かわや(旧よろずや)のブログ

好きな乃木坂、映画、漫画などについて語ります。

37枚目アンダーフォーメーション発表を受けて~言いたい放題の巻

前回の記事で、37枚目シングル『歩道橋』の選抜発表を受けて簡単な雑感を書きましたが、今回は、少し前に発表されたアンダーのフォーメーションの発表を受けて、ああだこうだと書きたいと思います。

じっくり腰を据えながら書く時間がほとんどないので、今回の記事もさくっと終わらせたいと思います。

日ごろからアンダーの扱いに不満を持っていたので、ここで不満をぶつけてすっきりしたいと思います。

 

37枚目シングルのアンダー楽曲は12人編成。フロントは冨里奈央さん(センター)、その両隣を4期生の柴田柚菜さんと5期生の菅原咲月さんが固める形になりました。

冨里奈央さんと菅原咲月さんのフロント入りは、まあ順当な線なんでしょう。

 

ただ、個人的には、35枚目シングルのアンダー楽曲『車道側』のときと同じく、煮詰まらない思いがします。

『車道側』のときに、選抜組からアンダーに移ってきた筒井あやめさん、菅原咲月さん、冨里奈央さんがフロントを固めた際にも思ったのですが、アンダーが、選抜から移ってきた人のまるで受け皿のような扱いになっているのは正直どうなんだと思いました。

そして、次のシングルで揃ってフロント3人が選抜復帰。なんだかアンダーの人たちが報われない気がしました。

 

依然として、選抜のセンターを頂点にするヒエラルキーが、運営、メンバー、ファンの間に根強くあるように見えます。人気商売である以上、それはしかたがない、という側面はあるとは思います。

選抜からアンダーに移った子が、アンダーのいいポジションにつくのも、そういうヒエラルキーが根底にあるのだと思うのですが、どうしても、選抜に下にアンダーがある、という見え方になってしまいます。

 

一方、こういう体制を是認する声もあるでしょう。

自身のスキルを磨き上げ、自己プロデュース能力を磨けばチャンスはある、という考え方です。そうやってアンダーという環境の中で、研鑽に研鑽を重ねて実力を付けた人が「這い上がる」という図式ですね。

芸能界でやっていくんだからそのくらいのガッツは必要だ、というのも一理あります。

それに、アンダーの人だって、舞台などで脚光を浴びて高い評価を受けている人もいるし、アンダーライブという機会で自身の想いを思い切りぶつけることができる、だから現行体制に問題なし、という考え方もあるでしょう。

 

何が正解なのかはわからないのですが、やっぱりアンダーが選抜の受け皿的な扱い、選抜の下にアンダーがある(そもそも「アンダー」という言い方がどうなんだという話もあります)という見え方が個人的にどうしても引っかかります。

それに根性物のような「這い上がれ」という考え方も、なんか前近代的な考え方のような気がして、どうも自分の中で馴染みません。

この辺は、どうしても個人の嗜好の話ですから、いいも悪いもありません。ですから、自分と違う考えの人を批判する気は毛頭ありません。

 

「選抜>アンダー」という構図が個人的にどうも馴染めないので、よく「ばら売りしちゃいかんのか」と考えます。

ばら売り」なんて人を相手に使う言葉として不適切だと思いますが、他にいい言葉が思いつかないので、その辺は差し引いて読んでいただけると嬉しいです。

ばら売りっていうのは、構成的にはユニットと同義です。ただし、そのシングル限りの企画ものではなく、それで世に歌を出して売ろう、つまり表題曲と同じ扱いになります。

 

たとえば、低身長の子たちを集めて「ミニモニ」ならぬ「ミニ乃木」を作ったらどうか、とときどき考えます。

その昔、モーニング娘。さんが低身長の子たちを集めて「ミニモニ」なるユニットを作って一世を風靡していたことがありますが、言ってみれば、それのパクリです。

乃木坂の低身長メンバーを集めて「どんぐりの背比べ」というタイトルの歌を売ってもらったらどうかと思っています(ふざけてません)。

メンバーは与田祐希さん、小川彩さん、矢久保美緒さんです。ステージでは必ず誰が一番背が低いのかで揉めるという寸劇付きです。

「これから、さくちゃんがテレビに出るから私、帰る」と急に帰りだそうとする矢久保さんを与田さんが羽交い絞めにしながら、マイクを押し付けて無理やり歌わせるというのもいいかもしれません。

それから、与田さんのパフォーマンスにダメ出しして矢久保さんがダンス指導し、あーやが歌の指導をする、なんていうのもいいと思います。

ステージ上で寸劇付き、完全なコミック路線です。

まあ無責任にテキトーなことを書いていますが、形はどうであれ、とにかくメンバーの個性がきちんと出て、世間的に認知されればなんでもいいと思っています。

 

あと、長身のモデル体型のメンバーを集めてちょっと大人な路線のユニットを作って売りだしたら面白いんじゃないかなあ、とときどき考えます。

乃木坂には、梅澤キャプテンをはじめ、中村麗乃さんとか、松尾美佑さんとか、金川沙耶さんとかそのままモデルでいけそうな人が何人かいるので、ちょっとアダルトでけだるい感じを出してたら面白いのではないかと。

「乃木坂らしくない」という意見には同意します。しかし、どちらかいうと乃木坂の枠を広げたい、という思いが根底にあります。

シングルが出るたびに既視感があるというか、二番煎じ感があるので、少し変化があった方がいいだろうといらんお節介を焼いているわけです。

 

なんにせよ、今の選抜制度はコンセプト性が薄く、単に人気メンバーを集めたようにしか見えないのが、個人的に一番不満に思っているところです。

コンセプト性があれば、選抜メンバーの人選に納得感があると思うのですが、今の選抜制度は、単にミーグリの完売実績の高い順に並べたように見えます(もちろんそれだけということはないでしょうが)。

人気商売なので、人気がすべてに先立つ、という理屈はわかります。

ただ、やりようはいくらでもあるような気がしています。

たとえば、乃木坂の顔面偏差値の高さを世に知らしめるのであれば、人気順にフォーメーションを組むよりも、3期生の伊藤理々杏さん、4期生の黒見明香さん、5期生の池田瑛紗さんをフロントに並べる方が圧倒的にインパクトがあると思います。世間的に見て、あれだけ顔立ちが整っている人はそうそう見つからないはずです。

そういう売り出し方は、あまり選抜に選ばれる機会の少ない人の人気の火付け役になるかもしれませんし、世間的なインパクトも大きく、乃木坂にとってもメリットがあるような気がします。

 

部外者という立場で気楽に書いていますが、もし仮に自分が運営と話ができる立場に立ち、ばら売り作戦を進言したら、おそらく100%却下されるでしょう。売れなかったらすごく悲惨なことになりますから。

ただ、そういうネタを少しずつ小出しでもいいから、出していくのはありなのではないかと個人的には思っているところです。具体的なプランはないのですが…



さて、好き勝手なことを書いてすっきりするという目的を達成したので、これで終わりにしたいと思います。

少々、ワルノリしたきらいはありますが、伝えたいエッセンスは伝わったかなと思います。