今回、大事なお知らせがあります。
乃木坂関連の記事には、歌のフォーメーションを図にして表示させているのですが、これが一時的に表示されなくなります。フォーメーションの図とはこれです。
筒井あやめ
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菅原咲月
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田村真佑
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中西アルノ
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川﨑桜
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弓木奈於
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冨里奈央
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金川紗耶
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与田祐希
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五百城茉央
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久保史緒里
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梅澤美波
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一ノ瀬美空
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岩本蓮加
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遠藤さくら
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小川彩
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井上和
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池田瑛紗
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賀喜遥香
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その他、メンバーや歌などにかかっているハイパーリンクのリンク先もなくなるためエラーになります。
詳しい事情を説明します。
現在運用している乃木坂データベースを引っ越すことになりました。
いま運用しているドメインの無料レンタル期間が10月下旬に切れ、それ以降はお金を払う必要があるのですが、自分自身はお金を払う気がまったくないので、サーバーを引っ越すことにしました。
いろいろ検討した結果、引っ越し先はこちらになりました。
http://kawaya3.starfree.jp/nogizaka/index.php
永年無料のレンタルサーバーです。
まあ、お金を出してレンタルを延長してもいいのですが(出そうと思えば出せる金額です)、ブログや乃木坂データベースに手を染めるにあたって、「お金をいっさいかけないこと」というごく個人的な取り決めを自分自身との間に交わしたてまえ、意地になって「払わない」というスタンスを貫いています。
実は、それに伴い面倒くさいことが起きています。
それは何かと言いますと、引っ越し先のサーバーがSSLに対応していないことです。いや、正確に言うと、SSLに対応していないのではなく、SSL対応にするためにはお金を払わなければいけないということなのです。
先ほども申し上げたとおり、そういうことにお金を出す気はまったくないため、SSL対応にしません。
何を言っているのかというと、SSLに対応しないということは、通信内容が暗号化されないということです。
皆さん、ブラウザーを使って何らかのサイトにアクセスしていると思います。
そのとき、URLの先頭はたいてい「https://~」になっていると思います。この「https」の「s」は通信内容を暗号化しているよ、という意味です。いまどきはこれがスタンダードになっていて、たとえば、ブラウザーから、通信が暗号化されないサーバーにアクセスしようとすると、「怪しいんじゃね」的な警告メッセージが出力されます。
クレジットカードの番号やら何やらを通信することが多いため、暗号化することがスタンダードになっているようです。
何らかの手段でインターネットの通信を傍受されると、大事な情報が盗まれてしまうから暗号化しましょう、というのが礼儀になっている、ということです。
もっとも、乃木坂データベースにアクセスし、その通信内容を何らかの手段で傍受されたところで何の実害もありません。
通信している内容に、個人を特定するような情報はないですし、たかだか「白石麻衣が...」みたいなことしかやり取りしていません。
また、乃木坂データベースではCookieも使っていません。
