かわや(旧よろずや)のブログ

好きな乃木坂、映画、漫画などについて語ります。

36枚目シングル売上補足の補足、6期生募集の補足

今回の記事は、前の記事2本の補足です。

まず、36枚目シングルの売上に関する補足をさらに補足する内容、それと前の記事で書いた6期生募集に関する補足です。

なお、今回の記事は後のほうで細かいグラフが出てきます。できるだけPC、それも大きめの液晶モニターで記事を読むことをお勧めします。


36枚目シングル売上の補足の補足

 

前の記事で36枚目シングル『チートデイ』の売上について書きました。前の記事はこちら。

yorozu831.hatenadiary.jp

この記事で、オリコンの初日売上と初週売上のデータをグラフ化して、36枚目で息を吹き返そうとしていたのに、思うほど売れ行きが伸びず、やや雲行きがあやしいと書きました。

とはいえ、元ネタがオリコンだけでは偏っている気がするので、今回はビルボードが出している売上もグラフに反映させました。

今回、グラフに反映させているのはビルボードの初週売上です。初日売上もデータとして取っているのですが、ところどころ歯抜けになっていて、それを埋める時間もなさそうなので、初週売上を出すことにしました。

 

 

横軸がシングル、縦軸が売上枚数です。

上のグラフを見ると、ビルボードもオリコンと似たような傾向であることがわかります。枚数には差がありますが、増減傾向はよく似ています。

 

もう少し深掘りしたいのですが、実は、そもそもオリコンとビルボードの枚数カウントのからくりがよくわかっていません。

ビルボードには単なるCD枚数だけでなく、ネットのダウンロード数も入っているとかいう解説もどこかで読んだのですが、それって本当ですか、と突っ込みを入れたくなります。

枚数の話をしているわけですから。ダウンロードとか、媒体としてまったく形態が違うのにどうやって「枚数」として単位をそろえているのか謎です。

 

いまわかっている範囲で言うと、ビルボードは売れた枚数をまんま積み上げているが、オリコンは「抱き合わせ販売しているCD」の枚数を減らしてカウントしている、ということらしいです。だから、ビルボードのほうが枚数が多く出るのだということになります。

 

いや、この理解も本当に合っているかあやしいのですが。

分かってから記事を書け、というツッコミは当然あるでしょうが、それやっていると記事の公開が楽勝で来年になっちゃいそうなので、中途半端な形でリリースしちゃいました。

 

こういう系統の記事を書くときは、毎回、出しているデータは断片的なデータだから参考程度にしかならないと注意喚起しています。実は、それについてもちょっとした葛藤があります。結局は、書き手側の良識と読み手側の良識を信じるしかないな、という答えに落ち着きます。

 

CD売上枚数は一つの指標に過ぎず、そのほかにネットのダウンロード数とか、他の媒体からの売上も加味した方が精度が上がります。

自分が出しているデータが断片的なもの、ということについては折に触れて注意喚起していますが、それでもそれを公開してしまうと、もはや自分の手を離れて、それが勝手に独り歩きしてしまうリスクがあります。

たとえば、乃木坂落ち目とか、オワコンみたいな解釈をする人が出てこないとも限りません。

もし、CD売上枚数が、全体の売上の大きな割合を占めるのであれば、売上枚数が低下していることに有意な傾向を表わしていると言えるのですが、それがはっきりしていない段階であれこれ言うのはおかしいな、ということです。

 

反面、そんな責任、趣味でブログやっている人が背負う必要ないだろうというのも当然の考え方です。

こういう記事を書くのが本業であれば、当然、その内容にも責任が生じます。

本気で書くとしたら、いろいろなツテをたどって乃木坂関係者にアプローチするでしょう。そうでもしないと納得できる記事は書けませんから。

もちろん本業を投げ打ってそんなことをしたら、家族が路頭に迷うことになるのでしませんけど。

趣味のライターができることといえば、いかに少ない情報から多くを読み取るか、この一点に尽きるように思います。

 

とはいえ、根拠も薄いのに断定的な記事を書くのもどうかと思います。

要するに、この辺は書き手側の良識が求められるということでしょう。

そして、その前提で「いまの情報で書けることはこのくらいだから」と良識的なコメントをつけて読み手の良識に訴えるしかないってことなんでしょう。

それ以上のことはやりようがないような気がしますですね。

 

なんかすごく脱線した上にすごく当たり前なことを書いてしまった気がする…

まあ、いいです。

 

