまだステージに立てる実力はないけど、その調子で頑張ればステージにも立てるかもねえ、ということですね。

今野さん曰く、「一瞬のことだよね、一瞬のものを作るために、何カ月もかけて精度を高めて...」。

その場でお二方とも、決して今回の『BAN』のパフォーマンスがよかったとは言っていません。それはそうですね、ここで満足してもらっては困りますから。

でも、そのあとのTAKAHIRO先生の個別のトークでは、パフォーマンスを褒めていますね。

 

『BAN』を最後まで笑顔でやり切った小島凪紗さん

 

またまた凪紗ちゃんの登場です。

フルバージョンのパフォーマンスでは全員、死力をふり絞ってやり遂げています。そうとうしんどかったと思います。

そんな中で、個人的に一番目を引いたのは小島凪紗さんです。彼女、曲を最後まで笑顔でパフォーマンスし切っています。

おそらく初めからそうしようと決めていたのでしょう。

 

そもそも、まだまだ彼女たちのパフォーマンス力は発展途上です。まだ、あの激しいダンスを最後まで踊り切る体になっていません。

そんな中、彼女なりにテーマを作ったってことですね。

あの時点のテーマ選定として正しい選択だったかどうかはわかりません。ただ、笑顔でパフォーマンスし切ることは相当な苦行だったはずです。それをわかっていながら敢えて自分に課したことになります。すごい覚悟だと思います。

 

動画を見て、ここくらいまでは想像が付くのですが、なぜ彼女がそのようなテーマを自分に課したのかはわかりません。

冒頭で書いたとおり櫻坂のにわかファンなので、外れているかもしれないのですが、櫻坂はある意味「プロ養成所」としても機能しているように見えるので、「プロとしてやっていく」という彼女なりの覚悟を出したかった、ということなのかもと思っています(思うというよりは、もやは妄想なのですがwww)。

 

以上、櫻坂46の3期生ドキュメンタリーを見ての感想でした。