ですから、通信している内容そのものを傍受されたところで実害はないのです。
実害はないとはいえ、通信内容が暗号化されていないとブラウザーから「怪しいんじゃね」という警告メッセージが出るため、アクセスをためらう人もいるでしょう。
そういう状態でありながら、「使ってください」と大声で皆さんに勧めるのにはためらいがあります。
それに、乃木坂データベース、実はコンテンツが充実していません。
メンバーのプロフィールがちょっと、歌に関する情報がちょっと、という具合にコンテンツがお世辞にも充実しているとは言えません。
おそらく、自分が調べもののためにアクセスしている以外は、ほとんど誰も使っていないのが実態だと思います。
シングルの発売日、売上枚数などの調べ物は、このデータベースで調べて記事に書いています。それから、記事に載せているグラフも、データベースのデータを加工してグラフ化しています。だから、自分としては何かと重宝するデータベースではあるのです。
そうは言っても、(きちんとログを確認したわけではないのですが)コンテンツが充実していないので、ほとんど自分以外の人がアクセスすることはないでしょう。
ですから、このデータベースがどうなろうと、たいていの人には何の影響もないわけです。
ところがどっこい、実は部分的に困ったことがおきます。
それは、ブログの記事の中で、乃木坂データベースと連携している箇所があり、そこで不具合が発生します。
まず、記事の中のメンバーや歌などには、ハイパーリンクがかかっています。そして、そのリンクをクリックすると、乃木坂データベースの所定のページが開くようになっています。つまり、メンバーのリンクであれば、そのリンクをクリックすると、そのメンバーに関する説明が記載されているページが開くということですね。
リンク先を引っ越し先のサーバーに変えてもいいのですが、そうすると、例によって「危ないところにアクセスしようとしているよ」という警告メッセージが表示されるため、あまり調子よくないですね。
そこで、リンク先を置き換えることはせずに、リンクは廃止する方向にします。リンクがなくなったところで、さほどインパクトがないと思っています。
リンクの廃止が間に合わない可能性が高いので、クリックしても「リンク先がないよ」となります。格好悪いと言えばそうなのですが、しばらくそういう状態が続くと思います。
もう一つ、ハイパーリンクとは別に、データベースの内容を引っ張ってきて記事の中で表示させているものがあります。
それは、歌のフォーメーションです。この記事の冒頭でもサンプルをお見せしましたが、それです。
この問題は、さきほどのハイパーリンクとは問題の質が根本的に異なります。直接的にコンテンツの一部になっちゃっているので、これが見えなくなっちゃうのは困るわけです。
少しテクニカルな話になりますが、具体的にはHTMLのiframeタグを使って、サーバーからデータを引っ張ってきています。iframeタグに「36枚目シングルの表題曲のフォーメーションちょうだい」というようなリクエストをパラメーターとして定義して引っ張ってきています。
このまま、いま運用しているサーバーのレンタル期限が終了し、何もしなかった場合は、そこのデータが歯抜けになります。これはまずいですね。
それじゃ、引っ越し先のサーバーにリンク先を変えればいいじゃんということになりますが、そうすると、例の「危ないところにアクセスしようとしてますぜ」的な警告メッセージが表示されてしまいます。
自分は、はてなブログに記事を投稿していますが、はてなブログのURLは「https://~」で始まります。つまり、通信内容が暗号化されているということですね。
そういう記事から「http://~」で始まる、暗号化されていない場所にアクセスしようとすると、「あやしいところにアクセスしようとしている」とブラウザーは認識するわけです。
さっきも書いたように、実害はないのですが、記事にアクセスするたびに「あやしいところにアクセスしているんじゃね」的なメッセージが出るとすると、記事自体が怪しいと思われてしまいます。これはまずいですね。
一応、記事は「清く、正しく、美しく」をモットーに書いているため、記事の内容は健全そのものと自負しています。ですので、そのようなメッセージは、自分にとっては迷惑以外の何物でもありません。しかし、仕組み上、そうなってしまっている以上、放置するわけにはいきません。
ということで、フォーメーションの部分については、サーバーから引っ張ってくるのを止めて、直接、記述する方法に変えようとしています。その手順はすでに実験していて、さほど工数をかけずに、ほぼ簡単な置換処理で変えられるところまでは来ています。
しかし、10月下旬まで仕事がひっ迫し、休日返上で働きづくめになることが決定しており、いくら手順を簡略化したとはいえ、それなりに記事数があるため、ぜんぶ置き換えるにはおそらくそれなりの日数がかかりそうなのですが、しかし、そんな時間は持てないことが今の時点ではっきりしています。
つまり、10月下旬からフォーメーションのデータが記事に表示されなくなる公算が非常に高い、現状ではそう言わざるを得ない状態です。
というわけでフォーメーションのところが一時的に歯抜けになってしまいますが、鋭意、置き換え中ということで大目に見てやってください、ということです。
以上、乃木坂関連の記事に関する大事なお知らせでした。