ついでなので、人気の指標として出している個別握手会/ミーグリの完売データについても書きます。

これも、前に書いた記事とめちゃめちゃかぶる内容です。

 

ぶっちゃけると、使いやすいから使っているだけ、それが実態です。

データとして取りやすいし、加工もしやすいから使い勝手がいいのですが、しかし、所詮は人気のバロメーターを計る1つの指標に過ぎません。

 

しかも、わかるのは完売したかどうかだけです。捌けた数を正確に把握できるわけではないから、実態をどのくらい反映しているのかグレイな部分が強いです。その辺については、下の記事で細かく書いています。

yorozu831.hatenadiary.jp

完売に関するデータは、ついつい、使い勝手がよいものですから、これでメンバーの序列を付けるみたいな目的でも使いやすいですね。

実際、そういう目的で使っている人もいるでしょう。

自分はそもそも序列にまったく興味がないので、完売スコアが上がろうと下がろうとほとんど気にかけないのですが、それも、乃木坂に推しの子がいなくなったからかもしれません。

さすがに推しの子のスコアが下がったら心配するとは思います。

実は4期生の早川聖来さんが推しだったのですが、彼女が去年卒業してから、乃木坂に推しの子がいません。なんとなく乃木坂全体を箱推ししている感じです。

記事で5期生を取り上げることが多いから、5期生箱推しと見られるかもしれませんが、実態はそうでもないです。

推すとしたら、乃木坂ではなく圧倒的に櫻坂46の子を推すでしょう。別に乃木坂の子たちに魅力がないわけではなく、単に自分にとって魅力的に見える子が櫻坂46に多い、ということだけの話です。

5期生を取り上げることが多いのは、自分が乃木坂にはまったのが5期生加入と重なったため、乃木坂の中で唯一最初からリアルタイムで見ている期だからです。これって大きいです。

早川聖来さんが卒業するとき、記事にしようと思ってパソコンの前に座ったのですが、指がピタリと止まって何も書けなかったということがありました。

いろいろな場面が思い浮かびはするものの、それが一つのストーリーとして一向にまとまらず、指が1mmも動きませんでした。自分でも意外ですし、ショックなできごとでした。

そこでわかったことは、リアルタイムでその場その場の空気感を共有しているかどうかが、メンバーを理解するうえでものすごく大きな要因になるということです。

点と点が結ばれて線になっている感じです。5期生メンバーにはそういう線があって、なんとなく自分の中で一つのストーリーになっています。

ところが、早川聖来さんにしろ、4期生以前の期は点は存在するが、それが線で結ばれていない感じがします。

いくら動画で追っかけても限度があるみたいです。それは、堀未央奈さんをテーマに記事を書いたときも感じていました。「薄っぺらい内容だな」と。

 

そんな感じですから、おそらく6期生が入ってきたら、6期生のことばかり書くような気がします。

 

話が右往左往している感じがしているので、ここらでまとめますと、ビルボードの売上枚数もグラフに入れたよーん、という話でした。


6期生の募集について

 

前に6期生を2回に分けて募集したのは、「宝塚システム」を採用しているからではないか、という記事を書きました。

 

https://yorozu831.hatenadiary.jp/entry/2024/08/09/143301

 

いや、そんな狙いはなくて、メンバー数が過去最低の数になったから、元の数に戻したいだけなんだよ、という突っ込みがあると思うので、そうなのかどうか軽く検討したいと思います。

 

参考までに、乃木坂46の立ち上がりから現在までのメンバー数の推移を出したいと思います。

 

 

メンバーが正式に加入した、と位置付けられるタイミングがどこなのかはっきりしていないのですが、とりあえず合格発表のタイミングで加入したとしてカウントしています。

 

上のグラフは、月別のメンバーの人数の推移を表しています。

横軸に、乃木坂が活動を開始してから、今年の8月時点までを月別にとっています。10数年のデータですから、やたら細かくなっています。

縦軸にメンバーの人数を取っています。

期別の人数と、それから合計の人数を折れ線で示しています。

ところどころに赤い太線が並んでいますが、これは、メンバーの募集期間です。

 

ちなみに、このグラフを見ると、1期生と2期生は加入早々、卒業するメンバーがいるのに、3期生以降はある程度の期間、卒業はなく、安定しているように見えます。

 

