かわや(旧よろずや)のブログ

好きな乃木坂、映画、漫画などについて語ります。

「新説・乃木坂46が宝塚システムを採用」続編

ここのところの坂道グループの動きを見ていると、従来のグループとしての仕事+個人または数人単位の外仕事のほかに、期別活動を大がかりにスケールアップしようとしているように見えます。

この期別活動のことを以前の記事で「宝塚システム」と呼びましたが、名前はなんであれ、グループとしての活動、外仕事という二本の柱に加えて、期別活動が加わった三本柱が、今後の坂道グループのスタンダードになりそうだということについて書こうと思います。

前回の記事はこちち。

yorozu831.hatenadiary.jp

期別の活動は、以前から期別ライブのような形で散発的に開催されてきましたが、ここにきて活発化しており、期別でライブを開催したり写真集を出したりと、期別の活動がもはや大きな柱になっている感があります。

この傾向は乃木坂46だけでなく、坂道グループ全体に広がり、櫻坂46の3期生、日向坂46の4期生にも同様の傾向が見て取れます。

おそらく乃木坂46の5期生は、このような期を軸とした活動がうまく回るかどうかのプロトタイプだったのではないかという気がしています。

 

今回の記事は、以前書いた映画『ジョン・ウィックに関するメモ』と同様、メモ書きのまま出します。

仕事が超多忙になってしまったこともあり、ネタを全部集め、検討、整理、清書してから出そうとすると、おそらく来年になると思いますが、今回の記事はなるべく早く出した方がいいだろうという直感に従い、大枠だけを記載し、ディテールを詰めていない状態で放出します。

 

能書きはこのくらいにして本題に入ります。

以下、書きためてきたメモです。

メモ始まり

 

坂道グループの活動の新しい軸として期別活動が目立ってきたと思う。

 

乃木坂46の5期生に見られる期別活動の内訳。

  • 期別楽曲。毎シングルに収録。センターは持ち回り制。おそらくその期のメンバー全員にセンターが割り当てられる。
  • 期別ライブ。全体のライブとは個別に開催。
  • その他、写真集、ミュージカルなど。

 

5期生がプリンシパルをやらなかったわけ。時代の雰囲気にそぐわないから?

AKB的なビジネスモデルからの脱却、ビジネスモデルの転換期、原石を磨くというコンセプトは時代遅れ、ということも考えられるが、期別活動を活発化させると、当然、その期のメンバーにかかる負担も大きくなることから、育てる時間を短縮し、早期に即戦力になり得る素材を集めたのかも。

5期生が最初から「完成されている」などという評判が立っていたが、そういう活動を念頭において募集したからそうなったのかもしれない。

 

少数精鋭体制で、各人の個性が際立つようにした。

各自が持ち歌を持つことができれば、期別コンサートで各自がセンターに立つことができ、注目を浴びることができる。

5期生楽曲がデビュー以来、毎シングルに収録されてきたが、それは特に5期生が優遇されていたから、ということではなく、各自の持ち歌を増やすため。

 

期別の活動ではメンバー間の序列を付けない。

全員が写る写真などの並び順で序列らしいものが出るが、それ以外のところでは、序列を匂わせるものは出さないようにしている。

 

期別活動の活性化に舵を切ったのは、乃木坂4期生の「新・乃木坂スター誕生」という番組と、その番組から派生したライブの成功がきっかけ(?)。

 

期別の活動のメリットは次の通り。

  • 大勢の中に埋もれることなく、メンバーに均等に活躍の機会が与えられ、各自のキャラクターが外から見えやすくなる。
  • ライブを全国ツアーのように大仕掛にせず、コンパクトにすれば、全体ライブよりもコストがおさえられ、利ざやを増やせる。それを期別に開催すれば増収が見込める。
  • 期別のスターの中からさらに選抜としてメンバーが選ばれるため、選抜の箔が上がる。

 

期別で活動すれば、それぞれのキャラが立つようになるので、不公平感がなくなるし、外からもどんな子なのか見えやすくなる。

背景としては、卒業後の進路に大きく関係しているのではないか。

媒体露出が多い選抜メンバー(中でもポジションのよいメンバー)は、キャラが見えやすく、各種メディアから声をかけてもらう機会が多いだろうが、選抜に入っていないメンバーは、乃木坂側からの強い売り込みがないとなかなか思うように仕事が取れないのではないか。

アイドルは、他の職種と比べてハンディキャップがある。俳優にしろ何にしろ、その職業を専門として場数を踏んで来た人には太刀打ちできない。

だからといって、卒業後の進路も用意してあげないと、安全牌を捨ててまでアイドルという職業を選んだメンバーの決意に報いることができないし、おそらく親御さんに顔向けできない(卒業後の進路については親からいろいろと注文を付けられていると思うので)。

個人のキャラが見えやすくすれば、外仕事を得やすくなるし、卒業後の進路がスムーズに決まるかもしれない。

 

このような期別を軸とした活動は、櫻坂3期生、日向坂4期生にも採用されている。

たとえば、加入したタイミングから連続して期別楽曲が与えられており、乃木坂46の5期生と同様にセンターが持ち回り制になっている。期別楽曲の一覧↓

http://kawaya3.starfree.jp/nogizaka/song_SAKAMICHI.php

この画面の説明は下の記事参照。

yorozu831.hatenadiary.jp

また、期単独のライブも他の(先輩の)期よりも高い頻度で開催されている。

 

おそらく乃木坂5期生は、このシステムのプロトタイプ。

このシステムに手ごたえを感じたのは、「新参者」ライブの成功ではないか。


メモ終わり



以上、メモ書きでした。

いろいろ書いていますが、要は、今までの活動のプラスアルファとして期別の活動を厚くしようとしている、ということです。

 

蛇足ですが、この記事を書くにあたって、乃木坂46に新しく加入する6期生にまで話を広げようとも考えました。

6期生がどのような活動形態になるのか、春組、夏組にわけて募集したことも含めて、いろいろと書けたらいいなとは思ったのですが、断念しました。

6期生については手持ちのネタがほとんどなく、今までろくでもないことばかり記事に書いたという反省のもとに、6期生に触れるのはやめました。

いまだに春組、夏組に分けて募集した理由が皆目見当がつかないのですが、前の記事に書いた「春組、夏組が別々に活動」というのは我ながら無理筋だろうと思っています。

6期生について強いて語るとすれば、春組の子が年末のシングルのお披露目センターとしてサプライズ抜擢があるかも・ないかも、そのくらいです。

まあ、何にしてもどんな子が入ってくるのか楽しみです。

春組、夏組にわけて募集した理由の答え合わせもできるでしょう。