11月9日にYouTubeで選抜発表がありました。そこで、自身の予想と照らし合わせて振り返りたいと思います。
「反省会」と題していますが、別に反省しなければならない謂れはないのでもっといい言葉を使いたかったのですが、他にいい言葉が思いつかなかったので、とりあえず反省会としておきます。
言い訳がましいですが、仕事が超多忙なので、今回もネタ集めなし、事実の裏どりなし、つまり感想レベルの話になります。
仕事が落ち着いてから記事を書くと、記事の投稿は楽勝で来年になりますが、来年になって振り返ってもあまり意味がないので、いま思いついたことを脈絡を気にせずにバラバラと書きます。
あとで、「やば、間違っている」ことに気が付いたら、何食わぬ顔して直しているかもしれませんけど。
11月7日付けで37枚目シングルの予想と題して記事を書きました。記事はこちら。
振り返る前に、一言お祝いの言葉を。林瑠奈さん(久しぶり!)、奥田いろはさん(初選抜!)、おめでとうございます。
さて本題です。
結果的に予想は大外れ、惨敗でした。
と同時に正直、衝撃を受けています。あそこまで5期生が躍進するとは想像だにしていませんでしたから。
くだんの記事ですが、そもそもちゃんと予想していない、という話もあります。候補を3パターン(4期生中心パターン、3期生卒業パターン、6期生お披露目センター)挙げて、結局絞り込んでいないわけですから、そもそも予想と言えない、とも言えます。
それに、「超テキトーな予想」と書いて、外れても「最初から当てる気なかった」という言い訳を暗にほのめかしているところも実にいやらしいですね、我ながら。そういう意味では「反省」ですね...
自己突込みはそのくらいにして、上記の3パターンのうち、話の軸にするパターンを決めたいと思います。一番、自分の中で「あり」と思っていたパターンは4期生中心パターンなので、それにします。
このパターンは、前シングルで5期生の躍進を公けにしたのだから、やはり本筋の「今の主軸は4期生」という体制を示す、という筋書きのパターンです。
しかし、いざ、蓋を開けて見ると、センターこそ4期生の遠藤さくらさんではあるものの、1列目から2列目まで(いわゆる「福神」)の11人のうち、6人が5期生です。3期生が3人、4期生が2人です。こりゃ、どう見ても偏っていますね。
本来、自分は急進的な嗜好の持ち主のようで、一年くらい前は、脱マンネリのカンフル剤として5期生を大量に選抜入りさせるべき、などと主張していました。
しかし、一向にそうなる気配がなく、やっぱり対外的にも、対内的にもバランスの取れた路線で行きたいんだろうなあ、と半ば諦めにも似た気持ちで、仕方がないこととして自分の中で収めてきました。
実際のところ、特に卒業センターのような大きなトピックがない限り、毎回、似たようなメンツの選抜メンバーになっていましたし、どこかの期が突出して多いという印象を与えない選抜体制がとられてきましたから。
36枚目でその均衡が崩れ、5期生に傾きましたが、それも一時的なもの、また揺り戻しが来て元の路線に戻るんだろうと観測していました。
ですから、今回の選抜発表を見て正直「なんじゃ、これは」と思いました。
今回の選抜は、自分がかつて思い描いていた体制に近いように思いますが、「やった!」と喝采を叫ぶどころかむしろ面食らっています。今までニコニコ笑っていた人が急に牙を剥いて暴れ始めたのを見ている感覚です。
今回も、5期生が選抜の約半分の勢力となりました。政治の世界でいうところの最大派閥ってやつですね。
これと似た現象は、29枚目シングルから32枚目シングルの間にも起きていて、その間、4期生が選抜の約半数を占めていました。5期生の本格的な選抜入りが始まった32枚目まで続き、その後、各期でなかよく人数を分け合う形になりました。
ですから、この流れを汲むのであれば、5期生も6期生の本格的な選抜入りが始まるまでの間、最大派閥としての勢力を誇るのかもしません。
ただ、4期生最大派閥時代と5期生最大派閥時代(ほんとうにこの傾向が今後も続くのかわからないので時代というのは時期尚早な気がしますが)には大きな違いがあります。
4期生最大派閥時代には3期生ががっちりとポジションを押さえていたため、福神が一つの期に偏るということはありませんでした。
前シングル、今シングルを迎えて思うのは、6期生加入を目前にして5期生を軸とした体制を急ピッチで進めているように見えます。ここまで露骨に5期生を押し出してくるのには、何か特別な事情、あるいは思惑が絡んでいるようにも思えるのですが、個人的に要ウォッチ案件ということで頭の片隅に入れておきます。
アンダーから林瑠奈さんと奥田いろはさんを選抜に迎え、選抜からアンダーに菅原咲月さんと冨里奈央さんが移りました。
X(Twitter)のTLを久しぶりに丹念に見ましたが、不満が爆発していましたね。
パワーバランスの関係で、やむを得ない人事というところなのでしょうが、推しの人たちにとってみれば、たまったものではないでしょう。気持ちはわかります。
特に菅原咲月さんについては、いろいろと活躍されていたので、「推されていたのではないか、話が違う!」という論調の発言が多かったように思います。
確かに彼女は推されていると思います。ただ、個人的には、運営が彼女を推しているベクトルの向きと、推しの方々が彼女に期待しているベクトルの向きが違っているように見えます。
かなり前の記事で、彼女が高校卒業とともに乃木坂の渉外担当(あるいは広告塔)みたいな役割で活躍してくれるといいなあ、と書いたことがありましたが、最近の動きを見ると、まさにそうなっている感じがします。だから個人的にはいい流れに乗っていると見ています。
しかし、推しの人たちが彼女に望んでいることは、選抜に入ること、そして選抜のいいポジションにつくこと、ということのようです。まあ、それは当然のことだと思います。
彼女が将来的に、推しの人たちが望むポジションにつくこともあるかもしれませんが、個人的には今はそういう時期ではないのかもしれないなあ、という気がしています。
門外漢の自分が言っている(しかも予想はことごとく外れる)ので、まったく当てにはならないのですが...
何にせよ、今回の運営の采配には疑問符が付きます。大荒れになるのがわかっているのに、なんの緩衝材も用意していなかったようですが、リスク管理とか危機管理がどうなっているのか首をかしげたくなるところです。普通の企業、というと言い過ぎかもしれませんが、少なくとも自分の感覚では弾劾物です。クリエイターまで巻き込んでしまったのは大きな失態だと思います。
さくっと終わらせるつもりが、予想外に書いてしまいました。
今回はこのくらいにしておきます。