本題に戻ります。

現在の在籍メンバーの数が32人と過去最低のメンバー数です。最大だったときは、4期生加入時の51人です。

これを見ると、メンバーの人数を増やすために、6期生募集を2回に分けた、という見方もできます。

確かにそういう側面もありそうなのですが、ではなぜ2回に分けたのでしょうか。

いっぺんに人を増やしたくないのかもしれません。

実際、4期生は16人が合格していますが、加入時期が2回に分かれ、最初に11人、遅れて5人が加入しています。いっぺんに人を入れるとメンバーの数が56人になるので増え過ぎるのを回避したという公算は高いと思います。

でも、それが6期生を2回に分けて募集したというこには直結しませんね。募集を1回にして、加入時期を分ければいい話ですから。

前の記事で書いていますが、連続して募集するという行為は乃木坂運営サイドにとって結構、負担の大きい作業になるはずです。万難を排してまで数合わせに走るか、という疑問が残ります。

 

今度は別の見方をしてみたいと思います。

どういう見方かと言うと、過去にはある程度、数合わせを意識していてメンバーを増員した節がうかがえますが、こと5期生から質を重視し、数合わせは気にしない路線に転じたように見えます。

6期生もこの傾向を引き継ぐとすれば、2回に分けて募集してるけれども、人数を46人(あるいはそれに近い人数)にしようとしているわけではないのではないかということです(そういう目的があったとしても二次的な目的)。

 

最初の方のグラフの増減を見ていると、数合わせを意識しているように見えます。それが特に顕著に出ているのが2期生です。

まだ乃木坂が立ち上がったばかりで、早々に2期生募集をかけています。実際、2期生加入時にメンバーの人数は47人になっています。この傾向は続き、3期生加入時には48人、4期生加入時に51人(最高値)、5期生加入時には47人(ただしすぐに人数は急降下)となっており、だいたい46人くらいに合わせてくるので、数合わせをしているように見えます。

しかし、グラフの増減の様子を見ると、また別の見方もできます。

4期生加入を受けて、メンバー数はピークを迎えますが、その後、新4期生、5期生加入を受けてやや持ち直すものの、全体的に緩やかな減少傾向を描いている様子が見て取れます。

これもいろいろな見方ができるのですが、個人的にはコロナの影響かもしれないなあと思っています。

1期生、2期生がどんどん減っていくのはわかっているので、人数減少に歯止めをかけるのであれば、タイミング的に2020年が5期生応募のタイミングだったように思います。

それがコロナの影響で後ろにズレたわけです。

でも、仮にコロナで募集時期が後ろにズレたとしても、数合わせをしたいのだったら、やりようはいくらでもあるような気がします。

一番わかりやすいのが5期生をもっと多く採用するという選択肢です。

5期生の倍率が約8,000倍と過去最高の倍率を記録しました。フルイにかけてかけてかけまくった感じがします。

もう少し緩くすれば、数合わせはできたはずです。

 

まとめると、4期生までは人材としてフルイにかけつつ、同時にある程度メンバーの数を意識していたが、5期生は数はあまり意識せずに絞りきった、ということかもしれない、ということです。

 

ということを前提にすると、6期生募集を春、夏に分けたことは、数合わせのため、ではないという可能性が出てきます。

 

おそらく6期生の審査も、5期生と同じ路線を継承するはずです。

ビジュアル+αの高いスペックを要求するでしょうから、6期生も絞りに絞った、という感じの少数精鋭になるような気がします。

あまり採用人数が少ないと、前に唱えた「宝塚システム採用説」は成り立たなくなるのですが、まあ、この際、それは伏しておきましょう。

 

こうして見ていくと、6期生募集が2回に分けられている理由が単なる数合わせではないかもね、という見方もできます。

しかし、本質的な問題、そもそもなぜ2回に分けられたのかは、いまだもって謎です。

謎すぎて、想像を膨らませばいろんなものが出てきます。

自分のように宝塚システム採用なる怪しげな説を唱える者も出てくるわけですが、想像をいくら膨らませても、妄想になるばかりで、大したことは出てきそうもありません。

 

いまの乃木坂が表に見せている姿は、先頭に遠藤さくらさんと賀喜遥香さんが立ち、それに5期生が続く形になっていて、3期生は表に立つよりも一歩後ろに下がってお目付け役みたいな立ち位置になっています。今後、6期生が入ってきたときに、どのような変化が生まれるのか楽しみに待ちましょうというところでしょう。

6期生春組は最終審査が5月に思っているようですから、研修期間中、もしくは研修期間は終わっているかもしれません。早ければ、今年の年末くらいには媒体露出するかもしれません。

今のところ、答え合わせはそれまで待つしかなさそうです。

個人的には6期生が脱マンネリの切り札になってくれれば、最高の喜びです。